東京新聞に出ていた呆れた記事(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011091801000665.html)。
講演を聞いた訳ではないけれども、まずは一言あるべきでは。原発推進をこの期に及んで言い続ける者たちに比べて、ほんの少しはましなのかもしれないけれども、どんだけ面の皮が厚いんだか? 「原発はコスト面でも問題があるとの認識」ってよく言うよ! 風見鶏氏といい、全くいい加減な奴らだ。そいえば、先週、NHKニュース9が中曽根(中曾根)氏にインタビューをしていたけれども、白々しく原発について語れるものである。これまた最初から見た訳ではないので何とも言えないが、まずは一言反省の弁・謝罪はあったのか? 謝罪してくれても、放射能の被害がこの世から消える訳ではないけれども。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011091801000665.html】
小泉元首相が「減原発」訴え 「自然エネで依存度低下」
2011年9月18日 21時29分
小泉純一郎元首相は18日、川崎市川崎区内で講演し、福島第1原発事故を受けた今後のエネルギー政策に関して「政府は原発建設を進めてきたが、この費用を安全な自然エネルギー開発に使い、原発依存度を下げるべきだ」と述べ、“減原発”実現を訴えた。
同時に「政府は、原発は低コストだとしてきたが、高レベル放射性廃棄物を処分するには、膨大な費用と数万年単位の時間がかかる」と指摘、原発はコスト面でも問題があるとの認識を示した。
東日本大震災に関しては「震災の困難をチャンスに変えることが日本ならできる」と、小泉氏独特のジェスチャーを交えて語った。
(共同)
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gendai.net(http://gendai.net/articles/view/syakai/132726)のさすがな意見に、大賛成。
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【http://gendai.net/articles/view/syakai/132726】
誰かこの男を消してくれ
2011年9月20日 掲載
自分も張本人なのに厚かましく「脱原発」講演
またシャシャリ出てきてヒーロー気取りだ。
小泉純一郎元首相が、18日に川崎市のホテルで講演し、“脱原発依存”を訴えた。「原発が最もコストが安いとして新設、増設とはいかない」「国民は原発が安全だとは信用しなくなった」「自然エネルギーや再生可能エネルギーの技術開発に投資し、環境先進国を目指すべきだ」――とまあ、いつもの大げさな身ぶり手ぶりで言いたい放題だったのである。今月5日の財界向けの講演会でも同じことを言っていたが、相変わらず世間をダマすのが好きな無責任な男である。
というのも、日本で原発推進が加速したのは小泉政権時代(01年4月~06年9月)なのである。それを忘れたのか。
「原発推進をうたった『エネルギー基本計画』が策定されたのは、
小泉時代の03年10月です。その前年の02年に東電の福島原発の
トラブル隠しがありましたが、たいした反省なく、ウランより危険な
プルトニウムを使ったプルサーマル計画の推進が盛り込まれました。
当時の福島県知事が原子力安全・保安院を経産省から分離して
独立性を高めるべきという提案もしていましたが、全て無視でした」
(経産省OB)
小泉内閣の初代の経産大臣は、いまだに原発推進の旗振り役をやっている平沼赳夫・たちあがれ日本代表だ。経産省の言いなりで、エネルギー政策に何の関心も示さなかった小泉が、今ごろになってどの面下げて“脱原発”を口にするのか。
「中間層が破壊され、社会的格差が拡大し、自力ではもはや
這い上がることができない絶対的貧困層が生まれた。
小泉改革の結果、日本の社会も国家も弱くなった」
と、作家で元外務省分析官の佐藤優氏は「新潮45」で書いている。小泉は二度と国民の前に顔を出しちゃいけない男なのだ。まして説教垂れる資格など200%ないのだ。
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