Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

論文「ジャズ演奏者の心拍間の相関」

2021-06-19 08:58:00 | 科学
ピアノトリオで速いブルースと襲いバラードを演奏したときの3プレイヤーの心拍と,全音量との関係.
ある奏者の心拍が高揚すると,他の奏者の心拍が高揚したり,あるいは鎮静したり.あるいは,突然大音量が出ると遅れて心拍が上がったり,奏者間の駆け引きを含む相互作用を,相関関数なる数学を手段として解析する試み.

4年ほど前の「自由研究」の結果を論文化し,某学会誌に投稿したがリジェクトされた.閲読者が分かっていない...と言うのが著者の印象.
もっと小さい学会の論文誌なら..とも思ったが,学会入会にも金がかかる.と言うわけで,棚ざらしになっていたが,このたび終活の一環として,書き直してオープン誌「数学・物理通信」に投稿することにした.
首尾よく掲載されれば,どなたにもアクセスしてお読みいただける.

プレプリントは Microsoft OneDrive に置きました.そのアドレスは
https://1drv.ms/b/s!AtMVNOwTJHY4il7eC2bmpY7lmnye
です.

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3 コメント

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Jazz Playerの心拍相関 (やす(Krtyski))
2021-11-30 14:49:00
初めまして、やす (Krtyaki)と申します。

実は、ひょっこりひょうたん島をリアルタイムで子供の頃見ていたのですが、今でもあのメロディーと編曲は新しさが消えていないと思い続けております。

ふと編曲者は誰だろうか?と検索しているうちに、歌手の前田陽子さんの記事を書かれているsixteen tones様のブログに出会いました。 私が持っている感じとほぼ同じ内容です。

私はJazzピアノ好き (Oscar Peterson、上原ひろみあたり、ほんの少しだけ弾きます)です。

sixteen tones様のブログに漂う香りが、私には少し惹かれるものを感じました。

早速、"ジャズ演奏者の心拍間の相関" を拝見しているところです。大学生時代バンドをやっていて(キーボード担当)、体感として心拍数の相関は感じております。これから通勤の合間に詳しく読み進めてゆきます。

面白そうな論文、読むのが楽しみなので、思わずコメント差し上げました。

失礼しました。
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やす (Krtyaki) 様 (16とん)
2021-11-30 20:43:17
コメントをありがとうございました.
実際に測定したのは数年前のことでした.

論文は
数学物理通信 11巻 6号 (2021年9月14日発行)
http://www.phys.cs.is.nagoya-u.ac.jp/~tanimura/math-phys/mathphys-11-6.pdf
に掲載されました.
返信する
ありがとうございます (やす(Krtyski))
2021-12-01 17:41:44
sixteen tone様

URLを示してくださった論文に矢野忠さんの報告が2つあり、これはさっさと読めてさび付いた頭のリフレッシュになり面白かったです。

ところで、sizteen tone様がお書きになった「音律と音階の科学」を早速アマゾンで注文致しました。

年末進行で現在は暇なしなので、正月の読み物としてジックリと拝見したいと思います。

私により音楽は全く感覚的な世界で、たまたま持っている絶対音感のおかげで、それほど苦労せず楽しんできました。

私の頭では周波数の異なる音の粒が時系列に沿ってあたかも量子が飛行しているようなイメージです。オーケストラを聴いている時、様々な膨大な音が一斉に飛び交うので、それらが重なって色が付くのを感じたり、なかなか人と共有が難しい感覚です。

そんな音楽を物理の共通語で科学的に考察された書籍は、正しく人と共感できる内容なのだろうと思い、読むのがとても楽しみです。
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