ネコのヒトビト

ネコにまつわるヒトビトについてのお話等

太陽の子

2021-01-17 12:58:18 | 思ったこと
太陽の子

だったか

そういう題名の本だったか

最初の文章だけ

憶えている

小児麻痺の少女
あらゆる障害が
有りながら
幸せであると

外と繋がる方法が限られていて
外出時
小さな花や蝶々や
わずかな生き物と対話する
それでいて
彼女は幸せだという

その人の持っている能力や
物質的な状況によらず
人から見て不幸に思えたとしても
その少女は幸せであると

お金が有り余っていても
モノが有り余っていても
あらゆる情報を集める手段が充実して
健康な身体があったとしても
必ずしも心が幸せとは限らないと
いうコトと同じように

幸せの条件が
必ずしも外的条件によらない

私たちには
どうしようもない時
なにも現状を変える手段を持たぬ時

心を平安に保つには
いたずらに外部に情報を求めるのは諦めて
今ここにある幸せを見つけて
今ここを味わうコトに集中するほかはない

どんな状況でも
必ず幸はあり
絶望する絶対的条件は無い

生きている限り
私たちは幸せであり続けることを 選んだ。

それでいい
それでいいのだ