NOTEBOOK

なにも ほしがならなぁい なにも きたいしなぁい

02008年011月013日(木)矜持

2008-11-13 | 休み
「CBSドキュメント」が好きで良く見ているのですが、昨日は金融危機とイラクとビックバン実験でした。そのイラク特集の中で「60minutes」の女性記者がイラク駐留司令官のオディエルノ陸軍中将にインタビューをしていた中で印象的な質問がありました。


女性記者が「あなたは支持政党を公表されていますか?」と聞くと、オディエルノ中将は支持政党を明らかにしませんでした。明らかにしなかったというよりも抑制していると言うか。選挙に行くことすら数年前から止めているとのこと。その理由は任務に専念するためだとか。

言うべきことは多分誰にでもあって、言うべきことだけじゃなくてしばしばそれは言いたいことだけかもしれないのですが、その必要もあるかもしれませんがそれを自分で遮ってまでもやらなければならないことがあるのならそちらの方を優先すべきなのかもしれません。


声高に正義とか自由とか言うメディアの人や憂国とか国益とか叫ぶ偉い人とか大勢の人よりも何も言わないように努力して、自分を押し殺しても仕事をしている人の方がまだ信用が置ける気がします。

02008年011月005日(水)

2008-11-05 | 授業
小室さんが逮捕されて、もちろんいろんなテレビ番組やラジオ番組で大々的に取り上げられていたのですが、小室さんの音楽自体の問題に苦言を呈していたのは「ストリーム」に出演された萩原健太さんだけだったのが、何ともと言った感じでしょうか。他は皆「音楽的には才能があったのに…」、「私たちの世代は小室さんの楽曲を良く聴いていたから残念…」みたいな論調でした。

本当にみんな小室さんが好きだったんだろうなぁとは思うのですが、健太さんが仰っていた「転調がめちゃくちゃ」、「英語の歌詞が変」というのは至極最もな批判だとも思います。それは「僕らのような上の年代から見たら」というエクスキューズ無しでも筋の通った批判だったと思います。あんな無茶苦茶な転調の歌を、しかも高すぎるキーで、歌い続けた挙句が華原さんです。


と、偉そうにぶっている僕が中学生当時聴いていたのが林原めぐみさんなんで、何だかなぁと思いますが、音楽の質自体はもっと言及されてしかるべきです。今なら止める上の人は居ないでしょうから。

02008年011月002日(日)銀ブラ

2008-11-02 | 休み
月末に最終日を迎えた原研哉さんの展示会、「白」に行ってきました。最終日で、しかも夕方過ぎていたので、展示会にしては、結構な混雑でした。それなりに込んでいて、各展示の説明もなかなか読めない状況でした。『原研哉のデザイン』で見たものだと勘違いして。結局スルーしてしまい、家に帰って確認し勘違いで、後悔です。『白』買ってみようかな。

でも「水のパチンコ」の続編のような本体を倍の長さにして、ししおどしを付けたそれを目の前で見れたのはやはり嬉しかったです。それに加えて水のピタゴラスイッチみたいな装置も布の上に水で文字を書く装置も実際に目の前で見るのは本などでは比べられない面白さがありました。あと今更「私の視点」に出ていたとは…見たかったです。