NJの山花旅

山花旅の写真が多数。環境問題と歴史、時事も加えます。

ペチュニア展 5 発見から改良の歴史

2012年08月31日 09時33分40秒 | ◎花賛歌-バラ・蘭・花菖蒲・蓮等

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サントリーのサフィニアは更にいろいろ種類が増えています。  レモン& 桃色

サフィニアの誕生は日本のガーデニング人口を増やしました。

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サフィニア サマー クリーム イエロー  中輪

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ペチュニアの歴史

1767  仏の植物学者が南米ウルグァイで発見。
1803  仏の博物学者が、タバコの葉に似ているので、ペチュニアと命名。
1930  サカタのタネ創業者、坂田氏が全部が八重咲になるものを作出。
1950  米で緋赤のファイアーチーフ 生まれる。
1972  サカタ 白覆輪のピコティー シリーズ発売。
1981  米で黄色のカリフォルニア ガール生まれる。
1986  サントリーと京成バラ園芸がサフィニアを発表。ほふく性、切戻しがきく。

1990  ペチュニアの一部がカリブラコア属に分かれる。ダイジンガー社がバイオテクノロジーで両者の交配に成功。

        黄色、オレンジも生まれる。スーパーカル シリーズ。


1994  サントリーはカリブラコアからミリオン ベルを作出。色が豊富。

1990年代 キリンビールがほふく性のウエーブを発売。米でも人気。今はMアンドB フローラがあつかっている。

1999  第一園芸 ブリエッタシリーズ発売。小輪多花。
2011  ミヨシ 黒花を発売。
2012 ゲブラ ナガトヨはリップグリーンを発売。パープルにグリーンの縁。

 

 


ペチュニア展 4 サフィニア誕生

2012年08月25日 08時38分42秒 | ◎花賛歌-バラ・蘭・花菖蒲・蓮等

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1989年 サントリーは京成バラ園芸と共同で豪華でたくさん花がつくものを作出、発売。サフィニアと名づけ、

海外のガーデニングでも欠かせないものとなりました。

ペチュニアは19世紀、欧米で改良が進んでいました。

1930年にはサカタのタネが総て八重咲のものをつくりました。

1972年はサカタが白覆輪のピコティーシリーズを開発。

20世紀は、日本の業者の交配改良が進みました。

 

21  サフィニアの代表的な色

 

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2004年 狭い日本の庭に配慮し、サフィニア・ブーケが発売されました。植え込み後の摘心、切戻しの手間もなくなりました。

 

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さらに、日本の梅雨や暑さにも耐えるサフィニア・サマーもできました。

 

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ペチュニア展 3 サカタのスーパーカル ブルー

2012年08月22日 08時22分39秒 | ◎花賛歌-バラ・蘭・花菖蒲・蓮等

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 リリカシャワー ミックス

カラフルです。  サカタのタネ作出

ペチュニア属に入れていたものの中から、カリブラコア属が分けられました。この2つは交雑しません。

それをバイオ技術でダンジガー社が交雑に成功。カラフルなものが仲間入りしました。

1994年にサントリーフラワーがミリオンベルとして世界で初めて商品化しました。

 


ペチュニア展 1 日本が改良の最先端

2012年08月17日 09時25分00秒 | ◎花賛歌-バラ・蘭・花菖蒲・蓮等

1  品種名 ほまれ

仏博物学者によって南米で発見されたペチュニアはタバコの葉に似ているのでタバコを語源とします。

野生15種の内2種が基になっています。アメリカでも改良されましたが、サカタのタネも良いものをつくりました。サントリーフラワーズと京成バラ園芸が共同開発したサフィニアは日本の気候に合い、普及しています。第一園芸も熱心です。㈱ミヨシなどが関係したM&B floraも良いものを作出しています。キリンビールはやめたのでしょうか。 

 

2  今年の6月2日に、近くの池袋サンシャインシティーで展示会がありました。

ペチュニアの改良は日本が一番です。

 

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4   第一園芸 ブリエッタシリーズ  デュエット ローズ  小型多花。ほふく性。 

 

 

5    デュエット ローズ

 

 

6 八重のピュア ホワイト  第一園芸

 

7  マーブル ピンク

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ペチュニア・つくばねあさがお

2012年08月14日 08時22分30秒 | ◎花賛歌-バラ・蘭・花菖蒲・蓮等

1  昔、ペチュニア混合の種を買いました。そのあとサフィニアも植えました。その後、毎年こぼれた種が初夏に芽を出し、夏には勝手に咲いてくれます。

ツクバネアサガオと言います。朝顔そっくりです。しかし、こちらはナス科。南米原産。アサガオはヒルガオ科。亜熱帯アジアから熱帯アメリカ原産。

2  時間がたつと色が変わります。日本の多湿には弱い。  2012.8.13

 

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4  自然交配でいろいろな色が出ます。

 

5    次から、池袋であったペチュニア展をお送りします。