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●《「このまま強行すれば『大阪アホ万博』」…巨額の税金を投入して、7割もの人々が不要だと回答するお祭りにどれほどの意味があるのか?》

2024年04月29日 00時00分38秒 | Weblog

【↑ 『適菜収 それでもバカとは戦え真相究明と責任追及を“大阪ノーサイド”なんて冗談じゃない』 (2020年11月14日、日刊ゲンダイ)】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281280


(2024年04月14日[日])
西谷文和さん✕坂本篤紀さんの対談、とにかく爆笑の連続! 是非、ご覧ください。

   『●「万博より被災地復興を」「万博の予算を被災地に」…アノ三代目司会者
     の下、『探偵!ナイトスクープ』に三代目大阪「ト」知事がパクパク登場
    「…最近、Youtubeで見た日本城タクシー坂本篤紀社長の話は
     涙無くして見れないものでした。神回『社長さんと最後のお別れ』」


 【西谷文和 路上のラジオ/Vol.173 坂本篤紀さん「このまま強行すれば『大阪アホ万博』」】(https://www.radiostreet.net/radio/1803/)。《ゲスト: 坂本篤紀さん(日本城タクシー株式会社・代表取締役社長)》、《今回のゲストの日本城タクシー株式会社・代表取締役の坂本篤紀さんは、タクシーやバスの運輸業などを営む経営者でありながら、圧倒的に労働者の味方、庶民派の社長として有名です。テレビの討論番組では、なんとあの橋下徹氏を論破したこともあります。今日はそんな坂本さんをお迎えして、「このまま強行すれば大阪アホ万博』」と題してお話を伺います》、《坂本さんは、パビリオンより仮設住宅を!北陸復興のために輪島で大阪万博をしたらよいとまでおっしゃいます。被災地では未だ多数の方が辛い非難生活を強いられる中、巨額の税金を投入して、7割もの人々が不要だと回答するお祭りどれほどの意味があるのか? 6か月ですべてゴミになる建築物や資材も、被災地復興に活かせるのではと考えるのも当然と言えます》、《それにしても、何もかもがデタラメ大阪万博の実情は、日を追う毎に暴かれていきます。上下水道もないのに吉村知事が魂を吹き込んだという1つ400万円の便器が並ぶ2億円のトイレ、清水寺と同じ伝統工法としながら接着剤とボルトで固めた350億円の円形リング、目玉だった空飛ぶ車もだめ、全然売れていない入場券。交通手段のシャトルバスは運転士不足で現実味がなく、法整備も保険も十分でないままのライドシェア解禁、アンバサダーは性暴力スキャンダル、何よりも地震で一発アウトの軟弱地盤、有害物質に汚染された土壌、洋上の厳しい気象条件など、災害が起これば孤立する可能性が高い夢洲は、危険極まりない人工島です。しかし市民の批判や心配をよそに、維新は嘘を嘘で塗り固め、お友だち企業の利権確保に躍起のようです。坂本さんは、そんな維新の、平気で嘘をつく体質に加え、圧倒的な当事者意識の欠如を指摘します。劣化した政治家と、ものを言わない大阪メディアが、大阪万博、大阪IR計画をますます歪なものにしていってるのは確かなようです》。

   『●「万博より被災地復興を」「万博の予算を被災地に」…アノ三代目司会者
     の下、『探偵!ナイトスクープ』に三代目大阪「ト」知事がパクパク登場
   『●世界中の《人を呼んで祭りをする会場にはそもそも不向き…ゴミ処分場とし
     ての優位性は、祭り会場としては最悪の欠陥…「ゴミの島 夢洲の正体」》
   『●お維祭り工事現場で懸念されていたガス爆発事故…自見英子万博担当相「仮
     に今後、工事に伴ってメタンガスが発生した場合には、施工者が直ちに…」
   『●《「機能性表示食品」制度の創設を強く提言し、議論を主導させた人物が、
     安倍首相と昵懇の関係にあったからだ。その人物とは、大阪のバイオ製薬…》
   『●お維祭り工事現場でガス爆発事故…こんなゴミの島夢洲・大阪万博に子供た
     ちを招待という名の動員なんてあり得ない、親御さんに不安が広がることは必至
   『●お維「政治屋」塾で、一体何を「学び、感じ、世界を広げる」のだろう 
     か? お維祭りやカジノのように税金を「パクパク」する方法ですか?
    (リテラ)【吉村知事が「万博出禁」と攻撃した玉川徹のコメントは
     どれも当たり前の指摘ばかり! 吉村の言論弾圧体質はプーチン並み】
    《なんと、吉村知事は大阪万博の問題点を指摘してきた玉川氏を
     「出禁」にしてやろうと思う、などと公の場で語ったのだ。いまさら
     言うまでもないが、権力を批判する者の権利も守るというのが
     民主主義社会での鉄則。それをないがしろにするとは、吉村知事は
     さながらロシアのプーチン大統領のようなものではないか。会場の
     観客に対するウケ狙いの発言だったとしても、
     看過できるものではない》

 一方、お維「政治屋」塾に参加して、一体何を「学び、感じ、世界を広げる」のだろうか? お維祭りやカジノのように税金を「パクパク」する方法ですか? 不祥事連続のお維。とにかく、「謝る」ということができない人達。元をたどれば、《ものを言わない大阪メディア》。
 木原育子記者による、東京新聞の記事【こちら特報部/吉村洋文大阪府知事が謝罪…まずかった玉川徹氏への「万博出禁」発言 「言論統制」と批判噴出した末に】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/320680)。《2025年大阪・関西万博を巡り、政治団体・大阪維新の会代表の吉村洋文大阪府知事が3月、テレビコメンテーター玉川徹氏の万博会場への出入りを禁止すると発言した。「言論統制だなどと批判が相次ぎ、撤回して謝罪。だが、自身の出禁発言の重みをどこまで分かっているのだろうか。(木原育子)》

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/320680

こちら特報部
吉村洋文大阪府知事が謝罪…まずかった玉川徹氏への「万博出禁」発言 「言論統制」と批判噴出した末に
2024年4月12日 12時00分

 2025年大阪・関西万博を巡り、政治団体・大阪維新の会代表の吉村洋文大阪府知事が3月、テレビコメンテーター玉川徹氏の万博会場への出入りを禁止すると発言した。「言論統制だなどと批判が相次ぎ、撤回して謝罪。だが、自身の出禁発言の重みをどこまで分かっているのだろうか。(木原育子


◆「『入れさせてくれ』『見たい』といっても禁止」

     (大阪府の吉村洋文知事=2023年撮影)

 「ぼくからいいですか。大丈夫ですかね、発言させていただいて」

 今月10日の大阪維新の会の記者会見。冒頭でそう切り出した吉村氏は「政治集会とはいえ、不適切な発言で、間違っていた。玉川さんに謝罪します」と述べた。終始、硬い表情を崩さなかった。

 「不適切発言があったのは3月23日、大阪府茨木市で開催された「維新タウンミーティングin茨木」。

 吉村氏は、建設費約350億円とされる万博会場の木造環状屋根「リング」を絶賛。「今、批判している、名前言えませんけどもモーニングショーの玉川徹。批判するのはいいけど、入れさせんとこと思って。『入れさせてくれ』『見たい』といっても、もうモーニングショーは禁止玉川徹禁止と言うたろうかなと思う」と発言した。


◆身内から助け舟

 「モーニングショー」は玉川氏が出演するテレビ朝日の情報番組。リング建設などに疑問の声を上げていた。交流サイト(SNS)では、官公庁が都合の悪いメディアを拒否する「出禁発言」との批判が噴出。「権力が番組を選別するような発言は問題」「言論統制につながるのでは」といった声が渦巻いた。

     (公式キャラクターのミャクミャクが登場した
      大阪・関西万博のPRイベント=2023年11月)

 これに対し吉村氏は今月1日、「政治家として政治的な意見を言った。出禁にする権限が全くないという前提での発言だ」と反論。日本維新の会の馬場伸幸代表もX(旧ツイッター)に「イッツ・ア大阪ジョーク。わからんかな」と投稿し、助け舟を出した。

 だが3日には、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が民放番組で「自分の行動で相手側の自由を奪うようなペナルティーを加えるようなことはまずい」と発言。前大阪市長の松井一郎氏も6日、自身のYouTubeチャンネルで「もっと広い心で(万博会場へ)玉川さんを案内してあげて」とたしなめていた。


◆万博への支持が広がらない状況に焦りといら立ちか

 法政大の白鳥浩教授(現代政治分析)は「最近、政治をウオッチする記者は権力側にかみつかない人が増えた両者の関係はなれ合いではなく、緊張関係があった方がよい」と求めたうえで、「特定の人や会社を名指しし、報道させないのは、言論統制できる権限があるなしではなく、言論の自由に抵触する可能性があった」と断言する。

 大阪在住のジャーナリスト吉富有治氏は「自分の発言が言論統制につながることを本当に理解しているのか」と首をかしげる。確かに吉村氏は謝罪会見でも、「ある程度は公平に論じていただきたい思いは変わっていない」「言論は彼(玉川氏)が自由にモーニングショーでやられている。言論統制をするつもりは当然なくて。そんなん本気でやることもできない」と強調していた。

 吉富氏は「権力側が報道機関に指摘するなら、具体的にどの部分がどう駄目なのかしっかり示さなければならない。それもなく、自身に不利な批判的な意見を頭から押さえ付けるそれを言論統制というのだ」と指摘。背景に、万博の支持率が上がらないことへの焦りといら立ちがあると分析する。「自身の発言でこれ以上足を引っ張るわけにはいかず、戦術として謝罪したに過ぎない


【関連記事】維新、またぞろ「大阪都構想」もくろむ? 市長が提唱「区のブロック化」は不人気万博に代わる頼みの綱か
【関連記事】「万博会場でたばこ吸ったら吹っ飛ぶ」をホンマに否定できるんか 建設現場で爆発、原因はメタンガスらしい
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●(政界地獄耳)《引き際の汚い安倍派 往生際の悪さは派閥の伝統か》…「盛者必衰の理」のアベ様派と地位に恋々としがみつくキシダメ首相

2023年12月18日 00時00分23秒 | Weblog

[※ 《#素淮会(そわいかい)…麻生太郎財務相…「会合費」として約二千万円…支払先は料亭や会員制サロンなど》(東京新聞 2018年12月1日)↑]


(2023年12月15日[金])
キックバックして裏金化、党(派閥)も議員サイドもどちらも収支報告書不記載…カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」党が《脱税指南》? 党全体の組織的問題。さらには、ノルマを超えたおカネを上納せずに、中抜き。さすが、カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」党の議員たち。パー券を無理やり購入させられた皆さん、お気の毒に。せっせとため込んだ《裏金》は、一体どこに使われていたのでしょうね?
 日刊ゲンダイのコラム【斎藤貴男 二極化・格差社会の真相/自民党を解党し、ゼロからリセットする覚悟が国民には必要だ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/333275)によると、《自民党の政治家はやたら天下国家を語りたがる。国家安全保障がどうの、自由で開かれたインド太平洋戦略がこうの。経済成長なくして分配なしだの、グローバル人材の育成だの。はたまたそれらの財源は今を生きる世代全員で分かち合うべきだのうんぬんと。いずれも重要なテーマであることは間…》。




   『●どういう神経? ウルトラ差別主義者な財務相・副首相が大量密集
     《カネ集めパーティ》の強欲。《夜の街》は御控えになっているのか?
   『●《派閥というより党としての脱税指南があったのではないかと疑いたく
     なる。それでいて議員の給料を上げる法律は通す厚顔ぶり》(政界地獄耳)
   『●パー券キックバック疑惑…カルト協会とヅボヅボな「利権」党の政治資金
     収支報告書への支出記載無しのキックバック、議員の受領記載無しの裏金
   『●キックバックして裏金化、党(派閥)も議員サイドもどちらも収支報告書
     不記載…カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」党が《脱税指南》?
   『●パー券キックバック・裏金疑惑…いつまで《自民党内はまだ人ごとの
     よう》でいられるか? 西村経産相「膿を出さなければいけない」って…

 かつてアベ様が存命の際、すがっちに対して抱いた疑問 ――― 「前川喜平さんに向かって「地位に恋々としがみつく」と言った最低の官房長官殿は、いまなぜ、アベ様に向かって「地位に恋々としがみつく」とは言わないのですか?」
 いま、なぜキシダメ首相らにも同じことを言わないのか? アベ様派閣僚・ズボズボ党要職らを辞めさせれば、罪は消えるのか? 任命したのは何方か?

   『●菅義偉・最低の官房長官は、今なぜ、アベ様に向かって
        「地位に恋々としがみつく」とは言わないのですか?
    《森友学園の問題をめぐる一連の経緯の責任…首相は「国民の信頼を
     揺るがす事態になっていることは、行政の長として責任を痛感している。
     行政の最終的な責任は、内閣総理大臣たる私にあるのは事実だ」
     とした上で…。山本氏は「往生際の悪い、地位に恋々としがみつく
     そんなみっともないリーダーなんてやめてくださいよ」と主張。
     ロッキード事件では衆議院で24人の証人喚問が行われたとして、
     「『アッキード事件』ではまだ籠池(泰典被告)さんしか出てきていない。
     自民党の皆さん、真相究明にはこれからガンガン証人を呼ばない
     といけないので、逃げないでほしい」と述べ、昭恵夫人や夫人付き職員
     だった谷査恵子氏らの証人喚問を求めた》

   『●キシダメ首相は「任命責任」があると言いつつ、決して「責任」をとる
     ことはない…「適材適所」と繰り返すが、前川喜平さん「不適材不適所」

 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/引き際の汚い安倍派 往生際の悪さは派閥の伝統か】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202312120000026.html#goog_rewarded)。《安倍1強といわれた安倍派の栄華の裏は、元首相・安倍晋三のカリスマにすがったタカ派ビジネスだったことがわかる。全貌は計り知れないが安倍門下生の、既にキックバック報道がされている安倍派幹部、座長の元文科相・塩谷立、官房長官・松野博一、経産相・西村康稔、党政調会長・萩生田光一、党国対委員長・高木毅、党参院幹事長・世耕弘成は国会内外で問題を問われても目を泳がせながら捜査中だとか、のらりくらりと不誠実な対応だ》。
 多くの「利権」「裏金」議員は不誠実過ぎやしまいか。醜態をさらした《谷川弥一の顔つきからわかるのは、反省などかけらもなく、長崎の知り合い曰くまるで「五島のヤクザ」かと思うほど居直っていること、今もって相当に思い上がっている》(狙撃兵)。ちなみに、この御方、(あ~、またしても文科(副)大臣かよ ➙ 文科相の系譜)《推進派である自民党の谷川弥一・元文部科学副大臣(長崎3区)が「(質問)時間が余っている」と言って、法案の内容とは直接関係のない般若心経を唱えて解説し、自分の持ち時間を費やす場面があった》(アサヒコム)。

 横領、背任、脱税、贈収賄の罪に問えないのならば、せめて不記載罪で「利権」「裏金」党議員には5年の公民権停止」を。(政界地獄耳》《引き際の汚い安倍派 往生際の悪さは派閥の伝統か》…「盛者必衰の理」のアベ様派と地位に恋々としがみつくキシダメ首相。
 長周新聞のコラム【盛者必衰の理/コラム 狙撃兵】(https://www.chosyu-journal.jp/column/28472)によると、《どこからどんな風が吹いたのか、にわかに東京地検特捜部が安倍派の裏金問題を突っつき始めて自民党最大派閥が揺れている。「盛者必衰の理(ことわり)とはこのことなのかどんなに勢いがあって盛んな者でも必ず衰えるもので、永遠不変の天下などこの世には存在しない安倍派とて登り詰めたらてっぺんで、そこから落ちぶれていく様は実に哀れなものである》。


【<岸田の標的、安倍派99人>【山田厚史の週ナカ生ニュース】】
 (https://www.youtube.com/watch?v=m3_ksInA94U
《デモクラシータイムス》
<気になるニュース>
国会閉会、パー券強制捜査へ 安倍派一掃? 岸田自民共倒れ?
・防衛増税25年見送り、オスプレイもポンコツ武器は安倍の残骸
・万博運営費も1000億上振れ、結局いくら? 負担は誰が
・どさくさに 子育て財源「支援金」徴収だけ26年から明確に
・どさくさに 保険証廃止発表、ライドシェアも年度中に「アリの一穴」
・どさくさに 国立大学法人法こそっと通過へ
・実質賃金低下19カ月連続、岸田賃上げ減税政策の欺瞞
・江東区長選 自公が都民ファに相乗りで、自民は小池に恩を売る
・トヨタ、週刊ダイヤモンドを名誉棄損で訴えた!?
・もうたくさんだ! パレスチナ休戦に米国また拒否権
(2023年12月13日 生配信)

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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202312120000026.html#goog_rewarded

コラム
政界地獄耳
2023年12月12日7時16分
引き際の汚い安倍派 往生際の悪さは派閥の伝統か

安倍1強といわれた安倍派の栄華の裏は、元首相・安倍晋三のカリスマにすがったタカ派ビジネスだったことがわかる。全貌は計り知れないが安倍門下生の、既にキックバック報道がされている安倍派幹部、座長の元文科相・塩谷立、官房長官・松野博一、経産相・西村康稔、党政調会長・萩生田光一、党国対委員長・高木毅、党参院幹事長・世耕弘成は国会内外で問題を問われても目を泳がせながら捜査中だとか、のらりくらりと不誠実な対応だ。

★世耕は9日、記者団に「説明責任をいつかは果たしたい」「私自身は職責を全うしたい」と都合のいい理屈を並べ立てた。10日、塩谷も「当面、座長にとどまり派閥運営を担う意向」とした。西村も11日の参院本会議で「適正に対応を行った上で、どこかのタイミングで説明責任を果たしたい」。誰もが責任、反省を口にするが「国民に迷惑をかけた辞任したいとは言わない。萩生田は同日、「人事は総理の専権事項でありますけれども、出処進退については自分で決めたいと思っている」というが、辞めるわけでもない。ポストにしがみついていると言われても仕方がない

★そこで思い出すのが先に亡くなった前衆院議長・細田博之だ。細田は安倍派を仕切っていた頃にあったとされる、女性記者へのセクハラや旧統一教会との関係についてのらりくらりとかわし続け、議長就任後は幾度も体調を壊して入退院を繰り返したものの、次期衆院選への出馬への強い意向を示していた。思いはかなわなかったが、安倍派議員の往生際の悪さは派閥の伝統か。安倍派についてはかなりの証拠固めが進んでいるため、他派閥の報道が少ないが、自民党は内閣改造で乗り切れるのか。日本維新の会や立憲民主党にも同様のケースがあるのではないかと言われ始めている。今こそ30年前の政治改革関連法案再改正の時ではないか。(K)※敬称略
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https://www.chosyu-journal.jp/column/28472

盛者必衰の理
コラム 狙撃兵 
2023年12月13日


 どこからどんな風が吹いたのか、にわかに東京地検特捜部が安倍派の裏金問題を突っつき始めて自民党最大派閥が揺れている。「盛者必衰の理(ことわり)とはこのことなのかどんなに勢いがあって盛んな者でも必ず衰えるもので、永遠不変の天下などこの世には存在しない安倍派とて登り詰めたらてっぺんで、そこから落ちぶれていく様は実に哀れなものである

 前述の『平家物語』ならぬ、源氏と平家のその後を辿ると、盛者の立場から転落した平家は追っ手をかわしながら日本全国の秘境に逃げ惑い、源氏はそんな平家の落人を見つけ出しては一族郎党を追討し、二度と刃向かってこないように徹底的に弾圧した歴史がある。ここにきて安倍派が権力ポストからいっせいに排除され、かわりにどのような勢力が台頭してくるのか、にわかにメディアを賑わせはじめた裏金パーティー券問題を通じて、いったいどのような力が働いているのかはそのうち見えてくるのだろう。いずれにしても、何かしらの権力バランスの変化が反映していることは疑いない。自民党のなかでは他派閥も含めていわば慣習だったであろう問題にメスが入り、なかでも安倍派だけが生け贄の標的となり、大臣ポストその他の要職からも追われるなど、どうも潮目が変わっているのである。

 今回の事件は、派閥として組織ぐるみで裏金作りに勤しんでいたのであれば、清和会所属の国会議員はみんな逮捕して牢屋にぶち込むなり処罰されなければ、立法府の名が廃るような案件である。金額の大小こそあれど、半ば公然と「赤信号、みんなで渡れば怖くない」をしていたことは歴然としているし、なんならノルマをこえるパーティー券の販売分はみんな懐に裏金として入ってくると分かっているのだからこぞって企業その他に押しつけ、売りまくっていたに違いないのである。自民党政権において最大の影響力を持つ派閥の構成員として、下っ端に至るまでがブイブイ言わせて小遣い稼ぎをしていたことは、誰でも容易に想像がつくことだろう。しかも、テレビの取材に逆切れして見せた谷川弥一の顔つきからわかるのは、反省などかけらもなく、長崎の知り合い曰くまるで「五島のヤクザかと思うほど居直っていること、今もって相当に思い上がっていることなのである。それは絶対に捜査機関のメスなど入るものかと確信し、煙にまけると思っている人間の所作であり、歴史的に清和会には甘々と見られてきた東京地検特捜部なる捜査機関がどこまでこの政界汚職に手を突っ込み、実態を暴くのかも見物である。

 斯くして、第二次安倍政権以後、とりわけ強まった安倍派の独り勝ち状態が崩れようとしている。誰が名付けたのか、派閥の長だった安倍晋三亡き後に「安倍派五人衆」なんて呼ばれてきた幹部たちもこぞって裏金作りをしていたことが暴露され、政府や自民党本部の役職からも排除され、「安倍派」存亡の危機ともいえる局面であろう。だいたい「五人衆」なんていうけれど、領袖は既に墓の壺の中に入り、抜けた頭が存在しない安倍派残党の烏合の衆」を指してもいたのだ。図体だけが大きくても実際には首から上を失った死に体派閥に等しいわけで、松野、西村、萩生田、高木、世耕といった面々もみなアウト。数十年前に女性宅に押し入って下着泥棒をした疑惑がある高木に至っては、「パンティー高木」なのか「パーティー高木」なのかはっきりせい! というヤジまでが飛び交う始末である。

 内閣支持率ダダ下がりの折りに裏金パーティー券問題が持ち上がり、ここで安倍派が一斉粛正されて何がどうなっていくのか、政権与党の腐敗や汚職にはことのほかおとなしかった商業メディアや検察なる組織が、ここにきて正義の味方みたく腕まくりをしていることへの違和感も抱きつつ、変化を見つめている。腐敗が極まってきた安倍政治の残りカスを清算することは大いに結構で、パーティー券で銭儲けしていた清和会の所属国会議員は全員逮捕されればよいと思うが、一方で「政治とカネ」の実態をつまびらかに開帳した場合、裏金パーティー券どころではなかろうに…とも思うのである。軽くジャブでも打って影響力を削ぐだけで、徹底的な処罰なりがなされない場合、それは茶番ともいえる。東京地検特捜部の正義とは、なんぼのものかも見られている。

                   武蔵坊五郎
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●「ミャクミャク」が静かに、さらに、最近は「大阪・関西」という冠も消えつつある万博…《大阪…「興味ないわ」…「早よやめたらええ」》

2023年11月06日 00時00分06秒 | Weblog

【↑ 『適菜収 それでもバカとは戦え真相究明と責任追及を“大阪ノーサイド”なんて冗談じゃない』 (2020年11月14日、日刊ゲンダイ)】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/281280


(2023年10月11日[水])
在阪メディアは何やってんの?
 「ミャクミャク」が静かに消えつつあり (最近は再復活??)、さらに、最近は「大阪・関西」という冠も消えつつある「大阪・関西万博」。建設費用の予算は当初のおおよそ2倍で、お維の(ネコ)馬場氏は国民の税金を出せと喚いている。さらに、建設労働の規制を例外扱いにするよう画策しているようだ。また、「白タク」解禁(ライドシェア導入)もやたらとお維が喧伝している。もう冗談の域…「いのち輝く未来社会のデザイン」、サブテーマ「いのちを救う/いのちに力を与える/いのちをつなぐ」。さんざん、市民の「身を切」っておきながら。

   『●この東京新聞の《こちら特報部》の記事を見て最初に頭に浮かんだ問い
       ――― お維のデタラメに対して、在阪メディアは何やってんの?

 「早よやめたらええ」…漸く大阪でもそういう雰囲気が醸成されつつあるようだ。「早よ、やめたらええんとちゃいまっか」(大谷昭宏さん)、御尤も。
 日刊スポーツのコラム【大谷昭宏のフラッシュアップ/大阪万博、腹立つことばかり「夢よもう1度」から抜け出そうではないか】(https://www.nikkansports.com/general/column/flashup/news/202310090000055.html)によると、《この夏、大阪に来られた方から随分、「意外!」という声を聞いた。だけどこれ、私たち大阪府民にとっては意外でもなんでもない。2025年開催予定の大阪・関西万博について聞くと、大半の人が「興味ないわ」。関心があると言う人からは「早よやめたらええ」。とにかくこの万博、腹の立つことばかりなのだ。》

   『●在阪メディアのお維《追従は相変わらず。性懲りもなくヨイショ報道ばかり
       が繰り広げられている》そんな中、「カジノ用地賃料疑惑」を追及…
   『●お維の《「身内に甘い」体質のもと、維新議員の不祥事は繰り返されて
     きた》…お維の笹川府議団長、東京都港区議、大阪市議、江戸川区議…
   『●お維…《政治家の前に倫理観の欠如といえる》《「改革」を看板に掲げる
      維新のこうしたゲスの極みというべき本質をこそ、有権者は知るべき》
   『●お維が「野党」というデマ…《「野党の一部も賛成」という形が作られた
       ため、自民党は安心してゴリ押しの国会運営を行うことができた》
   『●#パワハラ体質 #恫喝体質 #デマ体質 なお維に何故に投票、何故に
     支持できるのか…?  大阪から遠く離れた我が街にもお維が浸食…
   『●《大量のデマで有権者を騙し、学者や市民団体からそれを指摘されても、
       選挙が終わるまでしらばくれるという手法を維新は繰り返してきた》
   『●《施設全体の年間売り上げ5200億円の8割、4100億円を稼ぎ出す
     算段という。そんなうまい話があるのか。捕らぬカジノの皮算用…》
   『●《カジノありきだった大阪万博 “カジノ用地不当鑑定疑惑”をめぐり「公
     文書隠蔽」》《大阪市港湾局がサーバーからメールを削除…組織的隠蔽》
   『●東京「ト」知事や大阪「ト」知事らはビッグモーターを批判できるのかね?
         こんな「ト」知事らに投票するから、こんなことになってしまう
   『●あぁ、お維に投票できる人の気が知れない…《所属議員の不祥事が止む
     ことがなく、最近は「政界のビッグモーター」などと揶揄される始末だ》
   『●この東京新聞の《こちら特報部》の記事を見て最初に頭に浮かんだ問い
       ――― お維のデタラメに対して、在阪メディアは何やってんの?
   『●お維の言う「身を切る改革」とは? 「政界のビッグモーター」・自称
     「第2自民党」のお維自身の「身」は決して切らないデタラメばかり
   『●「昨秋に共有できていれば…」…日本国際博覧会協会副会長(理事)で
        ある吉村洋文大阪「ト」知事が何を仰っているのか理解できない…

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https://www.nikkansports.com/general/column/flashup/news/202310090000055.html

コラム
大谷昭宏のフラッシュアップ
2023年10月9日8時0分
大谷昭宏大阪万博、腹立つことばかり「夢よもう1度」から抜け出そうではないか

この夏、大阪に来られた方から随分、「意外!」という声を聞いた。だけどこれ、私たち大阪府民にとっては意外でもなんでもない。

2025年開催予定の大阪・関西万博について聞くと、大半の人が「興味ないわ」。関心があると言う人からは「早よやめたらええ」。とにかくこの万博、腹の立つことばかりなのだ。。

当初1250億円だった建設費は2年後の2020年に1850億円。この時、大阪府知事は「2度と増やすことはない」と言っていたのに、今年になって2300億円。この万博、日本維新の会の目玉政策であることは間違いないのだが、旗色悪しと見るや維新の代表はシレッと国のイベント国が負担すべき

これだけのお金をつぎ込むのだから、さぞや立派なものが、と思いきや、60の国・地域が自前でパビリオンを建設する予定のタイプAの建築許可を取得したのは、いまのところチェコだけ。建設業界からの「開幕に間にあわないぞという忠告に大あわて万博協会が取った策がタイプX。

これは協会が工期の短いプレハブ工法で造った箱型の建物をパビリオンにして各国に入ってもらうという、いわば建売住宅形式。

だけど、パビリオンは各国がお国柄を出した建築美を競い合うもの。プレハブの箱型、こんなみすぼらしい物を見に当日券7500円を払ってだれが来てくれるというのか。言いたいことはまだまだあるが、東京五輪大阪万博。私たちはいいかげん、「夢よもう1度」から抜け出そうではないか。

今週13日は、その万博開幕まであと1年半。今なら間に合う。「早よ、やめたらええんとちゃいまっか」。


大谷昭宏(おおたに・あきひろ)ジャーナリスト。TBS系「ひるおび」東海テレビ「NEWS ONE」などに出演中。
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