容子の部屋

日記を思いつくままに綴っていきます。

朝鮮総連都本部 支部入居ビルに移転へ

2007年07月06日 19時10分43秒 | 社会・問題国内・海外の問題

 

          朝鮮総連都本部 支部入居ビルに移転へ 競売立ち退きで

一連の不可解な動きをしていた総連も、その本部を月内にも荒川支部にあるビルに移転することが決まったそうです。

この事は、朝銀東京の破たん処理に伴う整理回収機構の債権回収の一環による競売で、落札会社から立ち退きを求められたためだに起きた事のようです。

本来朝鮮総連は、都道府県ごとに全国で48の地方本部があり、支部はその下部組織だが、支部に地方本部が移転するのは異例の事のようです。

そもそもこの朝銀東京を含む在日朝鮮人系16信組の破たんが事の始まりで、その処理に伴い、約627億円の返済を命じた判決に基づいた千代田区富士見2にある中央本部の競売開始決定も近く出される見込みとの事です・・・

最近の毎日新聞の調査では、競売開始決定による差し押さえ状態にある地方本部は五つあるそうで、今後も移転を迫られる地方本部が出て来るのではないかと言われております。

現在の総連は、登記簿などによると、文京区千石4の都本部が入る「東京朝鮮会館」の土地(約500平方メートル)と地上4階、地下2階の建物(延べ床面積約1520平方メートル)は文京区の総連系企業が所有していたそうですが・・・

しかし、94年ごろから都本部としても使用していたらしいのですが・・・整理回収機構の申し立てで、06年5月に東京地裁が競売開始を決定をしました。これを今年4月に遊技場などを経営する北区の会社が落札したそうです。

                                                         
                             ウリ(わが)民族フォーラム2007
 

 関係者によると、落札額は5億8000万円で、この会社が立ち退きを求めたため、総連側は移転を検討せざるを得なくなり・・苦しい財政状況で新たな拠点作りが困難なことや在日朝鮮人が多く住んでいることなどから、荒川区東日暮里2にある荒川支部に移ることになったとの事です。

今度移転するビルは、約200平方メートルの敷地に立つ地上6階建てのビル(延べ床面積約660平方メートル)だそうです。都本部より手狭だが、ある職員は「現在、利用していない部屋もあり、支部と本部のそれぞれの活動を続けられる」と言っております。

それと、都内にあるもう一つの地方本部も既に競売により所有権が移転したそうです。昭島市東町2にある西東京本部で、土地(約800平方メートル)と4階建ての建物(延べ床面積約830平方メートル)は、市内の総連系企業が所有していたらしいのですが、ここも05年6月に競売開始決定したそうです。

しかしここは、昨年7月に西東京本部の前委員長が落札したらしく、このため、西東京本部は移転はしませんが、前委員長と賃貸契約を結び、家賃を払っているそうです。ここの落札額は約1億1000万円と事です。

 「朝鮮総連」などの著書があるノンフィクション作家の金賛汀(キム・チャンジョン)さんの話によると・・ 「総連の各施設には、同胞たちの貴重なカンパで作られたり、維持されてきたところも多い筈です。こjのような不明朗な財政運営を続けてきた現執行部の責任は重く、この機会に組織は生まれ変わらなければならない」 といってます。

このような惨状を見ると、総連系の在日の人々は、様々な困難と闘って、多くの人の寄付で出来たこれらの財産を、一部の幹部の思惑で北朝鮮に献金し、今では会員も激減したと聞きます。もう寄付する人もそう多くはいないでしょうし、日本政府も以前とは違って、相当締め付けをしているようですね・・・

(毎日新聞記事引用)