医師日記

「美」にまつわる独り言です
水沼雅斉(みずぬま まさなり)

続・美しき夏雲 3

2008年07月04日 08時30分19秒 | Weblog
 これも産経新聞の記事からですが、また、経済産業省は、

『戸建て住宅に設置されている太陽光発電の電力を、グリーン電力として企業に販売するモデル事業を年内に始めることを決めた。

 グリーン電力の利用企業によるランキング公表も始まる予定で、グリーン電力の利用が一段と進みそうだ。14日の総合資源エネルギー調査会に示す報告書案に盛り込まれる。

 グリーン電力の販売が進めば、1戸当たり年間約1万円の利益を生み出す見込みだ。

 自然エネルギーを使って発電した電力にはグリーン電力証書が発行される。証書は1キロワット時当たり5~10円程度で販売されており、イメージ向上を目指す企業が購入してきた。

 しかし、証書が発行されるケースはほとんど、市民団体や企業が発電したものに限られ、発電量の小さい各戸の太陽光発電では証書が発行されなかった。

 モデル事業は、三洋電機グループの三洋ホームズが中心になって行うことが決まっている。

 同社は顧客である各戸から発電量などのデータを取得し、専門の会社がグリーン電力証書を発行する。来年以降、太陽光発電メーカーなども参入するとみられる。

 太陽光発電は1戸あたり年間3500キロワット時発電されている。

 深夜帯などに電力会社に売っている電力分は証書の対象にならないため、自家消費分の1400~1750キロワット時が証書の対象になる。

 発行された証書はメーカーが購入し、代金の一部が各戸の収入になるため、証書売却によって各戸に入る収益は年1万円程度になる見込みだ。

 また、グリーン電力の購入に積極的なソニーの中鉢良治社長が会長となって「グリーン・エネルギー・パートナーシップ」(仮称)が設立される。

 グリーン電力の購入量や使用電力に占める比率など、参加企業のランキングを公表し、グリーン電力の利用を促す。

 このほか、報告書には、利用拡大を支援する方策として、グリーン電力の購入費を課税対象外の損金とみなす方針なども盛り込まれる。』

 


 政府の取り組みが遅すぎ、甘すぎやしまいか??

 日本のCO2排出削減目標は達成するどころか、逆に増えているとも聞きます・・・。

 軽く達成されるものかと思ってました、って国民が、僕含め多いんじゃないでしょうか?

 ソーラーパネルはこれから新築される全物件に、取り付けが法律で義務付けられてはいけないのでしょうか?

 また、ソーラーパネルを全壁面に埋め込んだ大胆なピルなどが、どうしてできないのでしょうか?

 また、石油に頼らない国、を目指し、それなら原子力発電を増設するのか、それともドイツ型で行くのか?国民に是非を問い、国民は議論を深め、決定し、国民が責任を持たねばらならいんじゃないかな??

 国内で国民レベルでもいろいろなイベントが行われておりますが、電気をこまめに消そうと思います、節水に心がけます・・それはそれで大切なことでしょうが、そんなレベルでいいのでしょうか?

 以前にメルケル首相のもと、ドイツの取り組みはここから書いたので、重複しますから述べませんが・・・

 http://blog.goo.ne.jp/ag-clinic/d/20080326

 プリウスがカッコよくさえなれば、爆発的に世界中で売れて、売れれば大量生産され、価格がもっと抑えられ・・・

 みんな乗るって・・・どうしてトヨタのお偉いさんは気付かないのかな・・・?

 なら僕を参画させてくれ!

 また、「石油に頼らない国造り」、これはどうしてうたえないのかな・・・





 国民にはほとんど知られない「福田ビジョン」、今回サミットの議長国として、いかに中国・アメリカ・インドを説得して、環境問題に具体的数値を盛り込めるのか、また中国・ロシアを説得して拉致問題を取り上げられるのか、本当のリーダーシップに注目です。

 アフリカにはレアメタルや石油などの資源があるから・・・このところ貧困が取り上げられますが、白人社会の責任を問うべきだし、アジアには資源がないせいか、アジアの貧困を意図的に忘れていやしませんかね・・・。