医師日記

「美」にまつわる独り言です
水沼雅斉(みずぬま まさなり)

美しきガイア 29

2008年09月20日 12時04分03秒 | Weblog
 「ガイア理論」=地球を超有機的生命体とする仮説、転じて、ガイアとは生きている地球、のような意味合いをも持ちます。

 そもそもガイアとは、ギリシャ神話に出てくる、地球をつかさどる女神の名前で、そのガイア仮説にも「脳のからくり」の竹内氏はおおむね賛同する立場のようです。

 ガイアは「地母神」といわれ、「天空神」ウラノスの奥さんで、ゼウスやポセイドンのおばあさんにあたるようです。

 「ガイアの夜明け」というオトナのための番組もありますでしょ、確か?

 最近優秀な、テレビ東京ね。

 ガイア説なんかは、日本人は飛びつきやすいと思われますけど・・・。

 しかしガイア説を唱えるラヴロックは、さぞや環境派と思いきや、温暖化を現実のものとして危惧するあまり、原子力推進派なのだそうです。

 しかし、原発も実は曲者で、原発にしたからといって、直接の二酸化炭素排出は少ないとしても、研究費から精製、廃棄までのコストを考えると、間接的な排出量に疑問の声もあるのも事実。

 もっといえば話はそれますが、丸山茂徳(東京工業大学大学院教授)は、地球が「寒冷化」に向かうとし、「二酸化炭素=温暖化原因論」はウソだと唱え、IPCCの温暖化シミュレーションを信じるなとしております。

 地球の気温に与える要素は、太陽の活動度 、地球磁場 、火山の噴火 、ミランコビッチサイクル(他惑星の重力による公転軌道のブレ、地球の地軸の傾きの変化等)、温室効果ガスとなっており、温室効果ガス以外はすべて、寒冷化に向かって働くのだそうです。

 また太陽電池も生成の過程で、石油を使うので、温暖化対策には疑問だそうなり。。。。

 マスコミも政府も、二酸化炭素=温暖化を信じて疑わないので、僕たち国民もそう信じておりますが、事実は必ずしもそうではないのかもしれませんぞ。

 丸山教授の説がウソなのか、温暖化・二酸化炭素犯人説がまっかなウソなのか・・・。

 なら、京都議定書も・・・。

 僕たちはいったい何を信じればいいのぉ~???





 おっと・・・・その「ガイア」理論にまっこうから対立するのは、2004年にプロスペクト誌が行った「イギリスの知識人100人」で首位に選ばれたクリントン・リチャード・ドーキンス氏です。

 よその国の知の巨人は、どうもすばらしく思えてしまう、自虐観・・・