虎の門駅の近くには、多くのそば屋があるんだよね。
その中でも本格的なそば屋といえば砂場。
その昔、この辺に勤務していた頃には、砂場が2軒あって、
一つは西新橋。
砂場 西新橋店 (虎ノ門/そば)
★★★☆☆3.08 ■予算(夜):¥3,000~¥3,999
食べログ
もう一つが虎ノ門。
大坂屋 砂場 本店 (虎ノ門/そば)
★★★☆☆3.49 ■砂場の中でもここが一番 ■予算(昼):¥1,000~¥1,999
食べログ
西新橋店の方が職場から近かったのでよく利用したのが西新橋店だったのだが、気が付けば再開発で閉店したらしいんだ。
ってことで、本日は今も営業されている大坂屋 砂場 本店のお話。
この近くに立ち寄った時に、そういえばこのお店も長いこと来てないなって思ったんだよね。
数日後、久々にやって来たのだが、なんとなく様子が変
暖簾が掛かっていない
夜も
2020年の秋頃、一時閉店。
数日して出直してみると、仮店舗で営業の案内も張り出されてたんですよ。
そして、この日から暫くすると
なにか覆われてますがな
工事でもするのかな
宕下通りの拡幅工事に伴う曳家(ひきや)工事らしいんですけどね
平成25年に地区再開発事業で周りの古い建物が取り壊される中、生き残って営業されていたんです。
今度は歩道の拡幅工事のため建物ごと3mほど動かすらしいんですよ。
お店のチャリ
この場所で放置されたままになっており、気が付けば荷台のプラケースが壊れてた
放置された自転車にはよくあることだが、誰かが籠にゴミを投入
気が付けば白い覆いが取り除かれて
徐々に開店準備が行われている雰囲気
されど再開店を待つ身にしては、なかなか進まず
件の自転車や台車が投げ込まれた状態
さらに作業は進んでいる様子で
再開店が待ち遠しく
されど、この頃は詳しい情報を持ち合わせておらず
ただ、着実に作業が進んでいるのは分かりまして
定年退職前に再開店があるのか
気にはなっていたのですが、
なにやら、建物は出来上がり植木の手入れのようにも
このお店の移動に伴いお隣も多少工事が行われている様子
ある日気が付けば
祝、再開店
ってことで、やって参りましたよ。
待ち行列はあるけど今日はここに決めた
流石の老舗の風情
それでも、10分程待ったかな店内に導かれる
ここでさらに5分待ってテーブル席に
お品書き


老舗蕎麦屋ですからね、もり蕎麦とか天ぷらそばとかいただくのが良いのだろううが、
自分にとって大坂砂場と言えばってものに決定
ってことで、ご対麺
分かりますかね
納豆蕎麦なんですよ。
インパクトあるでしょ。
最初から混ぜられて出てくるのがここの納豆蕎麦
頑張って納豆も一緒に、持ち上げたり
そばだけを持ち上げたり
でも、やっぱり旨いわ
ってことで、蕎麦湯もいただいて
もちろんこの辺に仕事でやってくこともなくはないので、完全に最後の訪問ではないのだろうが、定年を迎え一区切り
1時近くになっても待ち人がいる人気店
殺風景なコンクリートジャングルの中に佇む木造の一軒家
いつまでも頑張ってもらいたい。