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●「政治家にしてはいけないレベルの人材をチヤホヤして勘違いさせ、党を挙げて見抜けない「節穴責任」」

2017年05月01日 00時00分31秒 | Weblog

[※ 東京新聞(2017年4月4日)↑]



日刊スポーツの二つのコラム【政界地獄耳/軽い言葉、勉強不足を権力で繕う】(http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1809592.html)と、
【政界地獄耳/公認責任あるのでは】(http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1811526.html)。

 《閣僚の半分は、軽い言葉と勉強不足を権力で体裁を繕うレベルだ。15日、「桜を見る会」で首相は「風雪に 耐えて5年の 八重桜」と自作の句を詠んだが、国民から見れば風雪に耐えているのは国民の方》。
 《菅義偉は「ご自身で判断されることだ」と突き放した…。しかし自民党が国民に対して「この人なら大丈夫」と公認し、政務官として内閣の一員として迎え入れた責任は、党にも内閣にもある政務官を野放しにしていた経産相・世耕弘成の責任政治家にしてはいけないレベルの人材》。

   『●争点は「壊憲」: 大橋巨泉さん「最後の遺言」…
         日本を『戦争ができる国』に変えてはいけない
    「記事に出てくる《桜を見る会》について、asahi.comに当時、
     【「桜咲くように賃上げ実現」 安倍首相、桜見る会で語る】(…)
     という記事に、《芸能人やスポーツ選手ら約1万5千人の
     招待客を前に…》とありました。成田三樹夫さん風に言えば、
     《いやらしいのが多すぎる…情けなくなっちまうね
     権力にへたへたするバカがどんどん図にのるんだよ、ハハハ》」

 デンデン王国の「裸の王様」とその取り巻き連中の酷さが目に余る。日刊スポーツの『政界地獄耳』の筆者に関心…《政治家にしてはいけないレベルの人材をチヤホヤして勘違いさせ、党を挙げて見抜けない“節穴責任”がある》。全く同感!
 日刊ゲンダイのコラム【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」/森友&加計学園で追い詰められ 安倍首相のジョークの意味】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/203951)によると、《「忖度していただきたい」(17日/安倍首相) 安倍首相は都内の商業施設のオープニングに出席し、自分の地元の山口県の物産も販売するようにと上記の冗談を言った。会場は笑いの渦に包まれたそうである。カーッ、むかつくなぁ。…》…だそうです。「カーッ、むかつくなぁ」…本当に、ソウ。 

 そんな《節穴責任》なんて云う「倫理観」を持ち合わせない「裸の王様」およびハイテンションな御妃様主催の「桜を見る会」で、はしゃいでいる人達って一体…。

   『●今村雅弘復興相、「本人の責任」
     「裁判でも何でもやればいい」と…「死の町」にした者こそ糾弾されるべき
   『●今村雅弘復興相「問題は激高よりも
     「自主避難は自己責任」発言」…ココで「自己責任」論に出くわすとは…

 失言や不祥事は挙げればきりがなく、皆さんの神経がマヒしているのですが…。
 リテラの記事【まったく反省なし! 今村復興相がまた質問を勝手に打ち切り!自主避難は自己責任」と被災者を追い詰める大臣など即刻辞任しろ】(http://lite-ra.com/2017/04/post-3096.html)には、《きょうの会見で、同じ記者からの質問に苛立ち、「もういいよ」と打ち切った西中氏が「把握できるのか」と再び問いかけようとすると、今村復興相は〈いらだった様子で「もういいよ。他の人どうぞ」と質問を打ち切ったそもそも、4日の「暴言」でこの男が辞任に追い詰められることなくいまもぬくぬくと復興大臣の座に就いていることが異常なのだが、もはや自主避難をする人びとを傷つけたという反省が微塵もないきょうの態度を看過することはできない。即刻、辞任すべきである》…とある。
 復興相の資格無し、能力無し。

   『●「歴史的暴言」、アベ様のシモベらの度の過ぎた
      差別意識の酷さ…無数の「沖縄差別」の氷山の一角が露見
   『●沖縄差別・沖縄破壊の「やりたい放題」…
     「歴史的暴言」から想起されるナチソネ氏や「産経のドン」等々
   『●高江破壊と歴史的暴言: 「みんなが嫌がる“仕事”を押し付け、
                  無用な衝突を招いている張本人は誰か」?

   『●高野孟氏の至言: 「安倍晋三首相と
      今井尚哉首席秘書官の関係」=愚かな「裸の王様」」とその家臣

 東京新聞の記事【「テロ行為だ」自民がヤジ 局長に詰め寄った民進議員に】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201704/CK2017042202000137.html)によると、《「共謀罪」法案を審議した二十一日の衆院法務委員会で、法務省の林真琴刑事局長の席に詰め寄った民進党議員に、自民党の土屋正忠理事が「テロ行為だ」とヤジを飛ばしたとして、民進、共産両党が抗議…土屋氏は本紙の取材に対し「階氏が刑事局長の机をたたいたので、やりすぎではないかと思い、ヤジは飛ばしたが、中身は記憶していない」と話した》。

 金平茂紀さん曰く《沖縄ではプレ「共謀罪」捜査が先取りされている》訳ですが…どうやら、次は国会内らしい?

   『●「平成の治安維持法」で、室井佑月さんや
       斎藤貴男さん「なんて、最初から一般人扱いされないだろうしな」
   『●「政治的修文」ではなく、法案の目的や「その他」に
        『平成の治安維持法』「内心処罰」という文言追加を
   『●当局の解釈次第で恣意的に内心を罰し、
     お互いを監視・密告しあう社会…「平成の治安維持法」の完成
   『●「菅官房長官と麻生財務相以外のほぼ全員を代える
       大幅改造」って、ご冗談を…アベ様オトモダチの総退陣を
   『●金平茂紀さん「僕らの国の司法にはかつて
      「予防拘禁」という仕組みが合法的制度として存在していた」

 でも、やはり、デンデン王国「裸の王様」がやはり最大の問題。《日本に未来はない》…。
 日刊ゲンダイに出ていたインタビュー記事(【注目の人 直撃インタビュー/小澤俊夫氏が警鐘 「共謀罪で言論の息の根が止められる」】、https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/202513)に続き、リテラに出ていた記事【小沢健二の父・小澤俊夫が共謀罪と安倍政権批判! オザケン自身も権力の詐術を暴く鋭すぎる論評】(http://lite-ra.com/2017/04/post-3097.html)。《「岸の末裔が首相では日本に未来はない」…その実態は権力による恣意的な逮捕を可能にする平成の治安維持法であることは自明で、公権力による監視社会化をよりいっそう加速させるものだ…ドイツ文学者の小澤俊夫氏…「親父は「日本から満州に来た官僚の中で一番悪いのは岸信介」と言っていました。「地上げをし、現地人は苦しめ、賄賂を取って私財を増やした」と。だから、岸が自民党総裁になったときに「こんなヤツを総裁にするなんて、日本の未来はない」とハッキリ言った。その岸の末裔が首相になって日本は本当に未来がなくなっちゃったね」》。

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http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1809592.html

政界地獄耳
2017年4月18日9時36分
軽い言葉、勉強不足を権力で繕う

 ★16日、地方創生担当相・山本幸三は講演後、観光を生かした地方創生に関する質疑の中で「一番のがんは文化学芸員といわれる人たちだ。観光マインドが全くない。一掃しなければ駄目だ」と述べ、博物館などで働く専門職員である学芸員を批判した。そもそも博物館法で定められた学芸員自体の役割が観光の妨げになるという議論の前に、観光という名目でどのくらい環境保全などがないがしろになってきたか、そのバランスが必要というのなら、先に観光庁と環境省の間に入って調整するなどが山本の仕事だろう

 ★言葉足らずの問題提起でしてやったりなのだろう。結局「言葉足らず」や「混乱を招いた」ことを陳謝したが学芸員たちは納得するだろうか思慮不足で言葉足らずの半人前の政治家閣僚のポストを与え、生半可な知識で混乱を生むくらいならば、勉強してからテーブルに着いてほしい。無論、これは山本にだけでなく、過日会見で感情に任せて暴言を吐き続け、発言のすべてを撤回し陳謝するまで、数日間を要した復興相も同罪だ。

 ★のみならず、身内の関与を指摘され、感情がコントロールできない首相・安倍晋三の下、自身の思想信条と異なる対応に悔しさをにじませ、答弁でべそをかく防衛相。強行採決を示唆する農相、共謀罪を説明できない法相野党の質問に悪態をつく副総理兼財務相白紙領収書を「問題ない」という総務相何が起きても「何も問題ない」とかわす官房長官帰国させてから帰任のタイミングをつかめなかった外相閣僚の半分は、軽い言葉と勉強不足を権力で体裁を繕うレベルだ。15日、「桜を見る会」で首相は「風雪に 耐えて5年の 八重桜」と自作の句を詠んだが、国民から見れば風雪に耐えているのは国民の方。(K)※敬称略
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http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1811526.html

政界地獄耳
2017年4月22日9時18分
公認責任あるのでは

 ★重婚騒動など週刊誌によって発覚し、経産政務官を辞任した中川俊直。本人はフェイスブックに言い訳とわびを記して雲隠れだが、政界は大騒ぎだ。森友学園疑惑で民進党議員が週刊誌の記事を基に質問すれば、あなたは週刊誌の記事を信じるのかと反論したのは首相・安倍晋三だが、記事が出る前に辞任した中川に政府はどう答えるのだろうか。

 ★党内はさまざまな影響を考え、離党届受理で幕引きしたい考えだが、20日午前の会見で官房長官・菅義偉は「ご自身で判断されることだ」と突き放した。しかし自民党が国民に対して「この人なら大丈夫」と公認政務官として内閣の一員として迎え入れた責任党にも内閣にもあるのではないか。無論進退は本人が決めるとしても、党や内閣は辞めさえすれば何の関係もないとする対応は、都合の良いことは継続をうたい、悪い話は尻尾切りと国民に受け止められても致し方ないはずだ。

 ★政務官の仕事とはどの程度のものなのか。大臣、副大臣、政務官と政務3役が一体となって働くチームもあるだろうが、政務官を野放しにしていた経産相・世耕弘成の責任は全くないのだろうか。21日の自民党役員連絡会でも副総裁・高村正彦が「政府与党から緩み、たるみ、不届き者が出ないように、1人1人が身を律していくことが大切だ」とした。しかし、もうここまでくれば「緩み」「たるみ」のレベルではなく政治家にしてはいけないレベルの人材をチヤホヤして勘違いさせ党を挙げて見抜けない節穴責任があるのではないか。安倍内閣になってからも、女性スキャンダルは党内から続出した。これではどんなに立派なことを言っても、信じられないだろう。(K)※敬称略
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