最近の事件の発生状況を考える
清永奈穂と清永賢二は、事件を読み解くための新しい本「犯罪者はどう動く~犯罪行動生態学からの読み解き~」を執筆しつつああります。
現在三分の二を執筆しました。
この本を書いている途中に考えたことですが、明らかに犯罪を産みだす「構造」が変わったのではないか、
と言う思いが強くなってまいりました。
これまでは、せいぜい警察庁や都道府県警察の犯罪統計に基づき罪種(手口)ごとの分析や解釈ですんだのが、
これからは犯罪の質や量、そしてその犯罪を産みだす背景さらには犯罪者の動きまで含めての「構造的つながり」を持った分析が必要なのではないか。
その構造が、明らかに2005年以降、特に最近変化・変動していると思うのです。
この「構造変化(構造変動)」を視野に置かねば、犯罪統計に見る犯罪の低減傾向の裏、表面化されない問題性を読み解けないのではないか。
現実に起こっている犯罪、その現場を、静かに時間を掛けて見続ける必要があると思います。
マスメディア、特に日々流されるテレビの事件報道によって、何かしら事件さらには犯罪を「見て聞いて経験した」
という思いで犯罪問題を考えるのは極めて問題と思われます。
決して犯罪に怯えることなく冷静に、何が問題なのかを見つめ考える必要があります。
特に犯罪のプロである警察にそれを求めたいと思います。
わたくしたちは安全安心の短い賞味期限に迫られ、危険水域に入りつつあるのではなかろうか。
本を書くと同時に、最近増えた現場や市民の前に立ってこう考えています。
清永奈穂と清永賢二は、事件を読み解くための新しい本「犯罪者はどう動く~犯罪行動生態学からの読み解き~」を執筆しつつああります。
現在三分の二を執筆しました。
この本を書いている途中に考えたことですが、明らかに犯罪を産みだす「構造」が変わったのではないか、
と言う思いが強くなってまいりました。
これまでは、せいぜい警察庁や都道府県警察の犯罪統計に基づき罪種(手口)ごとの分析や解釈ですんだのが、
これからは犯罪の質や量、そしてその犯罪を産みだす背景さらには犯罪者の動きまで含めての「構造的つながり」を持った分析が必要なのではないか。
その構造が、明らかに2005年以降、特に最近変化・変動していると思うのです。
この「構造変化(構造変動)」を視野に置かねば、犯罪統計に見る犯罪の低減傾向の裏、表面化されない問題性を読み解けないのではないか。
現実に起こっている犯罪、その現場を、静かに時間を掛けて見続ける必要があると思います。
マスメディア、特に日々流されるテレビの事件報道によって、何かしら事件さらには犯罪を「見て聞いて経験した」
という思いで犯罪問題を考えるのは極めて問題と思われます。
決して犯罪に怯えることなく冷静に、何が問題なのかを見つめ考える必要があります。
特に犯罪のプロである警察にそれを求めたいと思います。
わたくしたちは安全安心の短い賞味期限に迫られ、危険水域に入りつつあるのではなかろうか。
本を書くと同時に、最近増えた現場や市民の前に立ってこう考えています。
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