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Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

地球温暖化とウイルス発生

2020-04-02 09:14:23 | 科学

全世界的ウイルス汚染は「何十年に一度」...どこかで聞いたセリフ,何十年に一度の豪雨,気温...,とおなじ口調である.気候変動が地球温暖化の一次効果なら,ウイルス発生は二次効果と言えそうだ.

ググったところ,環境省による「地球温暖化と感染症」というパンフレットがヒットした.しかし 2007 年 3 月の作成で,コロナウイルスは想定外.しかし,日本脳炎・デング熱・リフトバレー熱などを媒介する蚊,ハンタウィルス肺炎症候群を媒介するネズミ,他にもセアカゴケグモやオオミツバチなどの媒介動物の分布が北方に拡大し,個体数が増加するとか,水温上昇が水媒介性感染症を助長するとか,頷ける記述ではある.

コロナウイルスの宿主はコウモリだらしい.ヒトの一歩手前には,蚊・ネズミ・コウモリなどのウイルス宿主が存在するので,これらの宿主を駆逐すればいい...と短絡的に解釈したら,ろくなことにならないだろう.16 トンとしてはもう一歩踏み込んだ議論を期待しているのだが...

ここに定量的な議論はないが,地球温暖化はウイルスにとっては好条件で,下手すると毎年 (異常気象に悩まされるように) 新型ウイルスに悩まされるのではないか...と思ったら,ウイルスのおかげで経済が停滞し,人類がエネルギーを使わないので,温暖化速度がにぶるらしい.皮肉なことである.

コロナウイルスは生物兵器として開発途上のものが漏れたという説もあったが,このところネットの話題としては下火

 

追記 Scientific American E&E News  March 9, 2020 に "What Could Warming Mean for Pathogens like Coronavirus" と題する記事があった.テーマはこのブログと一致しているが,これから研究が必要で終わる.


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