[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様…日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]
【金子勝の「天下の逆襲」/改憲遠のき…東京五輪レガシー執着で直面する経済危機】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258881)。
《ようやく安倍政権の終わりが始まる。参院選で自公与党と日本維新の会を合わせた改憲勢力が3分の2を割ったからだ》。
《改憲勢力が3分の2を割った》…はずだったのに。「野党議員が「協力」しない限り」…のはずだったのに。国民の森ゆう子さん、玉木雄一郎氏の暴走を止めてほしい。
『●2019年7月参院選、またしても今回も「眠り猫」だった皆さん…
〝上手く行った〟メディアコントロール』
『●次の国政選挙に向けて、先ずは脱メディアコントロール…
2019年7月参院選「あとの祭り」を繰り返さぬために』
《――低投票率が懸念されています。
ハッキリ言って、みんな政治どころじゃないんですよ。「立憲主義に
基づいた政治を行う」っていくら訴えても、多くの人はそれどころじゃない。
生活が本当に苦しくて、目の前のことで精いっぱいという声を
たくさん聞いてきました》
『●2019年7月参院選、「あとの祭り」…消費増税10%へとなれば、
市民の生活は破壊され、同時に、監視社会へ』
『●《安倍首相は改選過半数を理由に改憲議論を…野党に提起》
…やはり、自公お維に投票してはイケなかった』
「「与党自公及び癒着党お維の議員をあわせても、参院では、2/3を
下回り、壊憲の発議は、野党議員が「協力」しない限り出来なくなった
ことは、良かった」…と思っていたら、キト(国民民主党)玉木雄一郎代表が
「生まれ変わった」、アベ様と壊憲の「議論」したい発言と…暴走。あ~ぁ。
山本太郎さんはやはり賢明だった。
尊敬する森ゆうこ(森ゆう子、森裕子)さん、何とかしてほしい」
『●自民党《2割に満たない支持で5割を超える議席を獲得》…
「2/4」の眠り猫な皆さんの1/4でも投票に…』
『●《むしろ「自民、単独過半数割れ
安倍一強に赤信号」でしょーよ。》と報じられない…ズルズル消費増税か?』
《読売新聞はさっそく、安倍首相が、改憲派が存在すると言われる国民民主党に向けて、一緒に「憲法議論をしようではないか」と呼びかけと報じたし、これに呼応するような声も、国民民主党内から漏れ始めている》。お維とご一緒に、なんていう話まで出てくる始末。正気の沙汰ではない。
キト残党(国民民主党)玉木雄一郎代表、日刊ゲンダイのコラム【適菜収 それでもバカとは戦え】に関する以下の二つのブログをどうぞ。
『●《○○しかいない》お維の《言論の自由…憲法に反する発言を
言論府が放置することこそ自らの首を絞める行為》』
『●《「憲法の議論をする政党か否か」が参院選の争点》…
アベ様の「壊憲」=「■■■食え」 ⇒ 《「嫌だ」でOK》』
《やりたい放題の「独裁政治」》は止まず…。自公お維新やキトに投票してはイケなかったのだ…、
次回こそ、教訓を活かし、次の選挙に向けて一歩づつ。
==================================================================================
【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/258881】
金子勝 慶応義塾大学経済学部教授
1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。東京大学大学院 博士課程単位取得修了。 法政大学経済学部教授を経て。2000年10月より現職。TBS「サンデーモーニング」、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。『資本主義の克服 「共有論」で社会を変える』集英社新書(2015年3月)など著書多数。新聞、雑誌にも多数寄稿している。
金子勝の「天下の逆襲」
改憲遠のき…東京五輪レガシー執着で直面する経済危機
2019/07/24 06:00
(やりたい放題の「独裁政治」を打破する大きな一歩/(C)日刊ゲンダイ)
ようやく安倍政権の終わりが始まる。参院選で自公与党と日本維新の会を合わせた改憲勢力が3分の2を割ったからだ。
安倍政権が衆参両院で絶対多数を握っていたことで予算委員会が3カ月も開かれなかった。モリカケ疑惑で明らかになった国家の私物化、公文書や統計の改ざんもやりたい放題だった。3分の2割れは「独裁政治」を打破する大きな一歩だ。同時に、安倍首相の悲願である憲法改正に向けた発議は事実上不可能になった。
安倍に残された目標は来年開催の東京五輪を盛り上げるほかなくなる。今後、公的年金の財政見通しを示す「財政検証」が発表されれば、年金給付削減は現実味を帯びる。金融庁報告書に端を発した老後資金2000万円不足問題は収まりがつかないし、年金受給開始年齢の引き上げもくすぶるだろう。
アベノミクスの失敗は露見し、いよいよ経済政策は空っぽになる。何より、米中貿易戦争のあおりで、今年の輸出額は7カ月連続で減少し、名目賃金は5月まで5カ月連続でダウンしている。景気が後退局面に入っていることは明らかだ。頼みの輸出がダメになり、賃金は下がり、消費が落ち込む――。そのタイミングで、消費増税の悪影響を免れることができるだろうか。とりわけ重要なのが欧州の動向だ。英国のEU離脱期限が10月末、欧州最大のドイツ銀行は経営危機にあり、イタリアの財政危機も眠っている。消費増税はバッドタイミングとしか言いようがない。
経済が落ち込めば、世論のみならず、国会も騒がしくなる。参院で3分の2を失った安倍は、解散カードをチラつかせてニラミを利かせることはできないだろう。ポスト安倍をうかがう自民党の岸田文雄政調会長や石破茂元幹事長も黙っていないだろうし、野党は政権構想を打ち出す可能性もある。
安倍が五輪までしがみつけば、11月20日に在職日数は桂太郎の2886日を抜き、史上最長政権に躍り出る。しかし、延命すれば経済がますますひどい状態に突入するリスクがある。政権を投げ出せば責任を後継に押し付けて逃げられるが、さりとてレガシーにこだわれば、最悪局面に立ち会うことになる。To be or not to beだ。
==================================================================================
[●『新聞記者』(望月衣塑子著)…《ひとつずつ真実を認めさせて、さらに裏を取っていくこと―――》↑]
毎日新聞の記事【これが本当なら「現代の特高」…前川元次官が語る告発ノベル「官邸ポリス」のリアル】(https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190620/k00/00m/010/008000c)の抜粋。
日刊ゲンダイの記事【批評家が絶賛 映画「新聞記者」が暴いた安倍政権の“暗部”】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geinox/256538)。その背景から、記事中の「映画批評家」の方の意図は掴み兼ねはしますけれども…。
《「前田次官」のモデルが加計学園問題で安倍晋三首相に不利な証言をした前川喜平・元文科事務次官(64)なのは明らかだ》。
《東京新聞記者・望月衣塑子氏(44)のノンフィクションを原案に、「デイアンドナイト」など本格的な人間ドラマで定評ある藤井道人監督が、映画オリジナルの脚本を練り上げて実写化したポリティカルドラマ。これが今、試写を見た業界関係者の間で大変な話題になっている…本作は現政権の、現在進行中の未解決事件を映画化した点で前代未聞》。
『●アベ様による血税4億円のトンチンカン・トンデモ
「ミサイル避難CM広告」によるメディア買収!?』
「日刊ゲンダイの斎藤貴男さんコラム【二極化・格差社会の真相/
今や宣伝機関 “スガ語”で反論した政権ベッタリ新聞の汚点】…
によると、《なんだか涙が止まらない。学校法人加計学園の獣医学部
新設問題をめぐる「総理のご意向」問題を暴露した
前川喜平・前文部科学事務次官の“出会い系バー”通いを記事化した
読売新聞が、その報道姿勢を問う世評に対する反論というか、
弁明を6月3日付朝刊に、社会部長名で掲載した件だ》。
こういうところに現れるのでしょう、マスコミによる忖度」
『●『新聞記者』(望月衣塑子著)読了…《ひとつずつ真実を
認めさせて、さらに裏を取っていくこと―――》』
『●アベ様の政で唯一〝上手く行っている〟
メディアコントロール…「一人でも権力に立ち向かう」とはいうものの…』
《そして南さんに今問題になっている質問制限問題は何なのか尋ねる。
官邸が制限の対象にしているのは望月衣塑子さんで、2017年5月17日に
加計学園の「総理のご意向」という文書が報道された。それを官邸が、
怪文書のようなものだと嘘をついたことからはじまっている。これをめぐる
一連のやりとりが続き、1カ月後くらいに望月記者が官邸記者会見で
嘘であることを証明せよと迫った。それからである。質問を最後に回す、
回数を制限する、簡潔にしてくださいなどと質問を邪魔する。
答えもなおざりにするなどが起きた》
ニッポンは、既に悍ましき監視社会・警察国家に成り下がっている。アベ様の政で唯一〝上手く行っている〟メディアコントロールの故か…望月衣塑子さんは「一人でも権力に立ち向かう」とはいうものの…。
原著『新聞記者』はとても面白い。それを下敷きとした映画は《現政権の、現在進行中の未解決事件を映画化した点で前代未聞》だそうです。現在進行形の独裁政権を批判…《数年分の事件を凝縮した2時間を見終えた時、我々はなんと異常な政権の元で生きてきたのかと愕然とさせられます》とのこと。《“安倍政権の闇”とでも題したくなるほど現政権の疑惑を網羅した内容》。
『●『琉球新報』は「警察国家」と指摘…「反対運動つぶし」
「国策捜査」「狙い撃ち」な山城博治さん「拉致」』
『●「国際人権法」違反: 山城博治さん長期「拉致」という
「独裁的な国家が反対派を黙らせる常とう手段」』
「『日刊ゲンダイ』は、《反対運動つぶし》《国策捜査》《狙い撃ち》と言います。
そして、『琉球新報』は《政治的な表現の自由を脅かす異常な人権侵害》
《警察国家》と指摘していましたし、今回の社説でも、
《「反対運動を萎縮させる」政治弾圧》
《独裁的な国家が反対派を黙らせる常とう手段》だと言います」
『●アベ様による血税4億円のトンチンカン・トンデモ
「ミサイル避難CM広告」によるメディア買収!?』
《前川さんも、
「読売、官邸のアプローチが連動していると感じた」
といっていた。そして、
「これが私以外にも起きているとするならば、大変なこと。
監視社会化、警察国家化が進行していく危険性があるのではないか」
「権力が私物化されて、第4の権力といわれるメディアまで
私物化されたら、日本の民主主義は死んでしまう。その入り口に
我々は立っているのではという危機意識を持ちました」
と語っていた。》
『●青木理さん「テロは確かに怖いかもしれないけれど、
国家の治安機関の暴走はテロよりはるかに怖い」』
==================================================================================
【https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190620/k00/00m/010/008000c】
これが本当なら「現代の特高」…前川元次官が語る告発ノベル「官邸ポリス」のリアル
2019年6月20日 05時00分
(インタビューに答える元文部科学事務次官の前川喜平・
現代教育行政研究会代表
=東京都目黒区で2019年5月22日、藤井太郎撮影)
元警察庁キャリア官僚がペンネームで書いた告発ノベルとされる「官邸ポリス」(講談社)が「リアルだ」と、霞が関で話題という。その中に出てくる文部科学省の「前田事務次官」は、警察出身の内閣官房副長官の指示で尾行され、弱みを握られる。これが現実なら、日本の「警察国家化」は相当進んでいることになる。「前田次官」のモデルが加計学園問題で安倍晋三首相に不利な証言をした前川喜平・元文科事務次官(64)なのは明らかだ。最近、「思うところあり」として本名でのツイートを始めた前川さんに本の感想を聞き、自身の体験を振り返ってもらった。【大場伸也/統合デジタル取材センター】
………。
==================================================================================
==================================================================================
【https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geinox/256538】
批評家が絶賛 映画「新聞記者」が暴いた安倍政権の“暗部”
2019/06/21 06:00
(「新聞記者」完成披露上映会 (左から高橋和也、北村有起哉、
シム・ウンギョン、松坂桃李、田中哲司、藤井道人監督)
/(C)日刊ゲンダイ)
老後資金2000万円不足問題や、ずさんなイージス・アショア候補地調査など、参院選を前に国民の怒りをかきたてる不祥事が続く安倍政権だが、28日から公開される映画「新聞記者」のキョーレツな内容は、さらに彼らを悩ませることになりそうだ。
東京新聞記者・望月衣塑子氏(44)のノンフィクションを原案に、「デイアンドナイト」など本格的な人間ドラマで定評ある藤井道人監督が、映画オリジナルの脚本を練り上げて実写化したポリティカルドラマ。これが今、試写を見た業界関係者の間で大変な話題になっているのだ。その内容を、映画批評家の前田有一氏が驚きを隠せぬ様子で語る。
「タイトルこそ著書に合わせていますが、映画版はもはや“安倍政権の闇”とでも題したくなるほど現政権の疑惑を網羅した内容です。最近ハリウッドでは、チェイニー副大統領を描いた『バイス』など政治批判の映画が話題ですが、しょせんは過去の話。本作は現政権の、現在進行中の未解決事件を映画化した点で前代未聞です。ハリウッドでさえ、こんなことをしようという無謀な映画人はいない。社会派映画史に刻まれるべき偉業です」
映画は女記者(シム・ウンギョン)が、加計学園がモデルとおぼしき特区の新設大学にまつわる内部告発を受け取材を始めたところ、あらゆる手段で政権を守ろうとする内閣情報調査室から激しい妨害にあう様子を、重厚な演出で描く。実名こそ出さないものの、伊藤詩織さん暴行揉み消しや、公文書偽造を強いられた官僚の自殺をはじめ、これでもかと出てくるエピソードが現実とリンクしていることは誰が見てもすぐにわかるようになっている。
■「ここまで危険水域に踏み込んだ日本映画はかつてない」
「藤井監督ら3人の脚本チームの力作ですが、感情的にならず、報道等で判明しているファクト中心に構成した点に誠実さを感じます。数年分の事件を凝縮した2時間を見終えた時、我々はなんと異常な政権の元で生きてきたのかと愕然とさせられます。芸能界全般が忖度ムードに包まれる中、松坂桃李や本田翼をはじめ、出演した人気俳優たちの勇気も称えるべきです。安倍政権のもと、ここまで危険水域に踏み込んだ日本映画はかつてなく、映画としての出来もすこぶる良い。これほどの映画がもしヒットしなかったら、もう日本で社会派映画に挑戦する映画人なんていなくなってしまいますよ」(前田氏)
日本映画界からの痛烈な一撃が、いよいよ安倍政権に引導を渡すことになるか。
==================================================================================