─光る波の間─

現在ほぼツイッターまとめ投稿。アート(名和晃平、奈良美智他)映画・音楽・食べ物(日々のご飯)・雑貨etc...

またひとり逝ってしまった!‥『新選組!』

2004-11-02 15:01:14 | つれづれ
平助くんも死んでしまった。(Τ△Τ)
彼は「普通の男の子」だったんだよね、新選組の中では。
素直で感激屋さんで、真面目で、でも時々やらかして怒られて‥。

永倉新八に切り込んでいく形相は凄まじかった。
ちょっと冷静に「さすが土台のある役者さんの底力は違う!」とも思った。
藤堂平助という人は、父親の顔を知らず母親も幼いときになくして、
孤独な境遇だったそうだ。
だから余計に義に厚く、認めてもらいたいという気持ちが強かったという風に
描かれたのかな。
伊東と近藤の間で悩み、自分の誇りと両者への思いを貫こうと思ったら
自ら討ち死にするしかなかったのかなぁ。

現代では理解されにくいとこもあるかも。
“なんであんな伊東についていくんだ?近藤のところに戻ればいいじゃん”て。
それとやっぱ男の世界だよなっても感じる。
“なんでそんなに同門であることに縛られなきゃいけないの?”ってさ。
あるマンガのセリフで、
「生命の王道サイクルからはずれちゃったオスの哀しいサガよ」
なんてのがあったけど。あぁ‥それね‥あるかも。

登場人物がどうなるか、知っている。知っているから、余計に哀しい。
伊東も、やっと近藤勇と理解しあい、初めて自然な笑顔を見せ、
晴れやかな気持ちになったところで殺された。やり切れないよね。
でももしかしたら、生まれるときに人生に負ってきたマイナスを、
天に返還した瞬間に死んでいくって、無念なことかもしれないけど、
それはそれでそうなるものなんだって気も、私はするんだ。
他人にはわからなくても、その人の人生が完成されたというか、このドラマで言えば
伊東は死ぬまでの数時間で人生を生き切ったというか‥‥。

でもやっぱり、最期は悲しかった。
源さんの、「また、ひとり逝ってしまった‥!」に涙しました。

(Τ△Τ)




読めな語

2004-11-02 11:20:47 | 今日の1枚
声に出して読めない日本語ってけっこうあるよね。

ほぼ日でやってます。

1日5つ程度。

わかってるつもりでいたのが間違って覚えてたり、

はなっから読めないやつとか。

今んとこ、29勝7敗。

“どーだ!読んでみれ!”と並んでる字に向かうと、

ほんとにこう読んでいいんだったっけ‥?と弱気になったりしてね。

作家名なんかは、けっこうヤバイ。

*