容子の部屋

日記を思いつくままに綴っていきます。

中国玩具大群15年間漂流、今夏英国に到着

2007年07月04日 18時06分53秒 | その他

 

          

この写真は15年も前に海難事故にあった中国貨物船から、2万9千個の子供向けのプラスチック玩具が海上に投げ出され、太平洋漂流が始まったのだそうです。

漂流した玩具は黄色のアヒルの大群にブルーの小亀およびグリーンのカエルなどが含まれ、アヒル玩具大群は地球の約半分を漂流し、今年の夏に英国海岸に到着する予定とか・・・

 このことについて、英国の海洋学者のカーティス・エビスマイヤー氏が、大西洋の海流に乗り漂流したアヒル玩具大群は、今年の夏に英国の西海岸のカンウォールおよび南西部海岸に到着するとの予測を英紙「デーリー・メール」は報道したそうです。

そして、この15年の漂流したこれらの玩具は、 エビスマイヤー氏が科学者たちの海流の研究にとって、非常に価値のあるものだといってます。

何故ならこの玩具は、海洋学者らはそれによって、迅速に海流状況を把握し分析を行うことができるとコメントしたそうです。
        
    Aurora over lodge.           最高の天気と景色。だから釣れなくても、まあよし。


この事故がどこでおきたのかは知りませんが・・・ 1995年、アヒル玩具大群はアラスカ、日本、北米などの地区を通過し、一部のアヒル玩具はハワイ海域で発見されたそうです。

科学者らの分析によると、これらの玩具の漂流速度は海流中の水流より速いそうで・・・

また、これまでに漂流玩具は日本、米国、カナダ、アイスランドなど多くの場所を通過し、もっとも遠く漂流した距離は2万7千キロメートルになるそうです。2001年、これらの玩具は豪客船「タイタニック」号が沈没した場所にまで到達した事になります。

 このアヒル大群は15年間の漂流を経て価値が急に高くなり、情報筋によると、米「The First Years」社はアヒル大群に対して、1個当たりUSD100(約1万2400円)でオファーするそうです。

そもそもこの玩具が漂流したのは、1992年1月10日、貨物船は太平洋東部海域で暴風雨に逢い、2万9千個の玩具が入っている貨物は海に投げ出されたにだそうです。

 それから、1992年11月16日、アヒル玩具大群は北極の環状海流に流され、一度は浮氷で凍らされ、のちゆっくりとアラスカ海岸へ流されたようです・・・そして 1995年、アヒル大群はアラスカ、日本、北米などの地区を通過し、一部のアヒル玩具大群はハワイ海域で発見されています。

この漂流の旅はそれ以降も続き、1995年から2000年、一部のアヒル玩具は環状海流を離れ、北へ漂流し始め、ベーリング海峡を通過し、北極水域に入ったそうです。

 そして2000年、一部の玩具は北大西洋海域に入り、南へ向かい漂流し始め、のち、一部の玩具は米国東北部海岸に到達したしたとの事です。 2001年、豪華客船「タイタニック号」沈没した場所でアヒル玩具大群が発見されたそうです。

 2003年7月から12月、アヒル玩具大群は米国、カナダおよびアイスランドなどの海岸に到達し、 科学者らは、アヒル玩具大群は英国海岸へ向かい漂流し、2007年夏に英国海岸に到着すると予定しているようです。

もしこの玩具が話をする事が出来たなら、その年数といい、行った場所、天候あらゆる事が解り、大冒険物語であったでしょうが・・・物言わぬアヒルのおもちゃ・・ではね・・


学生手作り衛星、打ち上げ4年・・・-東大と東工大

2007年07月04日 10時47分36秒 | その他

 

           

 このようなニュースを読むとうれしくなります。いまも宇宙のどこかをこの日本人学生の制作した衛星が大型衛星に混じって遊泳しているなんて・・・

これを制作した東京大と東京工業大で宇宙工学を専攻する学生たちが超小型衛星2基が、30日で打ち上げから丸四年を迎えるそうです。

しかも、市販の部品で構成された手作り衛星で、当時は過酷な宇宙環境下で当初「もって半年」と予想されていたらしいのですが、今も活動しながら地球を周回しているなんて素晴らしいことです。

この衛星が発する衛星の電波を受信したとの報告が、世界中から届いていると連絡があるそうで学生達にとって有機ずけられる報告だと思います。        



この2基の衛星は、東京大の「サイ4」と東工大の「キュート」。との事です・・・

世界の大学で、学生が中心となって衛星製作に取り組む「キューブサット」プロジェクトの第一弾として、2003年6月にロシアのロケットで打ち上げられたそうです。デンマークやカナダの大学の衛星も一緒だったが、いずれも失敗し、日本の2基だけが無事に軌道に乗ったとの事です・・・

大人たちはいまの今の若者は・・・といいますが・・・いつの時代でも時代をリードする素晴らしい才能があちこちで、日の出前の小さな輝きを放っていると感じうれしくなりました・・・