
【香山リカ×菊池誠、『信じぬ者は救われる』】
「・・・・・・ いまのスピリッチュアルだのなんだの、みんなずばり言ってほしい人たちがいて、ずばり言う社会になっていること自体が僕にはすごい迷惑なので」(p.141)。「・・・・・・ 郵政民営化に浮かれて、「イエスだ」と言って投票した人たちのおかげで当選した人たちが、いま、年金や教育を審議 ・・・・・・」(p.143)。
「フィトンチッド」(p.146)!! こんなところでこの言葉に出会うとは思いませんでした。
「・・・・・・ 女性が ・・・・・・ 九・一一同時多発テロはアメリカ政府の自作自演だと主張する ・・・・・・ 録画したものらしい。・・・・・・ いわゆる陰謀論というやつだ。そのようなものを手にしているというそのギャップに僕はちょっと驚いた」(p.155)。
結論には到達できていませんし、堂々巡りな側面も。”ずばり言う”わけでもありません。でも、とても示唆に富む本でした。
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