Activated Sludge ブログ ~日々読学~

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●《地球温暖化対策を名目に、経済産業省が新たな小型原発の開発》…「海暖め装置」でホントに温暖化防止?

2018年12月06日 00時00分44秒 | Weblog


東京新聞の伊藤弘喜記者の記事【新小型原発、開発へ 温暖化対策を名目に経産省】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201812/CK2018120102000131.html)。

 《地球温暖化対策を名目に、経済産業省が新たな小型原発の開発を進め、二〇四〇年ごろまでに実用化を目指す方針を固めた。太陽光や風力などの再生可能エネルギーが世界的に普及している中、経産省温室効果ガス削減には原発が必要と判断。将来の建設を想定しており、原発の新増設に道を開くことになる》。

   『●東電核発電人災から7年: 「村の生活は
     百年余りにわたり、人生そのもの」…「やっぱりここにいたいべ」
   『●《余ると分かっている電力を、なぜ原発で作り続けるのか?》
                核発電「麻薬」中毒なアベ様に忖度する九電
    「《余ると分かっている電力を、なぜ原発で作り続けるのか》? 
     核発電「麻薬」中毒なニッポン国のアベ様らのおかげで、
     《「主電力を再生可能エネルギーで賄い、もし不足した場合には
     火力で補うというのが世界的な流れ》、《世界の脱原発、
     再生エネの主力電源化という潮流には、完全に乗り遅れている
     もう1周遅れだよ》。な~にが技術大国か。
       《すなわち、他の給電源がすべて停まった後でなければ原発は
     停められない。簡単に言えば、何があっても原発は停めない、というのが
     政府の方針》…これを核発電「麻薬」中毒と言わずして何という」

 《太陽光や風力などの再生可能エネルギーが世界的》な潮流だというのに、ニッポンは、これまた逆行。東京電力核発電人災の国が、恥ずかし過ぎる。《プルトニウムを大量に燃やす原発が必要》って、狂気でしょ? 《日本は今年から、原発を温暖化対策として進めるための国際的な枠組み「クリーンエネルギーの未来のための原子力革新(略称NICE(ナイス) Future(フューチャー))」に、米国やカナダと共に主体的に関わり、参加国を募っている》…あ~ぁ。《東京など大都市圏の需要を満たすには大型の原発も必要とし、従来の軽水炉の改良も目指す》…勝手に、東京湾でやっとくれ。
 臍どころか、〝核発電で茶を沸かす〟…「海暖め装置」「発電機能付き湯沸かし器」で地球温暖化対策という論理の愚かさ。核発電で「海」を沸かしておきながら、な~にが地球温暖化対策か?

 日刊ゲンダイの記事【仏政府“次世代原子炉”凍結はゴーン・ショックの意趣返しか】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242867)によると、《日本とフランスが共同で進めている次世代原子炉開発について、フランス政府が2020年以降、計画を凍結する方針を伝えてきたという。29日の日経新聞が報じた》。
 核発電で、唯一のココロの拠り所のフランスにまで梯子を外されようとしている国・ニッポン。

   『●上関町長選での非常に残念な結果
   『●東京電力は、これまでさんざん安いと喧伝してきた
        発電機能付き湯沸かし器の値上げをするそうです
    「敦賀では、断層調査の際に地下の配管を傷つけたそうだ。また、
     発電機能付き湯沸かし器(しかも3分の2という膨大な熱は
     海に捨てており、〝海暖め装置〟(小出裕章さん))の影響?か、
     大量発生したクラゲで出力を低下させるほど」

   『●非常時だけでない、恒常的な被爆労働・犠牲でしか
            成り立たない原発という特殊な発電システム
   『●「死の灰」を回避し得ない上に、
     「発電機能付き湯沸し装置」では温暖化は止まらない
    「【原発比率 温暖化を口実にするな】…《原発は可能な限り減らして、
     再生エネルギーの導入は最大限-。これが原則だったはず。
     原発がなければ、温室効果ガスは減らせないのか。地球温暖化対策を
     原発依存の口実にしてはならない》
       「地球温暖化防止の切り札が原子力発電」?? ご冗談を。
     『不都合な真実』で、原発再稼働へと誤誘導し、破滅へと引きずり込んで
     いるのは?、一体誰だ? 「原子力=核」発電所は「巨大な「海暖め装置」」、
     地球温暖化に直接的に大きく貢献している。
       「たかが電力のために」、「発電機能付き湯沸し装置」=「死の灰」製造
     装置を一秒たりとも稼働させてはいけない」

   『●「次なる選挙で自民党(+公明党)にだけは
      投票しないようにすること」・・・「ワスレイデカ」!
    「《もうひとつ、日本は(戦争を不可能にする)抑止力を自分たちで
     作っちゃったんです。原発です。日本の沿岸をなぞるように50数カ所も
     原発を作っちゃった。今は特攻隊の時代じゃない。ミサイルや
     無人爆撃機の時代です。原発を狙われたら一巻の終わり》。
       外務省は原発=核発電所について検討済みで、過小評価し、しかも、
     公表していませんでした、この愚かでデクノボウの
     「「発電機能付き湯沸し装置」=「死の灰」製造装置」
     「巨大な「海暖め装置」」を動かし続けたいがために。「たかが電力のために」」

   『●3.11東電人災の5年、王様・アベ様からして
        核発電「麻薬」中毒患者という哀しい国ニッポン
    「【高浜再稼働は変わらず 首相、原発の必要性強調】…
     《資源に乏しいわが国が経済性気候変動の問題に配慮をしつつ》
     …「経済性」=「経済神話」や「気候変動の問題」=「海暖め装置」に
     未だにすがりつくアベ様」

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201812/CK2018120102000131.html

新小型原発、開発へ 温暖化対策を名目に経産省
2018年12月1日 朝刊

 地球温暖化対策を名目に、経済産業省が新たな小型原発の開発を進め、二〇四〇年ごろまでに実用化を目指す方針を固めた。太陽光や風力などの再生可能エネルギーが世界的に普及している中、経産省温室効果ガス削減には原発が必要と判断。将来の建設を想定しており、原発の新増設に道を開くことになる。

 新方針は十一月十四日、経産省内で開かれた非公開の国際会議で、同省資源エネルギー庁の武田伸二郎原子力国際協力推進室長が表明した。本紙は武田室長に取材を申し込んだが、応じていない

 出席者らによると、武田室長は地球温暖化防止の枠組み「パリ協定」実現のために、原発を活用する方針を表明。国内の多くの原発が四〇年ごろに寿命を迎えることを受け、「将来も一定の原発比率を維持するには、新原発の建設に向けて今、準備を始める必要がある」と述べた。

 開発目的は「再生エネが増えていくので、これをサポート(補完)する必要がある」とした。天候で変わる太陽光などの不安定な出力をならす必要があり、既存の大型原発より出力を調整しやすい小型原発が必要との見解を示した。

 また、使用済み核燃料から取り出したプルトニウムが国内外に大量に蓄積し、核不拡散の観点で各国の懸念が高まっていることから、プルトニウムを大量に燃やす原発が必要としている。東京など大都市圏の需要を満たすには大型の原発も必要とし、従来の軽水炉の改良も目指す。新しい方針は近く正式発表される。

 日本は今年から、原発を温暖化対策として進めるための国際的な枠組み「クリーンエネルギーの未来のための原子力革新(略称NICE(ナイス) Future(フューチャー))」に、米国やカナダと共に主体的に関わり、参加国を募っている。今後、参加国の政府や企業との連携を検討し、三年以内に具体的な計画を策定する。

 政府が今年夏に決定したエネルギー基本計画は新型炉の研究を進めるとしたが、新設には言及していなかった世耕弘成(ひろしげ)経産相は国会で新設、建て替えは全く考えていないと答弁しており、新増設を想定した新方針は、従来の立場を翻すことになる。


◆将来に大きな負の遺産

<解説> 東京電力福島第一原発事故から八年目、今も多くの人が避難生活を強いられている中で、政府は新型原発の開発方針を打ち出した。「温暖化対策」という国際的な約束を盾に、再生可能エネルギーとの共存を模索する。原発の生き残りを図ろうとする「原子力ムラ」の思惑が透けて見える

 政府は、二〇三〇年度に発電量の20~22%を原発で賄う目標を立てたが、稼働期間を最長の六十年としても、達成は難しい。さらに、世界的に再生可能エネルギーが安くなり、事故対策でコストがかさむ原発は採算が合わない

 そこで経済産業省が持ち出した理屈が「温暖化対策のための原発」。国際的な枠組み「NICE Future」参加国の政府や原子力産業などとの連携をもくろむ。今のうちに新設のめどを付け、将来にわたり原発を一定規模、維持する道筋をつける狙いだ。

 だが、地球温暖化問題では、今の世代が責任を持って、いかに「持続可能な社会」を実現するかが問われている。原発は発電時に温室効果ガスを出さないが、核のごみがたまる。小型原発でもこの点は同じだ。

 核のごみの最終処分場は、日本では見つかる見通しすらない原発でごみを増やし続けるのは「持続可能」どころか、将来に大きな負の遺産を残す矛盾を抱えた政策に巨額の税金を投入することに、国民の理解が得られるとは思えない。 (伊藤弘喜


<小型原発> 現在主流の軽水炉より小型の原発。従来の原発の出力が100万キロワット前後なのに対し、3分の1未満の出力となる。主要機器を工場で製造して現地で据え付けるため、コストが安くなるとされる。出力を調整しやすいという特徴もある。各国は1980年代からさまざまなタイプを開発しているが、実用化には至っていない


<パリ協定> 地球温暖化を防ぐため、各国が温室効果ガスの排出削減に取り組むことを定めた国際協定。産業革命前からの気温上昇を2度未満、できれば1・5度に抑えることを目指す。2016年に発効し、現行の京都議定書を引き継ぎ、20年に始まる。
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●「次なる選挙で自民党(+公明党)にだけは投票しないようにすること」・・・「ワスレイデカ」!

2015年08月09日 00時00分23秒 | Weblog


LITERA 本と雑誌の知を再発見』(http://lite-ra.com/)の記事【美輪明宏が「安倍首相も自民党に投票した人もまず自分が戦地に行きなさい」と一喝!】(http://lite-ra.com/2015/07/post-1280.html)。

 「冒頭に引用した“安倍首相とその家族自らが先に戦地へ行け”という発言は、こう続く。
   「それから、それに賛成している選挙民の人たちも、
    ご自分が支持して選んだんだから、選挙民もまず一家を
    挙げて、どうぞ出征してくださいって。男の方たちは、
    ご自分が殺し、殺されにいきたいんでしょ。どうぞ、
    いらしてください。それだけですよ」
  そこで青木氏が、こうした国民に対して伝えたいことはなにか?と訊いても、
   「別にないですね。そのときにならなければ人間というのは
    わからないんです」と冷たく言い放つのだ」

 先の衆院選(2014年12月衆院選)でドアホノミクスが争点だと嘯き、一連の「クーデター」で違憲議員達が違憲な手続きで戦争・壊憲法案を市民に押しつける。立憲主義・民主主義・国民主権・平和主義をことごとく破壊。アベ様らは、「国民は忘れてくれる」?、と思っているようだが、「ワ・ス・レ・イ・デ・カ」! 「次なる選挙で自民党にだけは投票しないようにすること」・・・・・・いえ、「積極的平和主義」を愛する公明党を絶対に、絶対に、絶対に忘れてはいけません、「忘れいでか!」。
 「次なる選挙で自民党および公明党にだけは投票しないようにすること」!!

 コメント欄ににも自己レス(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/32dc99dd95ffdc026dbefedd9a8afbad#comment-list)したが、再度紹介したい。先の日刊ゲンダイの記事ではわからなかった、単なるアベ様批判に止まらず、自民党(+公明党)支持者・投票者への批判も、上記のように、含まれている。

   『●美輪明宏さん、アベ様に「あるのはやまいだれの『痴力』。
               あとは情念」・・・「言いだしっぺの責任」を


 「もうひとつ、日本は(戦争を不可能にする)抑止力を自分たちで作っちゃったんです。原発です。日本の沿岸をなぞるように50数カ所も原発を作っちゃった。今は特攻隊の時代じゃない。ミサイルや無人爆撃機の時代です。原発を狙われたら一巻の終わり」。
 外務省は原発=核発電所について検討済みで、過小評価し、しかも、公表していませんでした、この愚かでデクノボウの「「発電機能付き湯沸し装置」=「死の灰」製造装置」「巨大な「海暖め装置」」を動かし続けたいがために。「たかが電力のために」。

   『●絶対に安全なので安心せよ!、公表義務な~し!!:
          「原発攻撃被害報告書 「福島」に生かされず・・・」

   『●「死の灰」を回避し得ない上に、
      
「発電機能付き湯沸し装置」では温暖化は止まらない』

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http://lite-ra.com/2015/07/post-1280.html

美輪明宏が「安倍首相も自民党に投票した人もまず自分が戦地に行きなさい」と一喝!
【この記事のキーワード】小杉みすず, 自民党 2015.07.14

 昨日、本サイトで、スタジオジブリの宮崎駿監督が、外国特派員協会主催の記者会見で、安倍政権を痛烈に批判したことをお伝えした。同じく高畑勲監督もまた安保法制と改憲への動きに強い懸念を表明しているスタジオジブリだが、そんなジブリが無料で配布している小冊子「熱風」の8月号で、ある人物が舌鋒鋭く安倍首相をこき下ろしていることは、まだあまり知られていないだろう。

 その人物とは、ジブリ作品にも声優として参加している、あの、美輪明宏だ。「熱風」で始まったジャーナリスト・青木理氏によるインタビュー連載で、第一回のゲストとして登場。「戦後70年」をキーワードにするこの対談のなかで、美輪は安倍首相らにこんな提言をしている。

   「(人間は)失敗を繰り返してばかりいる。
    安倍さんや、石破(茂)さんや、麻生(太郎)さんにしても、
    みなさん、言い出しっぺの責任を取っていただいて、
    徴兵制になるならば、まずご自分が、年齢に関係なく、
    鉄砲を担いで、鉄兜をかぶって、まず第一線に出ていただく。
    それから、お子さんも、孫も、きょうだいも、それから娘さんの
    ボーイフレンドも、全部一緒に連れ立って第一線に、まず最初に
    出ていただく。もちろん一兵卒でね」

 それほど戦争がしたいのならば、首相自ら親族も含めてお手本を見せてもらいましょう──記事を通読すれば、これは冗談でも皮肉でもなく、美輪の本気だということがわかる。ある年代より下の人たちからしてみると、あの紅花色の髪色と『オーラの泉』などでの“スピリチュアル”イメージが強いだろうが、今年80歳になった美輪は、長崎で原爆にも被爆している戦争体験者である。青木氏との対談のなかでは、むしろ冷徹なまでの口調で安倍政権の本質をえぐり、安保法制について、自身の戦争体験談を交えながら分析する。

   「私は笑ってますね。学習能力がないということでしょう
    第二次大戦と同じ。歴史に学んでいないんです
     日本は、実は戦争ができない国、不可能な国です
    大正10(1921)年に暗殺された原敬が言っていたように、
    日本には何の資源もない。石油も鉄もニッケルも、
    何も採れない。食料自給率もいまや40%を切って、
    ほとんど輸入に頼っている
   「とにかく知力が足りないんです。あるのはやまいだれの
    方の『痴力』。それと情念。それだけ」

 美輪は、太平洋戦争は“横綱に赤ん坊が戦いを挑んだようなもの”として、日本が「知力が足りない」為政者によって、いかに無謀な戦争へと突き進んでいったか強調した上で、安倍首相が「またそれと同じようなことをやろうとしている」と言うのだ。そして、“現在の日本は世界最強のアメリカの手先になろうとしている”と指摘する青木氏に対し、こう返す。

   「そんなに甘く考えたら大間違いですよ。だって、
    アメリカ国債を世界で一番持っているのは日本だった
    けれど、それが追い抜かれちゃって、中国が世界一に
    なった。最近、中国がちょっと景気減速して日本が
    また抜き返したけれど、それでも中国はアメリカ国債を
    大量に保有
しています。アメリカ経済をガタガタにしよう
    と思ったらできる。なのになんでアメリカが日本だけの
    味方をしてくれます? 甘いですよ」

 さらに、安倍首相が安保法制で法制化させようとする自衛隊による後方支援については、「要するに兵站でしょう」「その兵站を叩くのは戦争の常識です。そこらへんのシビアさというのは、戦時中の人間でないとわかりません。戦争ってそれぐらい卑劣なものですから」と断じて、さらにこう畳み掛けるのだ。

   「もうひとつ、日本は(戦争を不可能にする)抑止力を
    自分たちで作っちゃったんです。原発です。日本の沿岸を
    なぞるように50数カ所も原発を作っちゃった。今は特攻隊の
    時代じゃない。ミサイルや無人爆撃機の時代です。
    原発を狙われたら一巻の終わり」

 美輪は、安倍首相が防衛力増強の重要性を語りながら、その一方で国防上の弱点である原発という“爆弾”を維持し続けているという矛盾を鋭く指摘。そして手厳しい批判を、安倍政権だけでなく、選挙で与党に票を投じた人々にも投げかけるのだ。冒頭に引用した“安倍首相とその家族自らが先に戦地へ行け”という発言は、こう続く。

   「それから、それに賛成している選挙民の人たちも、
    ご自分が支持して選んだんだから、選挙民もまず
    一家を挙げて、どうぞ出征してくださいって。男の方たちは、
    ご自分が殺し、殺されにいきたいんでしょ。どうぞ、
    いらしてください。それだけですよ」

 そこで青木氏が、こうした国民に対して伝えたいことはなにか?と訊いても、「別にないですね。そのときにならなければ人間というのはわからないんです」と冷たく言い放つのだ。

 美輪がここまで国民の責を問うのにはわけがある。たしかに安倍自民党は、先の衆院選でアベノミクスによる経済成長を掲げて議席を守った。しかし美輪は、安倍政権の真の狙いが安保法制であることを早くから見抜き、メディアを使って発信してきた。たとえば衆院選の直前、スポーツニッポンのインタビューではこう語っている。

   「国民は経済問題ばかりに目を奪われてはいけません。
    実はその裏に日本の将来を揺るがしかねない重要な争点
    隠されているのです。それは、『集団的自衛権』行使の
    問題です。(略)きっと首相は、国会で自分の都合よく
    安保関連法案を通すためには、この時期に選挙を
    しておくのが最も良いタイミングと判断したのでしょう。
    (略)ここで再び衆議院で安定多数の議席を確保しておけば、
    「国民からの信任を得た」と、任期の向こう4年間、
    首相はやりたい放題好き勝手に、きな臭い「積極的平和主義」
    とやらを進められると踏んだに違いありません。(略)
     いつの時代も犠牲を強いられるのは、弱い立場の人間
    なのです。こういう世の中で果たしていいのでしょうか。
    そういう流れを止めるのも、有権者みなさんの大切な1票に
    他なりませ
ん。よくお考えになり、投票所に足をお運び下さい。
    日本の未来を良くするも悪くするもあなたの責任なのですから
    (「スポニチアネックス」14年12月12日)

 少なくともあのとき、国民は安倍政権の本質を見抜いていなければならなかったのだ。いち早く安倍政権が目指す「戦争のできる国」に抗ってきた美輪明宏だからこそ、忸怩たる思いで「殺し、殺されに行け」と強い言葉を投げかけるのだろう。

 美輪が言うように、「そのとき」になるまで、われわれは過ちに気がつけないのか。現在の安倍政権は、誰がどう見ても、完全に“暴走状態”に突入している。そんななか、われわれにできることはなにか。ひとつは、国民の声で安倍政権の支持率をさらに下げ、解散に追い込み次なる選挙で自民党にだけは投票しないようにすることが──。

(小杉みすず)
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●「死の灰」を回避し得ない上に、「発電機能付き湯沸し装置」では温暖化は止まらない

2015年02月16日 00時00分29秒 | Weblog


東京新聞の社説【原発比率 温暖化を口実にするな】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015021202000174.html)。

 「原発は可能な限り減らして、再生エネルギーの導入は最大限-。これが原則だったはず。原発がなければ、温室効果ガスは減らせないのか。地球温暖化対策を原発依存の口実にしてはならない」。

   ●関西電力の「原発再稼働」への言い訳にさせてはいけない
   『●誰も責任をとらない自民党議員
       ・・・・・・3.11東京電力原発人災以前に逆戻りしていて大丈夫?


 「地球温暖化防止の切り札が原子力発電」?? ご冗談を。『不都合な真実』で、原発再稼働へと誤誘導し、破滅へと引きずり込んでいるのは?、一体誰だ? 「原子力=核」発電所は「巨大な「海暖め装置」」、地球温暖化に直接的に大きく貢献している。
 「たかが電力のために」、「発電機能付き湯沸し装置」=「死の灰」製造装置を一秒たりとも稼働させてはいけない。

   ●「京都議定書の失敗」をあなたたちに言われたくない
   『●『ウォーター・マネー/「水資源大国」日本の逆襲』読了(4/5)
   『●非常時だけでない、恒常的な被爆労働・犠牲でしか
            成り立たない原発という特殊な発電システム

   『●東京電力は、これまでさんざん安いと喧伝してきた
          発電機能付き湯沸かし器の値上げをするそうです


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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015021202000174.html

【社説】
原発比率 温暖化を口実にするな
2015年2月12日

 原発は可能な限り減らして、再生エネルギーの導入は最大限-。これが原則だったはず。原発がなければ、温室効果ガスは減らせないのか。地球温暖化対策を原発依存の口実にしてはならない。

 ベストミックスとは、その時代の要請に適切に対応できる電源の組み合わせのことを言う。

 二〇三〇年のベストミックスを話し合う経済産業省の小委員会は、焦点の原発比率について、15~20%を軸に検討を進めている。この数字には問題がある

 政府は昨年四月に閣議決定したエネルギー基本計画で、石炭や地熱などとともに「重要なベースロード電源」と位置付けた。

 運転コストが「低廉」で変動も少なく、運転時には二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出もない-というのが、その理由である。

 ただしそれには、福島の教訓を踏まえた条件があるはずだ。

 エネルギー基本計画に原発依存は「省エネルギー・再生可能エネルギーの導入や火力発電所の効率化などにより、可能な限り低減させる」と明記されている。

 また、原発の運転期間は法律で、原則四十年に制限されている。脱原発依存、再エネ推進、そして四十年廃炉の原則が、大前提なのである。

 経産省の試算によると、四十年廃炉の原則を貫く限り、原発が総発電量に占める割合は二八年に約15%になるという。新増設なしに20%はあり得ない。20%を掲げるということは、脱原発依存の旗を降ろすことにならないか

 電力会社は、再生可能エネルギーの高コスト、不安定さばかりを強調する。ところが多くの電力消費者は、安全や廃棄物対策を考慮に入れれば、原子力が決して安価でも、安定的でもないことを、福島の事故を見て知った。そこで温暖化対策が、原発推進の切り札にされつつある。

 温暖化対策の国際会議をリードするのは、三〇年までに一九九〇年比40%削減という高い目標を掲げた欧州連合(EU)だ。

 そのEUをリードするドイツでは福島の事故後、原発から再生エネへの大転換を進めることで新産業を育成しつつ、温暖化対策にも弾みをつけている。再生エネを増やせばCO2は減る。

 脱原発依存と再エネ導入による温暖化対策の推進こそ、福島の事故を経験した国民の声や時代の要請に対応する、日本のベストミックスなのではないか。
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●非常時だけでない、恒常的な被爆労働・犠牲でしか成り立たない原発という特殊な発電システム

2012年07月25日 00時00分42秒 | Weblog


東京新聞のコラム「洗筆」(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2012072302000122.html)。

 所詮、「発電機能付き湯沸し装置」であり、「たかが電力のために」、非常時だけでなく、恒常的被爆労働・犠牲でしか成り立たち得ない原子力発電という特殊な発電システムをまだ続けるという。しかも、巨大な「海暖め装置」であり、地球温暖化にも反している。大飯原発の再稼働に突っ走った関西電力や「地元」市町村首長、野田首相や枝野経産相、どんな権限があるのか知らないが仙谷由人氏などなど、東京電力 FUKUSIMA原発人災の何もが解決していない現在、再稼働の連鎖へと向けて舵を切っているけれども、正気でしょうか? 節水やごみ排出の抑制とは異なり、節電の意思は十分に続いている。関電が火力を停止してまで、原発を再稼働する意味は一体どこにあるのか? 再稼働の連鎖を恐れる。
 「経済弱者であるがゆえに被曝(ひばく)しながらでも働かざるをえない人々犠牲がなければ、平時の原発さえ成り立たないシステム」(高橋哲哉さん)、全くその通りである。特に、「経済弱者」「平時」というところが重要。

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2012072302000122.html

【コラム】
筆洗
2012年7月23日

 <銀の代わりに鉛を受け取ったような面(つら)>という諺(ことわざ)がある。期待していたのと似て非なるつまらぬものを受け取り、がっかりした顔つきのことをいう▼<金を化して鉛とす>は価値の高いものを低く変えてしまう例えだ。鉛という金属は、ことさら価値を低く見られているようで、少々気の毒に思える▼こんな諺もある。<鉛は刀となすべからず>。鉛では刀は造られない。そこから、物にはそれぞれ使い道があるという意味も生じた。その鉛の効用に目を付けた者がいた▼福島第一原発事故の収束作業を請け負う福島県の建設会社の役員が昨年末、作業員の身に着ける警報付き線量計を鉛板のカバーで覆うように強要していた。放射線の遮蔽(しゃへい)効果が高い鉛を利用して、累積被ばく線量を偽装しようとしたようだ▼作業員九人がこのカバーを使用させられた。被ばく線量限度を超えないようにするごまかしは、以前からあったという証言もある。下請け、孫請け、ひ孫請け…。末端の原発労働に近づくほど、日雇いや非正規労働者が増え、危険にさらされる▼「経済弱者であるがゆえに被曝(ひばく)しながらでも働かざるをえない人々の犠牲がなければ、平時の原発さえ成り立たないシステム」(東大大学院総合文化研究科の高橋哲哉教授)。作業員の犠牲で成り立つ原発の仕組みを知るほど、鉛をのみ込んだような重い気分になる。
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●呼び掛けに応じて ~原発なんて要らない~

2012年04月13日 00時00分40秒 | Weblog


Inti-solさんのWP(http://plaza.rakuten.co.jp/intisol/diary/201204110000/)で知りました。呼び掛け(https://fs222.formasp.jp/k282/form1/)に応じて、メッセージを送信。1次〆切は昨日までだった模様・・・。CMLに流れていたのかもしれませんが、見逃していたようで、今朝、慌てて送信。

 誰へのメッセージかがピンボケしていますが、送信したものは以下の通り。

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FUKUSIMA原発人災からわずか1年。HIROSIMAやNAGASAKIの記憶をも持つ我々は、もっと謙虚になるべきだ。松下竜一さんの「暗闇の思想」に習い、小出裕章さんの言う「たかが電力のために」に思いをめぐらせ、原発だけは選択してはいけない。原発など1基もなくても心豊かに暮らしていける。大飯原発再稼働がなされようとしている2012年の今、100,0000年の死の灰の管理をこれ以上、未来の子供たちに押しつけてはならない。原発=核は不要、無駄なだけでなく、制御不能な単なる危険物である。原発輸出や原発再稼働は、2011.3.11以前の日本への回帰への一歩である。再稼働を決して許してはならない。「いま」が大きな分岐点であり、踏ん張りどころ。
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 呼び掛け団体は以下の通りで、送信後、戻ってきたメッセージも載せておきます。

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呼びかけ団体:
グリーン・アクション
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
国際環境NGO FoE Japan
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
グリーンピース・ジャパン
福島原発事故緊急会議
再稼働反対!全国アクション
ピースボート
気候ネットワーク
eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)
原水爆禁止日本国民会議

問い合わせ先:
国際環境NGO FoE Japan 満田(みつた)090-6142-1807
Tel: 03-6907-7217 Fax: 03-6907-7219
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ご協力ありがとうございました。
野田大臣をはじめとした4大臣および関係自治体にお送りさせていただきます。
また、いただいたメッセージは順次公開させていただきます。
4大臣に、ぜひ個別にも、みなさまのご意見を送ってください。

◆枝野幸男経産相 [国会]
(FAX)03-3591-2249 
(TEL)03-3508-7448 
[大宮事務所] (FAX)048-648-9125 
(TEL)048-648-9124

◆細野豪志原発担当相 [国会](FAX)03-3508-3416 (TEL)03-3508-7116
[三島事務所](FAX)055-991-1270 (TEL)055-991-1269
[富士事務所](FAX)0545-55-5412 (TEL)0545-55-5411

◇野田佳彦首相 [国会](FAX)03-3508-3441 (TEL)03-3508-7141
[船橋事務所](FAX)047-496-1222 (TEL)047-496-1110

◇藤村修官房長官 [国会](FAX)03-3591-2608 (TEL)03-3508-7074
[大阪事務所](FAX)06-6337-4354 (TEL)06-6337-3694

○私たちは、原発の電気はいりません。
○現実に、原発ゼロで、この冬なんの支障もありませんでした。
○福島第一原発事故の原因究明もなされていない
○ひとたび事故が起これば、その影響は広範囲におよび、琵琶湖を通じて関西の広い範囲に、そして日本各地に影響が広がる。その意味では、すべての国民が、潜在的な被害者。ぜひ幅広く公聴会を開いてほしい。
○幅広い周辺自治体の「同意」を得るべき。
○私たちは、安全な電気がほしい。原発はいらない。
○保安院は地震動の3連動を過小評価している
○保安院は「活断層の3連動で760ガル」を妥当としている。これは断層モデ ルに基づく評価です。しかし、原子力安全委員会の審査指針では、応答スペクト ルに基づく評価とあわせ「双方の実施」を求めている。
○3連動にもとづけば、制御棒の挿入時間が、安全基準を超える。
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●「核燃料を捜せ!」: 既に格納容器を溶融・貫通か?

2011年06月14日 01時01分58秒 | Weblog


旧聞になってしまいましたが。WP『小出裕章(京大助教)非公式まとめ/京大原子炉実験所助教 小出裕章氏による情報』(http://hiroakikoide.wordpress.com/)に出ていた記事http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/05/25/tanemaki-may25/)です。

 燃料ペレットの溶融温度から考えて釜の底には穴があき、格納容器にも穴をあけてしまっているのか? 東電や政府は認めないだろうが・・・。いま核燃料はどこにあるのか? 理由は分からないものの、結果として、原子炉内での水素爆発による大量の放射性物質の放出という最悪のシナリオは回避された模様である。しかし、地下水の汚染は確実であり、気の遠くなる年月の間、地下水は利用できない。沿岸域、周辺の土壌も同様である。
 何度も言ってきたが、この事態を目の当たりにしても、まだ原発を続けたいともがく電力会社や政治屋、それを支持する市民の皆さんの気がしれません。小出さん流に言えば、「たかが電力のために自分の命や将来の子供たちの命をかけるなんて、あまりに愚か」。古い言葉で表現すれば「エコノミック・アニマル」。多くの世界の人たちの蔑みの眼差しを感じずにはいられない。

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http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/05/25/tanemaki-may25/

525 循環冷却の効果に疑問 小出裕章 (MBS)

2011
年5月25日(水)、MBS(毎日放送)ラジオの番組「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。



番組案内

2011年5月25日【水】
計画的避難区域 ある老人ホームの現状
福島県飯舘村は、福島第一原発事故の影響で、村の全域が「計画的避難区域」に指定されています。今夜の特集では、その飯舘村で唯一の特別養護老人ホーム「いいたてホーム」の施設長、三瓶政美さんに電話をつなぎ、施設の現状や運営を続ける上での課題について、話をうかがいます。
また、きょうも京大原子炉実験所の小出裕章さんに、福島原発事故の問題について解説してもらいます。



録音

【福島原発】5/25/水★ブラックジョークとしてのチャイナシンドローム
1/2
【福島原発】5/25/水★ブラックジョークとしてのチャイナシンドローム
2/2


要約

・(小出先生は従来は水棺は無理だろうから循環型の外付け冷却システムがいいのではないかと言っていた。が、ここまで悪化すると難しいのではないかと今は言う。どうすればいいのか?)炉心が溶けていると東電は言っている。炉心に全く水がなければ圧力容器に水がなく、底に穴が空いている。穴からは水だけでなく溶けたウランも落ちて、格納容器の底に落ちる。燃料のウランは2800度で溶ける。格納容器は鉄でできていて、1400〜1500度で溶ける。溶けたウランが鉄と接触すれば、格納容器は簡単に溶ける


・(2800度に近い温度で底に落ちていて、格納容器の底も溶けているだろうということ?)そうだ。どれだけの水が残っているかによって違うが、底は抜けているだろうと思う

・(底の大部分が大きく抜けている?)水棺で大量の水を入れた。圧力容器から出た水が格納容器にたまることを東電は期待していた。でも断念した。私はもとから出来ないと思っていた。いずれにしても漏れてしまうし、損傷を拡大しかねないと言った。実際、漏れているところが大きいと思わないといけない。東電は最近、格納容器の外側、原子炉建屋の地下に4000〜5000トンの水がたまっていると言い出した。格納容器から流れてきているということ。大きな損傷があると考えるしかない。

・(最後の砦の格納容器が大きく損傷して、ダダ漏れ?)そうなっている。その理由の一つの可能性は、溶けた燃料が格納容器の底に穴をあけているということだろう。さらに下に溶け落ちていっている可能性もある。

・(良かれと思って入れた水が容器を損傷させてダダ漏れの原因になった?)穴を開けたのはウラン。水を入れたこと自体で穴をあけたわけではない。が、汚染水が出ている。難題だ。

・(汚染水も満水に近付いている。どこに移せばいいか?)いま場所はない。メガフロートでは足りない。二ヶ月前から言っているが、タンカーをつれてくるのが解決の早道。それには政治の介入が必要。

・(梅雨の雨は関係してくる?)関係する。どうしたらいいか分からない。雨が降ると染みこんで汚染水の量を増やしていく。海に溢れるのは避けられない。早急に手を打たなければならないが、二ヶ月も手をこまねいていた。政治的決断が必要。早く汚染水移動を。

・(政治の出番?)田中真紀子さんと話したときも私は政治の出番だと言った。彼女も同意した。

・(従来のやり方では全くダメということ?)循環させるとしても、溶けたウランの塊は格納容器の下に落ちていっている。水を循環させても、溶けて出てしまっているウランの冷却にはほとんど効果がない。私の推測が正しければ冷やすということはできない。

・(工程表は?)もともと出来ないと言ってきた。水棺自体できないし、循環式冷却もそれを前提としていたわけだが。

・(東電は既に織り込み済みだった?)違う。水棺を踏まえた上で循環冷却に進もうとしていたが、底が抜けていれば循環に意味はない。

・(核燃料はいまどこに?)格納容器の鉄板の下は分厚いコンクリート。それを順番に溶かしながらコンクリートを突き抜けて下に落ちていっている。

・(これを止めるのは?)水をそこに到達させて冷やせればいい。だが、構造物の中に穴をあけて溶け落ちていっているため、上から水をかけるだけではだめだろう。

・(チャイナシンドローム?)チャイナシンドロームは米国の原発の事故により溶けた燃料が地球の裏側の中国に出てくるというブラックジョーク。そういうことにはならない。数メートルから10メートル。いずれにしても地下水があってそれと接触する。そうなると汚染が拡大する。その拡大を防ぐための措置が求められる。

・(地上だけの話ではない?地下の奥深いところの話になる?)打てる有効な手立てはあまりない。汚染をできるだけ抑えるには地下深くまでコンクリの壁を打ち込んで、溶けた塊を壁の中から出さないようにすることくらいだろう。

・(格納容器の下に壁をもぐらせる?)格納容器の下方向に壁を作るのは難しい。原子炉建屋の大きさくらいで縦に深い壁をつくる。10メートルかそれ以上。地中深くにはりめぐらせる。

・(科学と技術の力でどうにかなる?)完璧に閉じ込めるのは無理。どこまで抑えられるかというせめぎ合いだ。
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●九電玄海原発も廃炉に

2011年06月13日 04時50分28秒 | Weblog


asahi.comの記事(http://www.asahi.com/national/update/0527/SEB201105270004.html)。

 計画停電という九州電力の脅しに負けてはいけない。川内も含めて廃炉にしても大丈夫。たかが電力のために、放射能で死ぬのはまっぴらごめんだ。子供たちを殺すのはごめんだ。
 なぜ脆性遷移温度を、試験片の98度から80度という危険側に推定するのか? 


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http://www.asahi.com/national/update/0527/SEB201105270004.html

玄海原発、想定以上の劣化か 専門家指摘「廃炉に」
                                                        2011527165

 九州電力玄海原子力発電所1号機(佐賀県玄海町)の原子炉圧力容器の劣化が想定以上に進んでいる恐れのあることが、九電の資料などからわかった。九電は「安全性に問題はない」とするが、専門家は「危険な状態で廃炉にすべきだ」と指摘。1号機は稼働中で、反原発団体は原子炉の劣化を危険視している。

 原子炉は運転年数を経るにつれ、中性子を浴びて次第にもろくなる。その程度を調べるため、電力各社は圧力容器内に容器本体と同じ材質の試験片を置き、もろさの指標である「脆性遷移(ぜいせいせんい)温度」を測っている。温度が上がるほど、もろさが増しているとされる。

 1975年に操業を始めた玄海原発1号機は九電管内で最も古い原発で、想定している運転年数は2035年までの60年間。脆性遷移温度は76年、80年、93年に測定し、それぞれ35度、37度、56度だった。ところが、09年には98度と大幅に上昇した。

 九電はこの測定値から、容器本体の脆性遷移温度を80度と推計。「60年間運転しても91度になる計算で、93度未満という新設原子炉の業界基準も下回る数値だ」と説明している。
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