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2012.2.17 池袋のサンシャインシティーで 第10回クリスマスローズの世界展がありました。
たくさんの出品と女性を中心とした大混雑。有料ですが人気があるのに驚きました。
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独特の色です。
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原種とその交配の展示がありました。
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クリスマスローズのこと HPより
本来クリスマスローズとは、クリスマスの頃に咲く原種の「ノイガー」を指します。2~3月に咲くオリエンタリスは、キリスト教の四旬節(レント)の頃に咲くので「レンテンローズ」と呼ばれます。日本では一般的に、まとめてクリスマスローズと呼ばれています。
※レント イースター前の40日間。
イースターとは、春分の日以降、最初の満月の直後の日曜日。キリストの復活を祝う日ですが、春の訪れを喜ぶ日でもあります。
花弁に見えるのはがく片です。花弁は退化して蜜管(蜜の出るところ)となっています。
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以下は[ 日本大百科全書(小学館) ]
Christmas rose
[学名:Helleborus niger L.]
キンポウゲ科の常緑多年草。ヨーロッパの原産で明治の初めに渡来した。根茎は太く短い。
葉は根生し、15~30センチメートル、掌状複葉で革質、暗緑色。小葉は7~9片で先端部に鋸歯(きょし)がある。花茎はよく分岐して1~3花をつける。花の大きさは径5~6センチメートルであるが、花弁は小さく、筒状で、雄しべより短く目だたない。
萼(がく)の5片が大きく花弁状をなして美しく、咲き始めは白色で、のちに紫色を帯びる。根にはサポニンが含まれていて強心剤、利尿剤として用いられる。
変種も多いが、オリエンタリスH. orientalis Lam. は西南アジアの原産で、花茎が分岐して3~6花をつける。
緑色または黄緑色で縁辺は紫色。花期は4、5月で、栽培されるものの多くは本種の系統が主体になる。寒さに強く、排水のよい半日陰地を好む。繁殖は11月ころの株分けが普通で、実生(みしょう)もできる。
[ 執筆者:猪股正夫 ]