医師日記

「美」にまつわる独り言です
水沼雅斉(みずぬま まさなり)

山菜の美食 3

2008年07月29日 11時41分05秒 | Weblog
 朝、日の出とともに起き、自然の恵みを享受して眠る・・・アグリ、かっこい~ぜ!って思うんですが。

 そういう雰囲気、欲しいですよね、全国民的に、特に若者に・・日本の食糧需給率を高めるためにも。





 で、一番うまいのはやはり“王様”の「たらの芽」でございましょうか。

http://www.sansaikinoko.com/taranome.htm


 う~ん、この独特の苦味・・

 たらの芽は、「春の山菜に含まれるアルカノイドという苦味の成分が、冬の間眠っていた私達の身体を内側から刺激して起こします。」というらしいので、うまくて当然だと、他のHPに載っておりました。

 ほんとかどうかは分かりません・・・。

 お世話になる知人から、たらの芽は3回取ると、その木が枯れると教えていただきましたが・・・

 なぜ3回なのだろうか、なぜなんだ~  

 と疑問に思い調べてみたところ、どうもたらの芽には、頂芽(ちょうが)・脇芽・胴芽と3種類ありまして・・・

 通常、頂芽を採っていただくのですが・・・

 脇芽・胴芽は、頂芽にトラブルが生じた時の予備の芽なんだそうです。

 驚くべき、自然の知恵。

 したがいまして、予備の芽まで採られたら木は枯れてしまいます、ということでした。

 何事も乱獲はいけませんね。

 節度を持って、大人のマナーを守って、食してもおいしくないのですから、『脇芽・胴芽は採らないように』しましょうね。

 やっぱ名人・先達からの伝承や知識ってやつぁ、「あらまほしき」ですな・・・。