赤いシアニジン型アントシアニンが青色になるのは、アントシアニンと金属が錯体を作るためだからだそうです。
赤いバラと同じ色素を持つヤグルマギクは、たった4個の金属イオンと(ほとんど無色の)フラボンのおかげで、こんなにきれいな青色を出すのだそうです。
錯体を作るとなぜ赤が青くなるんだ、なんて難しい質問はしないでください。
ただこのことは日本人が発見したそうです。
っていうと、ここで思い出すのが「青いバラ」です。
英語でBlue Roseと言うことばは、「不可能」なものや「実在しない」ものを意味するぐらい、青いバラを作るのは難しいことでした。
つまりバラには青を作るデルフィニジンの遺伝子(フラボノイド3',5'水酸化酵素遺伝子)がないらしく、青いバラは園芸家の長年の夢と同時に、難攻不落だったわけです。
花の神フローラが、ニンフの生まれ変わりである美しいバラの花弁に色を与えるとき、死を暗示する不吉な色だからと青色だけは与えなかったから、とギリシャ神話は伝えます。
青は死を連想するのか・・・?
ご遺体のお顔が青白いからでしょうか?
確かにヨーロッパでは、青は寂しく不吉だから、あるいは蛮族(的の威嚇のために肌に塗った)の色として、昔はあまり好まれなかったようです。
しかし聖母マリア信仰が発達してからは、青はマリア様の高貴な色とされたのは以前にお書きした通り、王室でも好まれるようになりました。
僕は青というと、海、空、地球・・・瑠璃色、ラピスラズリ=この世の中でもっとも美しい色のひとつと連想します。
そして、今回これを言いたかったのですが、2004年に日本のサントリーが、デルフィニジン型アントシアニンを作る遺伝子を、パンジーから組み込んだ「青いバラ」を作り、話題になりましたでしょ?
http://www.suntory.co.jp/news/2004/8826.html
赤いバラと同じ色素を持つヤグルマギクは、たった4個の金属イオンと(ほとんど無色の)フラボンのおかげで、こんなにきれいな青色を出すのだそうです。
錯体を作るとなぜ赤が青くなるんだ、なんて難しい質問はしないでください。
ただこのことは日本人が発見したそうです。
っていうと、ここで思い出すのが「青いバラ」です。
英語でBlue Roseと言うことばは、「不可能」なものや「実在しない」ものを意味するぐらい、青いバラを作るのは難しいことでした。
つまりバラには青を作るデルフィニジンの遺伝子(フラボノイド3',5'水酸化酵素遺伝子)がないらしく、青いバラは園芸家の長年の夢と同時に、難攻不落だったわけです。
花の神フローラが、ニンフの生まれ変わりである美しいバラの花弁に色を与えるとき、死を暗示する不吉な色だからと青色だけは与えなかったから、とギリシャ神話は伝えます。
青は死を連想するのか・・・?
ご遺体のお顔が青白いからでしょうか?
確かにヨーロッパでは、青は寂しく不吉だから、あるいは蛮族(的の威嚇のために肌に塗った)の色として、昔はあまり好まれなかったようです。
しかし聖母マリア信仰が発達してからは、青はマリア様の高貴な色とされたのは以前にお書きした通り、王室でも好まれるようになりました。
僕は青というと、海、空、地球・・・瑠璃色、ラピスラズリ=この世の中でもっとも美しい色のひとつと連想します。
そして、今回これを言いたかったのですが、2004年に日本のサントリーが、デルフィニジン型アントシアニンを作る遺伝子を、パンジーから組み込んだ「青いバラ」を作り、話題になりましたでしょ?
http://www.suntory.co.jp/news/2004/8826.html