テレビの服部良一の特集で思い出した,彼のヒット曲のひとつ,「あのこ可愛やカンカン娘」は小学生のとき さんざん歌ったが,映画になっていたことは Youtube で知った.量産時代のどうでもいい?映画らしい.下は抜粋版でストーリーはわからない部分もある.25 歳の高峰秀子が拝める.彼女はその後文芸映画専門になった.
挿入歌「銀座カンカン娘」を,笠置シヅ子・岸井明・高峰秀子・灰田勝彦が,いろいろな組み合わせ・いろいろな場面で歌う.この編集動画では,5:45-,8:20-, 10:30-, 19:00-.キャバレーで「これもしがないアルバイトだよ 金もくれずに聞くのはひどいよ」と歌い,札ビラでチップをもらったりして,その後ストーリーが発展する.
たぶんこの中でいちばん忘れられているのは,でぶの岸井明だろう.戦前「向こう横丁のタバコ屋の...」でヒット,「俺は村中でいちばん...」で紅白にも出たそうだ.
古今亭志ん生がさいごに一席打つのだが,痩せていて,戦時の栄養失調から回復していないようす.