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雑感な日々

音楽の仕事にまつわるあれこれ

LAにて2

2009年11月24日 07時22分38秒 | Music
LA滞在が金曜日を挿んだので、友達に頼んでラーゴのジョンブライオンのチケットをゲット。
今回もすごく楽しみにしてた。

ホールのマネージャが前ふりしてギグが始まるんだけど早口で「ゲストがいるかもね~」なんて話してたけど、ジョンブライオンのステージにはふらっといろんなゲストが来るらしいから、ありなのかな~なんて思ってて。

で、30分くらい相変わらずリクエストに応えたりしながら1人で演奏しててね。
彼のステージは1人多重録音スタイルなんだけど、それにひっかけて今年亡くなったレス・ポール風で一曲リクエストに応えて弾いてくれたの。
上手いんだ、ギターも(ピアノも相当上手いけど)!!!!!!!

日本のスタジオミュージシャンでリクエストされた曲をその場であそこまでレス・ポール風に弾ける人、多分いないと思う。
ほんとに参った、、、って感じ。

ですっかりゲストの事なんか忘れてたら、なんの前ふりもなくさらっと「じゃあ、フィオナアップル、、、」って、エ~ッ!!みたいな(笑)。

いや~びっくりした。あの距離でフィオナアップル観られる事日本じゃないし(あたりまえか)。
で二人で演奏してくれた曲が(曲名わからないけど、聞けば思いだせるんだけどな)また渋い曲なんだ。
でもフィオナはやっぱり凄~く上手い。
最近は普段なにしてるんだろ??
でも10年前かな?東京で観たときよりも断然よかった。

で、フィオナアップル観れてチョーラッキーっと思ってたら、「じゃあもひとりゲストでJPJ」、と別の原稿書かなきゃいけないから今日はここまで。

JPJて誰でしょうね、ムフフフ。

LAにて1

2009年11月24日 06時55分40秒 | CM
録音のためしばらく渡米してました。
LA&ネバダに1週間というのは普段よりもチト長い。
録音は2本あったんだけど、どちらも素晴らしく上手く終わった。
やっぱりアメリカ人は上手い!巧い!

仕事の合間も勿論音楽三昧。
デゥダメルが振る、LA Phillを初めて観た。
いま世界中で一番チケットが手に入りにくいオーケストラの1つだと思うのよね、今のLA Phill。
もの凄い人気だもんね。
チケットは直前の一週間で「やっぱ、観に行けないや」と手放す会員のチケットを狙うのがよいみたい。
僕もそれ式で手にいれました。
昨年もLAでオペラを観たけど、日本のようなダフ屋はいないようなんです、よ、多分、きっと。
みんな割と正装で来るんだけど、ダフ屋がいるとしたらどんな格好してるんだろうな。
少なくとも「ハイハイ、チケット余ってたら買うよ~」というダミ声のお兄さんはいなかったけど、、、

そんで僕の滞在中に観られるプログラムがモーツアルトの”プラハ”&”ジュピター”で、どうしても観たかったわけ。
だってこんな世界中でいままで何回演奏されてきたかわからない曲を、今更どう料理しようっていうのよね(笑)。

で結果的にはもうビックリ!
やっぱり何千回と演奏されたスコアでもまだまだやりようがあるんだな~と思ったのね。
演奏は確かにタイトだし、金管の扱いも”一般的な”モーツアルトらしくないしああいうモーツアルト嫌いな人も勿論いるだろうけど、そういう人は家でSP盤でも聞いてろよって感じで、僕的には凄く刺激になった。

金管は上手いよね、やっぱりアメリカのオケは!

ま今回のレコーディングもやっぱり金管目当てで渡米してるわけなんですけどね。
弦のリズム&アティキュレーションも素晴らしい(ま、向こうは普通に演奏してるだけだと思うけど)。
でも同じように書いた自分のスコアでもアメリカ人のストリングスの人たち体を結構動かしなから弾いてくれるのよね、嬉しいんだよね、単純に作家的には(笑)。

プログラムも興味深いというか、この辺の事はクラシックに詳しい人に聞いてみたいんだけど、、、
インター挿んで2部構成になってるんだけどね。
プラハやって、その後ベルクのバイオリンコンチェルトなんですよ!!
で2部がジュピター。

この曲順っつ~か組み合わせって普通ありなの?
聞いてるオレ的には全然違和感ないくらいモーツアルトの解釈が新鮮だったんだけど、、、ね。

その一方で、「ほんとはベルクやりたいんだけどジイサンバアサンにはちょっとキツいから、MOZをバッファーにすっかな??」的な選曲なのかな???

どうなんでしょ?

Trilian

2009年11月12日 15時40分46秒 | CM
トリロジーの2世代目ね。
これはフリーアップグレードだったんで(何時買ったかによるよん)、本国からの輸送費だけですんだ。
内容はともかく、前のバージョンのエンジンがProToolsと相性悪かったからね~結構仕事の邪魔されたよな(笑)。

これでスペクトラソニックの製品は全部”今時”のDAWとマッチングがとれたんで安心して使える、、、ハズ。

いや~それにしても最近のライブラリーはデカイよね。容量が。
ま、1TBのHDが1万円ちょいで買える世の中だから”コンテンツ50GB”とか書いてあってもさすがにビックリしないけどさ。
インストールしている時間がいやなんだよね、中途半端で。

アップデートの連続記録か??

2009年11月12日 01時48分48秒 | CM
っていうくらい次々でリリースされるね。
無料で嬉しいNI MASCHINE、Vienna Ensemble Pro。
メジャーアップデートで勿論有料だけど、最高に嬉しいシベリウス6のアップ。
なにが嬉しいってクレッシェンド(通称松葉ね)記号の上にffが重なったり、音符のレイアウトを変更した時にテキストに重なったりするのを、昨日までは素手で修正してたわけ。

それが新しい機能「マグネティックレイアウト」使う事で(初期設定でオン)自分で直す手間が省けるわけさ~!!

そりゃあシベリウスはざっくりしたレイアウトはメチャ速かったけど、やっぱりプロとして人様に見せる状態に仕上げるところでやっぱり時間かかってたのよね。

だいたい録音日よりも早めに譜面を仕上げていても前の日にアレンジ直したりすると、記号どうしが重なっちゃったりして、それを直すのがチト手間だったのね。
CMぐらいの尺だったらまだいいんだけど、劇伴の尺と曲数だと、それだけでもまとまって時間をとられるしね。

今日からはBC ACくらいの差があるな、、うん。

NI KOMPLETE6 アップデーター

2009年11月09日 02時40分11秒 | CM
一時品切れになってたけどようやく入手。
2万円切った定価は結構助かる。
だってKONTAKT4はグレートなバージョンアップだけど、B4オルガンとPro53(それとエレクトリックピアノもかな。ま、これはどうでもいいや)は今回のアップデーターには含まれていないのよね。

この二つは今後どうなるんだろう、、、、Pro53の出番は僕の場合以外とないんだけど、B4オルガンは割と出番あんのよね。

しらずしらず廃盤になるのかな、、、

Vienna Ensemble Pro快調!

2009年11月09日 02時32分34秒 | CM
G5が逝ってしまった後、MacProだけで仕事をしているのだけれど、 スノレパとVienna Ens Proのおかげで実は以前よりも快適な環境になってしまった。

ProToolsが占有しているメモリーとは別に、VEPがメモリーを使用できるので(さらにそれぞれがオーバー2GB可能)なのでMacProに積んでいる16GBのメモリーをフル活用できるようになった。

オーケストレーションって、キースイッチのロードのためにはもの凄く沢山RAMは必要だけど、その場その場で鳴っているのは実は弦セクションで5声からせいぜい8声とかね、オルガンとかピアノに比べたら実は動じ発音数はそんなに多くないのよね。

なんで、思ったよりもサクサク動いてくれています。

あとはPLAYがVEPに対応してくれれば(またはVEPが対応してくれてもいいんだけど)言う事ないんだけどね。

PLAYはセルフ・セーブ(って勝手に読んでますけど自らバックアップセーブしにいくから)の時間が長いのよね。
あれなんとかして欲しいよね。

シベリウス6

2009年10月21日 18時45分30秒 | CM
シベリウス6のアップデートの案内ってみんな来てるの?
店頭で販売してたんでちょっとビックリした(笑)。
サイトで見たら始まってるようだし、もうみんなゲットしてるのかな?

スノレパ&ProTools

2009年10月15日 05時47分04秒 | CM
そうそう話が時間的に前後しちゃうけど、スノレバ入れてProTools8のスノレパベータ版インストールしてみたんだけど、結果的にはまだ全然ダメ。

MIDIで音源ならしてる分には良かったんだけど、なんとオーディオレコーディングができない(笑)。
USデジの書き込みチェックしたら、同じ症状出てる人が結構いるみたい。
スレ、結構伸びてたけど全部はチェックできず、とりあえず、8.01インストールして動いているよ、という書き込みがあったのでその通りにして、しのぐ、、、

8.01の動き自体は問題なさそうだけど、カーソルがグリッチ~になってカクカク動くんですね、、、
それを気にしなければとりあえず、動くよ。

人柱になりましたけど、良い子はもうちょっと我慢ね(笑)。

G5、逝ってしまいました。

2009年10月15日 05時17分15秒 | CM
先週からファンが暴走する症状が出てたんだけど、昨日逝ってしまいました。
折悪く、小オーケストラ編成のアレンジの録音の前日。
ビエナサンサンブルを走らせて、木管金管を受け持っていたG5が動かないとホストのMacProで全部対応しなければいけなくて、実はそんな事もあろうかとライブラリーだけはMacProのHDにピーコツ(業界用語でコピーですな)しといたんで、ビエナキーをMacProに挿せばライブラリー自体はすぐに使う事ができた、んですわ。

ProTools上で64ビットと32ビットのビエナアンサンブルプロを立ち上げて音源再生自体はなんとか乗り切る事ができた。

で、実はキャノンのレーザープリンターがスノレパには対応していないんで譜面が出力できない、、、、
G5からプリンタ共有で出力する方法が使えないんで、画面上で視認してPDF出力してプロダクションに送ってプリントしてもらう段取りに。

でもやっぱり一度は紙にプリントしないと不安だよね~
スコアめくりながら初めてレイアウトのまずいところに気が付く事って実は結構あるんだよね、僕の場合、、、

ドラマ「行列48時間」

2009年10月12日 14時36分23秒 | CM
藤田宜永さん原作、『喜の行列 悲の行列』のドラマ「行列48時間」の音楽を担当しました。
今週の16日金曜夜10時スタートです。
チェキ!