Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

ペーパープレーン

2018-07-27 08:27:55 | 読書
スティーブ・ワーランド, 井上 里 訳,小峰書店 (2018/1).

図書館の,夏休みに読みなさい図書の一冊を,読む資格がないものが借用,優等生的な児童文学.自分は小学生時代は優等生であったためか,とても楽しく読んだ.
☆☆☆☆

Amazon の内容紹介*****
オーストラリアのちいさな町で父親とふたりで暮らすディラン。紙ひこうきを作って、飛ばす楽しさに出会ったディランは、国内の紙飛行機大会を辛くも勝ち抜き、東京で開催される世界大会の切符を手に入れたのだが……*****

オーストラリア映画脚本のリライト版.映像で見たいと思わせる場面が続出する.
日本人ミキが主人公の彼女という儲け役で登場.母親に死なれて廃人みたいになってしまった父親,それと対照的な祖父,ワシのクライブなどが良い.結末は大人の小説と違って「人生は紙ヒコーキ」とはならない...いや,やっぱりなったのかな.ファンタスティック...というと褒めたことになるが,リアルでない.そこまでの展開が科学的だったのに,ちょっと残念.

巻末の「紙飛行機の折りかた」は自分の約70年前の方法と同じだった!

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