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本棚の埃2 鉄腕アトム

2008年01月11日 | 本棚の埃
鉄腕アトム大事典【沖 光正 晶文社】です。1996年の発行ですから、初版が出てから12年。初版はすごい落丁乱丁があって、交換してもらったかな?
アトムは手塚治虫の代表作で日本最初の連続テレビアニメの称号に輝いています。もちろんわたしもカッパコミックスで科白が頭に入るくらい狂読したクチです。その原作に登場するキャラクターや事件を網羅した、一種の奇書でしょうね。熱心なファンやマニア以外にはなんの役にも立たない、といったら著者には失礼にあたるかもしれませんが。



ところで講談社全集「メトロポリス」のあとがきで、

「映画メトロポリス【フリッツ・ラング監督によって1926年製作、1927年に公開】はキネ旬に載っていたスチール写真1枚しか観たことがない。筋が似ている、設定が似ているのは偶然云々」

とありますが、それはどうなんでしょうか、 こんなに似ているのに? 支配階級対労働者階級【人間対ロボット】、ロボット・マリア=人造人間・ミッチィが反乱を煽動することなど。
たしかに映画は観ていないかもしれませんが、粗筋や翻訳された原作【1928年 改造社刊 写真は創元推理文庫版1988年刊】は読んでいてもおかしくないと思います。

この手塚「メトロポリス」の主人公ミッチィが、のちの鉄腕アトムの原型となったことは講談社全集「メトロポリス」のあとがきにもはっきり書かれています。
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2 コメント

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報告 (昔、吊天井)
2008-01-21 12:33:37
お疲れさまです。早速コメントを入れさせていただきます。え~あれから秋川雅史(千の風)似の男と石橋蓮司瓜二つ男と3人で約束の場所へ行って来ました。なかなかいい経験をみんな積んだようです。秋川雅史氏は自分以外の人が楽しそうでよかったと感想をいっておりましたが、こっちからチラチラ垣間見た印象はなかなかどうしてうまくやっているんじゃないのって感じ。でも石橋蓮司氏はさらに上をいき、二人の世界を構築してました。名刺もいっぱいもらっていたし。それだけでなく、仰天ニュースですが、なんと2軒ハシゴしてしまいました。よっぽど楽しかったのでしょう。きっと元気なったみんなは地元へ帰り、いろんな事に精力的に取り組むのではないでしょうか。効能ありの夜でした。
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lost virgin (今、どんでん返し)
2008-01-21 22:31:48
こんばんは。
なかなかの釣果のようですね。

偽・秋川雅史氏と昔・吊天井氏が互いの言動をチェックしながら、自分たちの会話を構築する様がなんだか目にうかぶようです。

偽・秋川雅史氏はやっぱり、オチのある話を繰り出していたのでしょうか。必ず最後に「チャン、チャン」とか言ってたのか?

それにたいして偽・石橋蓮司氏のささくれだったハートが癒されるような世界構築は、今後の展開にどう影響するのか。毎週約束の場所へ通うなんてことになちゃうんだろうか。自重してね。

精を使い果たすのでなく、明日の活力を充填する場所だったとは。目からウロコです。
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