NJの山花旅

山花旅の写真が多数。環境問題と歴史、時事も加えます。

雪割草展  3 ミスミソウ・スハマソウ

2012年04月28日 09時21分40秒 | ◎花賛歌-バラ・蘭・花菖蒲・蓮等

14

キンポウゲ科のミスミソウ・スハマソウは外国種も多く、交配・園芸種も増えている。

可愛い花です。

 

15

葉が三つに分かれ、これも観賞価値があります。

 

16

 

17

 

18

池袋のサンシャインシティは拙宅から歩いて15分。   2012.2.17 快晴でした。 60階

色々なイベントがあります。

花関係だけで、らん展、プロの花展、クリスマスローズ展、雪割草展と続きました。クレマチスもあったようです。

 

19

 

20

花シリーズにお付き合いいただき、感謝いたします。

 

 


雪割草展  2 実はミスミソウ

2012年04月26日 09時44分09秒 | ◎花賛歌-バラ・蘭・花菖蒲・蓮等

7

雪が解けて落葉樹の葉が茂る前に急いで花を咲かせて光を浴び、夏は木陰で静かにしている植物も多い。

このミスミソウの仲間もその一つです。雪割草と言われる花は多いが、分類的にはユキワリソウはサクラソウ科のもので、これと異なります。

なんとかコザクラと言われるものが高山などに多い。ハクサンコザクラは高山の湿地で何度も見ています。その仲間が本物のユキワリソウです。

ここに掲げるのはミスミソウです。キンポウゲ科、アネモネ属のものもある。スハマソウもその一種。葉は丸くて三枚になっている。

トランプのクローバーに似ている。ミスミソウの葉の先は少しとがっている。世界的にミスミソウの仲間は変異が多い。更に人為的な交配で、品種が増えています。

 

8

アヤメ園という表示で、行ってみるとハナショウブ園。

アヤメとハナショウブは全く違います。この雪割草でも混乱しているようです。

 

 

9

 

10

 

11

 

12

 

13

 


雪割草展  1 クリスマスローズ展の付録でした

2012年04月22日 10時25分26秒 | ◎花賛歌-バラ・蘭・花菖蒲・蓮等

1

クリスマスローズ展 45枚にお付き合いありがとうございました。

雪割草展も見られると思いませんでした。

2012.2.17    池袋サンシャインシティーにて 有料

数は少ないが、クリスマスローズより感激しました。クリスマスローズはバラやランに比べると地味な花です。

色もパッとしないものが多い。下向きでシャイすぎます。しかし、改良も進んでいます。

名もよいのでしょう。しかし、クリスマスのころに咲く欧州産は少ない。もう少し東のアジアにかかったあたりの変種は春に咲きます。

名前負けするのはアマリリスも。可愛い名前に惹かれて球根を買うと、ごっつい派手な花が咲く。

クリスマスローズはキンポウゲ科。 アマリリスはユリ科と言いたいが、実はヒガンバナ科

フリー百科(ウイキ)より

雪割草はユキワリソウ(学名:Primula modesta)は、サクラソウ科サクラソウ属の多年草。高山植物で日本全土の亜高山帯から高山帯に自生する。
 
高さは10cmほど。葉はへら形で、表面は緑色でしわが多く、裏面は淡黄の粉がある。花は3から10個の淡い紅紫色の合弁花。花期は6~8月。

雪割草はキンポウゲ科のミスミソウ、スハマソウの別名でもある。また、イチリンソウ、ニリンソウ、アズマイチゲ、ショウジョウバカマ、ハシリドコロなども雪割草、雪割花とよぶ地方もある。
 
変種  ユキワリコザクラ     レブンコザクラ

この雪割草展の花をよく見ると、本物のユキワリソウ(サクラソウ科)ではないようです。葉がミスミソウ系です。すなわちキンポウゲ科です。サクラソウ科の本物の雪割草は、高山で見るハクサンコザクラに似ています。

 

2

3

4

5

6

 

 


東京の六義園・しだれ桜速報 満開

2012年04月08日 09時54分25秒 | ◎花賛歌-バラ・蘭・花菖蒲・蓮等

1

昨日は好天、2012.4.7   9:00一番で入園 青空に映えました。

エドヒガン系のしだれです。  リクギエン

 

2

 

3

庭園奥の背の高い木です。

 

4

森も春の感じが出てきました。

 

5

将軍や大勢の大奥も招待された池の広いお庭です。

JR山の手線 駒込駅 65歳以上は150円

 

 


東京のソメイヨシノ速報 大塚8分咲き

2012年04月04日 14時56分39秒 | ◎花賛歌-バラ・蘭・花菖蒲・蓮等

1

昨日の嵐には困りました。きわめて発達した温帯低気圧。小さい台風より悪質。単なる低気圧と呼ぶのでなく、心構えをつくる良い名前を付けていただきたい。

台風は名訳です。それに匹敵するものはないでしょうか。

心配で近くのソメイヨシノを見に行きました。木によっては満開。北向きの寒いところで5分でした。

2012.4.4   14:00    JR山の手線 大塚駅北口の桜並木。

 

2

 

 


クリスマスローズ展 2 原種と交配種 

2012年04月04日 08時52分25秒 | ◎花賛歌-バラ・蘭・花菖蒲・蓮等

8

クリスマスローズのファンが多い反面、嫌う人もいる。

比較的地味な花色のものが多く、花は下向きのものが多い。花弁でなくガクということも原因だろうか。

また、地植えにして何年か経つと大株になって都会の狭いガーデンには合わない。

関係者に話したところ、派手やかな色、上向きの花、小型の株を目指して交配・改良を重ねているとのこと。

成果も出てきています。

長所は日陰と寒さに強い。

 

 

9

下向きの花でも斜面に植えると見やすい。

そのよい例が、小田急線新松田の松田山ハーブガーデンです。河津桜でも有名。今年は遅れて3月20日でも満開でした。メジロも群がります。

そのHPより

松田山ハーブガーデンは松田山中腹に位置しています。
見晴らしが良好で富士山や足柄平野、相模湾が見渡せる西平畑公園内にあります。
この公園内には、子どもの館・ふるさと鉄道(ミニSL)・自然館野鳥観察の森 観察路など、自然にふれあうスポットがあります。

当館ハーブガーデンは、季節に合わせた植栽がされ、年間を通して多種多様なハーブと香りにに包まれます。白い円筒形のハーブ館には、売店、体験工房、レストランがあり「買う」「作る」「食べる」が楽しめます。
 自然からのやさしい贈り物。ハーブの魅力とその心地良さを実感してください。
 

 

10

  

11

 

 

12

 

 

13

八重咲き

 

14

  


クリスマスローズ展 1 原種の交配 

2012年04月02日 09時41分08秒 | ◎花賛歌-バラ・蘭・花菖蒲・蓮等

1

2012.2.17  池袋のサンシャインシティーで 第10回クリスマスローズの世界展がありました。

たくさんの出品と女性を中心とした大混雑。有料ですが人気があるのに驚きました。

 

2

独特の色です。

3

原種とその交配の展示がありました。

 

4

5

 

 

6

 

 

7

クリスマスローズのこと  HPより 

 本来クリスマスローズとは、クリスマスの頃に咲く原種の「ノイガー」を指します。2~3月に咲くオリエンタリスは、キリスト教の四旬節(レント)の頃に咲くので「レンテンローズ」と呼ばれます。日本では一般的に、まとめてクリスマスローズと呼ばれています。 
 ※レント イースター前の40日間。
イースターとは、春分の日以降、最初の満月の直後の日曜日。キリストの復活を祝う日ですが、春の訪れを喜ぶ日でもあります。 
 花弁に見えるのはがく片です。花弁は退化して蜜管(蜜の出るところ)となっています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以下は[ 日本大百科全書(小学館) ]

Christmas rose

[学名:Helleborus niger L.]
 
キンポウゲ科の常緑多年草。ヨーロッパの原産で明治の初めに渡来した。根茎は太く短い。

葉は根生し、15~30センチメートル、掌状複葉で革質、暗緑色。小葉は7~9片で先端部に鋸歯(きょし)がある。花茎はよく分岐して1~3花をつける。花の大きさは径5~6センチメートルであるが、花弁は小さく、筒状で、雄しべより短く目だたない。

萼(がく)の5片が大きく花弁状をなして美しく、咲き始めは白色で、のちに紫色を帯びる。根にはサポニンが含まれていて強心剤、利尿剤として用いられる。

変種も多いが、オリエンタリスH. orientalis Lam. は西南アジアの原産で、花茎が分岐して3~6花をつける。

緑色または黄緑色で縁辺は紫色。花期は4、5月で、栽培されるものの多くは本種の系統が主体になる。寒さに強く、排水のよい半日陰地を好む。繁殖は11月ころの株分けが普通で、実生(みしょう)もできる。
 
[ 執筆者:猪股正夫 ]