雑感な日々

音楽の仕事にまつわるあれこれ

チョコレート・ファクトリー

2005年07月20日 08時28分58秒 | NY
NYで映画を見るつもりは無かったんだけど、ティムに誘われてジョニー・ディップ主演の「チョコレート・ファクトリー」を観た。

僕はオリジナルを観た事はないけど、ティムはオリジナルの良い所も残ってるし、いいリメイクじゃないかな、と言ってた。

なかなか心暖まる(ま、ずっと笑いっぱなしだったけど)話しです。

central park & 55bar

2005年07月19日 08時26分43秒 | NY
いや~今日はほんとに暑い!!!!!!
地下鉄なんかほんとにサウナ状態だし。
普段東京で車ばっかりの僕にはほんとにキツイっすね。
あと階段もね。太ももの表側がハルもんね、ほんと。

さてそういうワケで昼は室内で練習等しつつ夜はセントラルパークへ。
NYフィルがこの時期、マンハッタン近辺の公園でライブをしています。
そして、今日はセントラル・パークで千秋楽。
8時スタートで、指揮はロリン・マゼール!
日本のCMにも出てたよね、昔。

ステージから200メートルくらい離れてもまだこれくらい混んでる。
昼間から、お花見のように陣取りしてたんだろうけど、あんなに暑いのに死ぬよ、ほんと。
もちろんPAがあるから後ろでもモニターできるんだけど。
8時スタートで、僕らは8時30分くらいに81丁目の駅に着いたけどすでにこん、後ろの人たちはもう敷物の上でほとんど寝てるもんね(笑)。

で、サイトにも食べ物や飲み物は持参した方が良い、キャンドルを持って来てもよし、等の案内が書いてあったけどみんな毎年楽しみにしてるんだろうな。

会場全体が無料かなと思っていたけど、ステージ前50メートルくらいはチケット制になっていました。
PAを通すオーケストラというのも、普段なかなか無いよね(笑)。

はい、真ん中の小さいところがステージね!

さていったんアパートに戻って、シャワーを浴びたら55barへ。
今日はマイク・スターンの奥さんのレニー・スターン。

ドラムのキース・カーロック(矢野さんが要チェキと言っていたドラマー)が出ていたので観に行きました。
彼はリズムも気持ちよくタイトで、パワー感も結構あるし、昨日のキムもそうだけど、ダイナミクス広いというか、細かいワザが正確なので、全体が気持ちいいのね。

明後日、またウエインを観にくるでしょう。

2日続けてBN

2005年07月18日 08時21分54秒 | NY
二日続けて、ブルーノートへ。
もともと今日みたMatthew shippはNYに来る前からチェックしたかったのね。
http://www.matthewshipp.com/
CDを何枚か持っていて時々聞くけど、ストリングストリオと聞いて、僕の持っているCDからは想像できない響きなので、必須で行かねば、と。

決して分かりやすい音楽ではないはずだけど、お客さんは超満員。
結局、音の方はfreeというかアブストラクトというか、メロディーはないし、ベース&ビオラもず~っとフリーだし。
ま、CDの音源しか知らない僕的にはちょっと途中で退屈してしまいました。

しかし、ミュージック・チャージが10ドルって、それってNY/ブルーノートのお土産のマグカップ12ドルよりもやすいんですけど、、、。
ほんとにライブを見やすい環境だよな、、、

さて、終了後、口直しに(耳直しか)当てもないけど、55barへ行く。
「今日、どんな感じなの?」「ウ~ン、Jazzだよ、、、」「何時まで」「わかんないけど、12時過ぎまでかな、、、」
「じゃ二人」「もうそんなに長くないから二人で7ドルでいいよ」
ってなやりとりの後お店にはいると、目が飛び出るほどうまいぞこのドラム、誰だ~背がちっこいな、っつ~か女の子じゃん!?
というわけでお名前を初めてしりました、キム・トンプソンちゃん。
http://www.kimthompson.info/

何にも知らないで行ったわけですが、今日は彼女自身のグループ。
いや~ほんとに上手い、巧い。
男でも(って性別関係ないんだけどね)こんなに叩けるやつはそうそういないよ!

帰ってきてから、キムちゃん、他の日もあるのかな~と調べたら、何回かあるな、フムフム。
なに、マイク・スターンの於ける55barでもドラム叩くの!!!!
う~ん、これも要チェキ。
ムムム、、恐るべしNY。matthewshipphttp://www.kimthompson.info/

Maynard Ferguson

2005年07月17日 08時19分45秒 | NY
東京ならいかないかも知れないけど、NYなので勢いで行ってしまった、Maynard Ferguson。
NYのブルーノートはジャズ・クラブの中でも高い方だけど、それでも二人で70ドル(食事なし、2ドリンク)。
食事を済ませて10:30分の2セット目へ。
今週最後の回ね。
本人は結構MCの時は息が切れてたけど、演奏中は相変わらずの”あの”感じ。
ま、悪く言うとフレーズがないというか、がしかし、本人の定番スタイルだからね、強いよね。
お客さんが期待してるのもアレだしさ(笑)。

選曲もチュニジアの夜とか酒腹、じゃなかった酒とバラの日々とかベタベタ。
でもほんとに楽しいのね。
ドラムもうまかったし、トランペットの若い子、カール・フィッシャーも結構うまかった(ま、エリックには敵わないけど!)。

今日で半分

2005年07月16日 08時17分18秒 | NY
今日が7月のちょうど真ん中。
ここから折り返しだけど、こういう場合後半の方が早く感じるものだもんね。
ドナから留守電が入っていてペンシルバニアのスティーブンの家に遊びに来てるとの事。
ドナ達とは今度の週末にはNYで会う予定。
スティーブンは何してるんだろうな。

こんなに買い物しない旅も珍しいくらい、なんにも買ってないな、、、、
ま、NYで欲しいものっつ~のがもうあんまりないしね。
女性はまた別だと思うけど。
セールもやってるけど、ヨーロッパのセールと比べたらそんなに気前良くないし。

楽器もインターネットのおかげで、初めて目にするようなものもないしなあ。
ま、中にはハンドメイドのエフェクターとか面白いものもあるけど。
今回唯一気になってるのが”Van Amps”が作っているリバーブ。
僕はフェンダーのツイードアンプが好きでよく使ってるんだけどライブに持ち歩かない理由のひとつにリバーブがないから、というのがある。
でもここんちのスプリング・リバーブユニットなら、それも解決。
ま、実はアダムのご推薦なんだけどね。
NY市内で扱っているところはないのね。
PayPal使って注文するかな。日本の代理店もあるにはあるけど、サイトが見にくくてうんざりしちゃった。

ワシントンD.C.へ

2005年07月14日 08時11分38秒 | NY
由美の伯母さんがD.C.に住んでいるので、初めてD.C.へ。
シャトル便というのが30分おきにラガーディアから出ているので凄く便利。
正確には数社で、1時間とか2時間おきに飛ばしているので”30分おきに”という感じ。
マンハッタンからはラガーディアが一番近いのし、うちは34丁目だから道順もQueensトンネルを使うとすぐなのね。

さてワシントンD.C.

アーリントン墓地。ほんとに広い。伯母さんの旦那様が元軍関係の方なので説明もいろいろしてくれる。
伯父さんも司令官まで勤めた人なのでここへお墓を作ることができるそうです。
ケネディーのお墓もみたけど、ジャクリーンのお墓も隣にあるのね。知らなかった。


スミソニアン博物館(と言っても6、7つある博物館の総称でとても1日で全部みられる規模ではない)。
伯父さんに「どこが見たい?」と聞かれたので迷わず「Air&Spaceがいいです!!!」。
アポロのコックピットとかあるし、ヨダレもんの場所ですね。
飛行機のプラモを子供の頃良く作っていて(2次大戦もの、未開封ものが今でも70個以上あるよ。もちろん20年以上まえのものだからもう製造中止しているものや、金型が新しかったから、現行品よりもスジ彫りが深かったり、ってみんな興味ないか)これだけあると相当塗装の参考になるよな、と感心。

時間がないので一泊だけというのが残念だった。
おばさんの家がまた大きくて、バスルームが4つある、ってとこから想像してくらはい。

Adam&Jonathan

2005年07月13日 08時09分27秒 | NY
夕飯を食べにSOHOの本村庵(六本木にもあるのね)へ行く。
やっぱり日本食最高!

さてその後にワシントンスクエアのそばの”La Lanterna Caffe”(正確にはそのとなりの半地下の「NEXT Door」)於、Jonathan KreisbergのGIGへ。
SOHOからワシントンスクエアまではそんなに遠くないので、歩いていく。
途中に”ZINC”というJazz以外にもラテン系もやってるライブハウスがある。
ヨメに「ここはリチャード・ボナも時々出ていたんだよ」なんて今日のセッションに目をやるとGt:Adam Rogersと書いてあるではないか!!
僕はアダムの大ファンで、アルバムも全部持ってるし、昨年東京のブルーノートにマイケル・ブレッカーが来た時にアダムも来ていて、そんでその直前にシャンティが仕事で僕のスタジオに来たときにアダムのアルバムを聴いてたら「アダムってアダム・ロジャース?わたし、友達よ。」と、彼女ノタマウのでイスからころげ落ちそうになり、シャンティの紹介でブルーノートにて会ったのでした。
後で考えると自分でも恥ずかしいくらい言葉がでず、でも機材の話をしたら話は弾む。
実は彼もかなりのビンテージマニアでギターも相当コレクションがあるらしい。

え~っとそんなわけで、これで道を歩いている途中で、Adamの名前を見つけた時の僕の興奮度が少しは分かってもらえたと思う。

7月のNYでアダムのGIGがあるかなとネットで探してはいたんだけど、見つからなかったのね。
だいたい、小さいクラブだとリーダーの名前で~トリオ、みたいな表記になっているのでメンツまでは分からない事が多いのね。

もう、即予定変更。
GIGの時間に合わせて再度ZINCに行くとちょうど、アダムがタクシーから降りて店に入る所で、声をかけたら思い出してくれた。
アダムの前に陣取りバッチリ、ライブを楽しむ。
Leonard Cliogliaに断ってGIGをRECさせてもらった。
GIGが始まる前に早速機材の話。
「昨年、59年の335買ったんだよ。」「ワオ~高かっただろ。USAでも凄い値上がりしてるからな、帰買える時に買わないとな。俺も56年のテレを買ったぜ!」なんて話をしてました(笑)。
ビンテージアンプに関して、凄い興味深い話も聞いたんだけどこれは秘密に(笑)。
ま、ビンテージ好きじゃなければ聞いても面白くもなんともないから、、、、。
「何かのきっかけで値段が行きなり上がる事があるからな」とロジャーも言ってた。
後でコピーを渡す約束になっているのでもう一度会うでしょう。

その後、当初の予定のジョナサンのGIGへ。
もともと僕のギターの先生のジェレミーが「ジョナサンは凄いぞ!」と教えてくれたので観にいったのだがほんとに凄かった。
結構ノックアウトされました(笑)。
メセニー系の感じもちょっとあるけど、もっとポスト・ビバップみたいな感じ。特にBPM240くらいのアップテンポの曲でのバップ・フレーズは最高にクール!!


LODGEのみんなと

2005年07月12日 08時07分30秒 | NY
Drewと先日の打ち合わせの続きを兼ねたディナーになるはずが、LODGEのパーティーへGO。
27丁目の、もうハドソン川のすぐそばの倉庫街へいくと(昔は倉庫街で今はアートギャラリーやクラブになってる)、1階にガードマンが居る”BED”というクラブへ。
昔、芝浦にスマイルガレージというスタジオがあったんだけど、ちょっとあんな感じ。
6階はクラブかな?と思うと(倉庫だったので凄い広い)実はラウンジのような場所でずら~っとベッドが置いてある。
キングサイズよりも大きいぞこれは、ムムム。
そんでそこに靴を脱がずに上がって、料理とお酒を楽しむというスタイルになっているのね、そんで”BED”。
なるほど、と。
LODGEがリザーブしていたのはさらに階段であがった屋上の一角。
昼間天気も良かったし、7時過ぎだけどまだ明るいし風もふくのでなかなかいい雰囲気だぞここは。

料理はNYのフュージョン・キュージーヌ・スタイルで味もばっちり。
日本だと音楽関係の方だとブルーノート東京のお料理を思い出してくらはい。
あとはパークハイアットのNYグリルとかかな。
フォアグラもここ1年は控えていたのに食べてしまった(笑)。
あの~基本的にうちは玄米食なんですけど、NYに来てから完璧に崩壊しています、、、
ピザにコーラという荒技に始まり、ハンバーガー&ホットドッグとなんでもありですな(笑)。
ま、基本的にはキッチン付きのアパートを借りてるので、近くの韓国街のスーパーで玄米とか納豆とかみそ汁とか食べてるのです(もちろんヨメに料理してもらってますが)。
あとはNYにはたくさんあるオーガニック系のデリでレンズ豆とか、そうそう玄米の巻き寿司とかも結構あるのね(多分普通の日本人は嫌いだと思う)。

「AC(僕は自分の名前のスペルが面倒なのでこう呼んでもらってる&そのままのスペルを伝えると”イーシー”と呼ばれるしね)はボウリングできるか?」と聞かれて「もちろん、できるよ」。
BEDを後にして倉庫街をさらにハドソン・リバーの方へどんどん歩いていくとスッゴイ大きいスポーツセンター的な所にでる。

バスケ、フットサル、器械体操の施設、ローラー・ブレードのコース、ボウリング、その他にもクルーザーの発着場所なんかがあるとにかくデカイ。

アメリカで初めてボウリングをしました(笑)。
一応136くらいまでスコア取れたので恥はかかずに済んだ、かな、、、、

アパートに帰ってきて12時過ぎてたんだけど、アッパーウエストの「Smoke」にピーター・バーンスタインが出るのですぐにタクシーで向かう。
夕方の5時過ぎに一応誰が演奏するかはチェック済み。
T・W・Samplerという名前のオルガニストが結構カッコよかった。
毎週は火曜日は”B3 Organ Grooves”というタイトルでやっている。
今日も都合3人オルガニストが出たのね。
ベースのパートって全部足でやってるのかと思ってたけど、基本的には左手でさらに足も使う、的な奏法もできるのね。
もちろんT・W・Samplerのように8割方足で演奏する人もいたけどね。

一人15ドルがミニマム・チャージでした。



musicians words

2005年07月11日 08時05分13秒 | NY
さてプライベートレッスンも順調に進む(ウソ)。
ほんとは「お前はプロだし、もっと難しい宿題ださなきゃな」とか「普通の4週間の倍のペースで教えるから、こぼした分は東京に戻ってからやれよ」的にな状態になっている(笑)。

内容に関しては音楽の事だからほとんど分かるけど、一応レコーダーは回しても良いことになっているので録音はしておく。

後で聞くと所々オロオロ受け答えしてる自分が笑えるんだけど(って笑ってる場合じゃないのよね)。

ま、やっぱり習った方が早いし、わかりやすい事も多いね。うん。

あと、chorusが英語だとサビの意味なのはみんな良くしってると思うけど(でも日本国内では直す気配はまるでないね)、ジャズのセッションのソロ回しがtradeだったり、指使いで小指がPinkyだったり、chord spellingっつ~のがコードの構成音を言うっていうことだったり、、、、ま、いろいろつまずきますわな。