よみびとしらず。

あいどんのう。

2022-10-25 13:04:07 | 散文
わたしがそうさせないという強い視線に射抜かれて私は立ち止まる呼吸さえも忘れて執着は居場所を見失なう感情も欲望も置き去りにされたままただその瞳だけが此処に残されたそれこそが私の唯一の光漣(さざなみ)にこの身は揺れながら私は目を瞑り夜を追いかけるどこまでも止むことのない喉の渇きにあなたは幽(かそけ)し水が欲しいとささやいた . . . 本文を読む