Cool Japan Academy&ACE KIDS ACADEMY

主として、学習塾「岡村ゼミナール㈱」・日本語教師養成講座「CJA」に関することについて、気ままに書いています。

ネパール・ツアー記録: 取り分け、象に乗っての恐怖体験

2019年09月29日 | 日記

ネパール・ビジネス・ツアー記録

取り分け、象に乗っての恐怖体験

 

➀9月21日(土)・・・関西国際空港離陸⇒カトマンズ空港着陸(8時間半)      

  到着後、出迎えのエンピ・カンデルさんと現地在住のマラハッタ・アニルさん達の主催で、日本から先に到着の3人の方々と同席しての夕食歓迎会

②9月22日(日)・・・ネパールでは、日曜日が毎週の仕事始めの日に当たるため、優秀なネパール人の大卒生・専門学校卒生への「求人」目的で訪問されたホンダ販売の社長さんと共に、郊外や市内中心部にある最高レベルの技術系の大学2校を見学・訪問、それぞれの学長さんと面談。今後のつながりの進化・深化を約束し合う。

③9月23日(月)・・・市内各地の商業や産業の集積地を回りながら、ホンダ販売店や自動車整備工場等を見学・視察。ホンダ販売の社長さんは帰国、代わりにトヨタ販売の役員さんを出迎え。

④9月24日(火)・・・ホテルを朝5時に出発したにもかかわらず、この日に訪問予定だったネパール第二の都市のポカラ到着には9時間もかかってしまったため、午前中に訪問する筈だった日本語学校などの訪問ができなかった。

更には、カトマンズよりは一段上のレベルで整備されていた折角の市街地観光に割り当てられていた午後も、訪問調整に手間取り、時間に余裕もなくなったため、トヨタ販売の役員さんとは別々の行動となり、自分は、夕方になって漸く日本語学校さんを訪問。

  しかし、エンピ・カンデルさんが、私に是非とも紹介したいと願って狙いをつけておられたこの学校の立地や施設、それに運営内容等は、流石になかなかしっかりしていて、今後はとても良いご縁ができそうな貴重な訪問先となりました。

  今回の訪問で得られた各種のご縁の内で、最も重要な相手になるかと期待されます。

  その校長先生の来年3月での訪日時には、CJA日本語学校にもお出でいただけるとのことでした。

  ところが、ポカラからカトマンズに戻るのにも7時間の峠越えとなり、何と翌日の朝3時半にホテルに帰着という異常事態。

⑤9月25日(水)・・・ほとんど寝る時間もなかった午前8時に出発し、市内の日本大使館の前を通りかかりましたが、その門前と塀沿いに作られた長蛇の列を見てびっくり。

日本に留学希望の学生がビザ取得のための面接を受けるために、黒のビジネススーツに身を固めて待機している列と聞き、訪日希望者が多いことを改めて「実感」しました。

  (26日(木)の朝にも、同様の列を見て、またビックリ。)

  午後は、前日からほとんど寝る時間が無かったための休養時間となり、ホテルに籠って各種のレポート作成やEmailの整理に集中。

➅9月26日(木)~27日(金)・・・また朝5時という早朝に、エンピ・カンデルさんの故郷で、ネパール第三の都市:チトワンに向かって峠越えに挑戦。

しかし、ポカラに行き来した前々日と同様に、通常なら5時間の道のりに、雨の中、事故車の処理等の影響で倍の10時間以上もかかり、漸く午後3時に到着。

  目的地の国立公園への入園可能な最終の便で、待望の世界遺産でもある森の中の自然観察:象に乗ってのツアーに出発。

  しかし、一頭の象には4人しか乗れないため、2チームに分かれて乗り合わせたが、運悪く私は、インド人女性たち3人と乗り合わせてしまった。

この時、かれこれの体重差で私の方の座席が斜め下方に傾き、象の一歩一歩の歩みで座席が揺れる度ごとに、私だけが下にずり落ちそうになるため、必死で座席の四隅のポールのうちの一本に全力でつかまり続けなければならなかった最悪のコンデイションであり、泣きそうにならざるを得なかった辛い1時間の旅となりました。

  それでも、途中で白と茶色のインドサイの2頭に出会い、写真撮影もできる最低限の収穫はありました。

  他方、後ろに続いていた仲間たち4人は、それまでルンルン気分で、ずり落ちそうで困り果てていた私に、「何も助けてあげられなくて、申し訳ありませんね・・・」と声を掛けてこれる余裕でした。

ところがその途端に、彼等が乗っていた若くてより大型の雌の象が、更にその後ろから追いついてきた雄の象の突然の叫び声に呼応して、いきなり後ろ向きになって、そちらの方に、大股のすごい勢いで走り寄り、お互いにじゃれ合うような喧嘩するような態勢になって、2頭が森中にも響きわたるかのような大きな叫び声と長い鼻を振り回し合って大暴れ。

  一時は、「ワニ」が泳いでいる河の傍の道で、河にでんぐり返ってはまりそうな危険な状態にもなり、乗っていた4人は、正に命がけの真っ青な顔に!暗転。

  私の乗っていた象も、後方のその異変で前に進まず、急遽、元の道を戻って救援(?)に向かい、その結果、3頭が一体になって大きなわめき声やうめき声が入り混じり、大混乱・大ピンチに! とても生きた心地がしなかったツアーになってしまいました。

  しかし、3人の象使い達、それぞれの必死の努力で漸く落ち着いて、ワニが棲む河を渡り終えて、無事に出発地に戻ったかのように思えました。

  ところが、とりわけ、かの3頭目の象においてはまだ興奮が収まりきらず、乗り降り用の矢倉施設にもなかなか収まらず、暴れ続けて乗り手たちを心配させ、困らせ続けました。

  そういうわけで、単なる森の中の自然観察ツアーではなく、散々な「象に乗っての“恐怖”体験ツアー」になってしまい、それまでの長旅の疲れもあって、ぐったりしつつ夜遅くにホテルに泊り込み。

 ⑦その翌日28日(金)も早朝から出発して、エンピ・カンデルさんの宮殿のような実家を訪問。地元の有力者:カンデルさんのお父さん一家の大勢の家族に出迎えられ、写真撮影。

  しかし、帰路の長旅を予想して、実家に暫く居残るカンデルさんにはしばしの別れを告げ、早々にカトマンズ空港に向けて出発したのが朝の8時半。

  ところが、この時は、更なる事故車や混雑等で、200キロメートルで通常なら5時間の道のりを、11時間半かかって、漸く夜の8時になってカトマンズ入りとなった。

  それでも、その日の深夜2:30の帰国便に乗る私のための送別会が開催され、マラハッタ・アニルさんご家族が出席されての楽しい夕食のひと時となりました。

 ⑧こうして、8日間のツアーが何とか終了しましたが、旅の企画と手配の責任者だったネパールのエンピ・カンデルさんや、とりわけこれらの長旅において、常時運転手をお務め戴いたアニルさんの現地在住者としての各種のお話も、非常に有益で、決して忘れられない貴重なものばかりでした。

  又、エンピ・カンデルさん向けのコンサルタントとして日本からお出でになられた日本人の30歳代半ばという若いKさんご夫妻とは、旅のほぼ全部の時間をご一緒させていただきましたが、取り分け、ご主人様からは、その各界でのトップレベルのご経歴からも判断できますが、流石に多くの知的でかつ有益なお話を多数頂戴しました。

他方、極めてチャーミングな奥様は、男性達一行にとっての“華”となって、日々の厳しい長旅の癒しとなってくださいました。

お二人にも心より御礼を申し上げます。

 ⑨9月29日(日)~10月・・・モンゴル、東南アジア各国、そしてネパール・ビジネス・ツアーで獲得した様々な情報を参考にしつつ、今後のCJA日本語学校:日本語教師養成講座と各種の外国人材受け入れに関する周辺関連事業の展開につき、一層慎重にしかし大胆に取り組んでゆきたいと考えています。

  皆様の今後のご理解とご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

 

令和1年9月29日 日曜日

岡村ゼミナール&CJA日本語学校:岡村寛三郎

協同組合クラブ・メデカルツーリズム・ジャパン

 

  

  

 

 

 

 

 

     

 

 

 

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