破れ鍋に 2022-10-14 10:46:53 | 散文 眼鏡を落とした白昼夢からあなたはわたしをぬいぐるみ代わりにしてその優しいぬくもりにどうか意味を持たせないでとわたしはささやいた壊れたおもちゃに蓋をする壊された蓋を閉じず落としてこの暗闇にあなたは賑わうそれはなんて清らかな夜にきらきらと輝く微笑みでこなたの淡い口付けは目が醒めるまでの約束でした . . . 本文を読む