誰に認められなくても
自分の価値に目覚めよ
誰に認められなければならないという
奴隷根性をなくせ
自分を憐れむな
自分の価値を小さくしているのは
自分自身なのだぞ
それがわからんか
一人一人が毀損されない価値をもち
だれにバカにされようと
生まれてきた自分を認め
世に問うのだ
だれかが不幸だと
誰かが無知だと
誰かが無力だと
バカにして
踏み躙ったとしても
君たちの価値は変わらない
どんなに惨めな死に方をしようと
どんなに可哀想だと思われようと
君たちの価値は
君たちの魂の輝きは毀損されない
君たちは、なにを恐れているのだ
君たちは なにを恐れているのだ
生まれながらの価値に目覚めよ
生まれながらの 誇りを思いだせ
君たちは 生まれてきただけで 選ばれしもの
だれも可哀想ではなく
だれも、惨めではない
誇りを取り戻せ
命懸けで 自分の誇りをとりもどせ
かつてはあなたを命懸けで産んだ人がいる
あなたを命懸けでまもった人がいる
その自分自身を誇りに思え
そして、いつかは自分が誰かを守ってやるんだ
そうやって、続いていくのだ。
平気で自分に嘘をつくやつらに
だまされるな
平気で人に嘘をつくやつらに
だまされるな
あいつらは 平気で 嘘をいい、
得意になっている
金をもらい
偽りの名誉を与えられて
人々を不幸にしても構わない
その心は 卑怯で、
誰かの評価を待って
いつでも怯える
追い詰められたネズミのようだ
いつか、心臓が破裂して死んでしまう。
なにが怖くて
なにに怯えていたのかも
わからないまま死んでしまうのだ
かつて命を捨てて
君を救ってくれた人の
命を
捨てているのだ
かつて
命をかけて
あなたの生命を守ってくれた人の命を
捨てているのだ
そうだ
親を見捨てる神経を育てられたのだからな
だれかが 自分たちの躯を
専門家と言われる人々が
面倒をみるのだと疑わない
自分は家畜なのだからと
仕方ないのだからと
人間が豚になり
牛になり
猫になり
犬になっているからだ
そうやって
自分を育ててくれた親も
その親につながる祖先さえも
みんなドブに打ち捨てて
仕方ない
仕方ないと
言い訳をいいながら
自分の命をも打ち捨てていく
だれも守っていない
だれも、幸福にならない
あなたのために犠牲になった肉も
報われない
国民という
見えないじぶんの仲間を救うと決意したとき
命を捨てても構わないと思う
そんな人が滑稽に思えるか
だれにもバカにされて
ただ打ち捨てられる彼らの
首を嘲って 踏み躙る根性があるか
その道を行くというのであれば、
それを一生続けるのが君の選択肢だ
それでよかろう
最終的にはどのような行為も
自分に跳ね返っていくのだから
その責任は 自分にくるのだから
それを十分見通した上で
人生を過ごしたまえ
だれよりも
裁きの目で見ている自分の魂の瞳を
無視することは
君にはできないだろう
十分に訓練された
家畜となろうとも
死ぬ時は 泣き叫ぶのだ
誰かのために命を賭したと思いたいのだ
誰かのために命を賭したと思いたいのだ
しかし
それが、本当の魂からの想いなのかどうか
最終的に裁くのは 君自信だ。