写真左は J 子撮影.右の2枚は Y.O. 氏の FB への投稿から転載させていただきました.
今年は隣の県の倉敷ジャズストリートと開催日が重なり,そちらに参加の OB/OG が多く,こちらの成立が危ぶまれた.結果は...人数は集まったが時間切れのお粗末.
持ち時間 20 分で,前日に決まっていたメンバーは O崎 kb, O月 b, I尾 ds, K山 as + 不肖16とんの vib.アナウンスした曲目は 1) As Time Goes By, 2) Blue'n Boogie.ちょっと人数的に寂しいので 2) はオープンセッションにしようと相談していた.
当日 11 時前に 10 年前のジャズ研会長 W邊からメールがあり,1) を歌ってくれるとのことで,指定キーのコード譜作成.
T口 guit も登場し,バンドはボーカル + セクステットに膨張.kb 嬢と b 嬢はよく一緒に演奏されていたと思うが,全体的にはは数年ぶりと初対面の寄せ集め.本番前 30 分に相談開始.1) は超低速,ボーカルのテーマ後ソロは vib, as, kb の順に半コーラスずつで vo がサビもどり,2) は超高速,リズムセクションのコードによるイントロ,など.
4本マレットで vib を,と思ったが,guit 氏と kb 嬢が,「ここは dim はやめて 9th で」等とコードをいじり始め,おまけにユニ・バー楽器 (低音・高音にかかわらず音板の幅が同一) でいつもと勝手がちがう...と言うわけでやはり2本マレットにした.
相談がまとまったと思ったら,時間に会場を明け渡さなければならないから 10 分で 1曲にしろとの通達.前にもいちど同じことがあった.その後の何年かは,タイムテーブル上の終了時間は会場明け渡しの 30 分前に設定するとか,タイムキーパーをつけるとかの対策が講じられたのだが... 経験が風化すること 放射線事故みたい !
自分たちの学生時代・現役時代の愚行珍行を思えば,腹を立てるわけにも行かない.
結局演奏は 1) だけとなった.
会場はキャンドルサービスが行われていて,ステージとおぼしきエリアにキャンドルが半月状に灯っていたが,vib を運んだときに2本も倒してしまい,火事だ!とは思わなかったものの,あたふたした.
演奏は,vib はリズムに乗れず不安定,でもボーカル以下 他の皆さんはさすがいい感じ,この曲だけと言うので,急遽全員ソロを取ることにしたので,目を白黒させた方も.
低速曲は難しい ! 中間部だけテンポをミディアムにすれば演奏しやすかったし・メリハリもきいたし・早く終われたし と思ったが,文字通り後の祭りである.
Real Book に載っている 2 )の楽譜は元祖ガレスピーの演奏のだが,マイルス版やウェス・モンゴメリ版が印象に残っているし,合奏もしやすい...と言うわけで事前に準備したがお蔵入りした楽譜がこれ.超高速で始めたのは良いが自分の為に空中分解 という事態が回避されたのは僥倖かも.でも,どこかでリベンジしたい.