─光る波の間─

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ひとのおもさ

2007-12-20 00:36:59 | つれづれ
ボディケア、カウンセリング、医療従事者等々、
自分の身を守ることは何より先決で、
そうすることがクライアントのためでもある。

人のケアを仕事にする人なら解ると思う。
その人の抱えてるものや、思い、
それらが持つネガティヴな力の凄さが。

表面はごく明るく普通にしていても、
その人が解放されて、抑圧されていたものが出てくると、
こちらに直接ダメージが来るのだ。
それには個人差があって、全く感じない人もいるけど、
勘の強い人の場合、体調などにすぐに変化が出る。

かくいう私も最近は感覚が鋭くなってきたようで、
頭が痛くなったりクラクラしたりする。
たまには、その人が来る前に頭がむずむずすることすらある。
もっと敏感な人はドアや通路を隔てた離れたところにいても
頭痛、胃痛などをおこすほど。

もっと強くなりたい。
「冷静だから大丈夫だね」とは言われるけど、だからって、
“人の重さ”が平気だとかいうわけではないし、
誰であろうとウェルカム! とはとても言えない。
それに今は、ある人と一緒にいるから感じ取れるものがいっぱいあるけど、
その人がいないと、どう対処すべきか解らなくなってしまうことが多いのだ。

もちろん、そういったものを引き受けるのが仕事だし、
そういうもんを落とすために人は来るんだけど、
その影響、その重さを感じるたびに、
人が抱えるものの重さ、そのすさまじい力に驚くばかりなのだ。

でもだから、人の持つ光の強さも信じられる。
影が濃いということはそれだけ光も強いのだから。
自分の中の、もしくは自分を照らしている光を見出して欲しいと思う。



…と思う今日このごろなのでした。




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