【バイデン氏】:米大統領選の撤退判断説明へ 任期全う、死に体化反論 国民向け演説
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【バイデン氏】:米大統領選の撤退判断説明へ 任期全う、死に体化反論 国民向け演説
米大統領選での再選を断念したバイデン大統領(81)は24日、ホワイトハウスの大統領執務室から国民向けに演説する。選挙戦から撤退した判断を説明。来年1月の任期まで大統領として全力を尽くすと訴え、レームダック(死に体)化を懸念する声に反論する。
バイデン米大統領(ロイター=共同)
中国の台頭や北朝鮮の核・ミサイル開発、ロシアによるウクライナ侵攻、パレスチナ自治区ガザ情勢など対応すべき課題が山積する中、米国の指導力低下は世界に混乱をもたらしかねない。バイデン氏は死に体化の影響を最小限に抑える必要がある。
再選を狙った現職大統領の撤退は、ベトナム反戦運動に直面した1968年のジョンソン大統領以来56年ぶり。歴史的な決断をしたバイデン氏は、ハリス副大統領(59)を民主党の大統領候補に推薦。ハリス氏に支持と献金が集まり、11月5日の本選で返り咲きを目指す共和党のトランプ前大統領(78)と対決する新たな構図が固まった。
トランプ氏はバイデン氏を「米国史上最悪の大統領」と批判。共和党側は「立候補にふさわしくないなら、大統領の職務も果たせない」(ジョンソン下院議長)として、辞任を求めている。
バイデン氏は6月27日の大統領候補討論会で振るわず、高齢による心身の衰えへの懸念が拡大。民主党内で撤退圧力が高まり、今月21日に再選断念を表明していた。(共同)
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・外交・米国・米大統領選での再選を断念したバイデン大統領(81)】 2024年07月25日 05:37:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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