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4月2日(土)撮影
大室山の横のシャボテン動物公園はインカ帝国などの古代人の遺物が復元展示されています。
サボテン科の植物はアフリカでなくてアメリカなのです。
中米などにも日本人などと同じモンゴロイドが住み着くようになり、多くの文明を発展させました。
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サボテンやユッカ(龍舌蘭系)
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メソアメリカ文明の文字は少ない。インカ文明では見られる。他では図のような文字風のものは多い。
宗教と天文学、石の建設技術は高かった。
以下、フリー百科 wiki より
下記のように壮麗な神殿ピラミッドなどを現在も残すメソアメリカ文明が
繁栄した地域であるメソアメリカでは、
• 定住農村村落の成立(紀元前2000年以後)
• オルメカ文明(メキシコ湾岸;紀元前1250頃-紀元前後)
• テオティワカン文明(メキシコ中央高原;紀元前後-7世紀頃)
• マヤ文明(メキシコ南東部、ユカタン半島、グアテマラなど;紀元前3世紀-16世紀)
• トルテカ文明(メキシコ中央高原;7世紀頃-12世紀頃)
• サポテカ文明(メキシコ・オアハカ地方;紀元前10世紀-16世紀)
• ミシュテカ文明(メキシコ・オアハカ地方;)
• タラスカ王国(メキシコ西部地域、ミチョアカン州など;)
• アステカ帝国(メキシコ中央高原;15世紀前半-1521年)
などが興亡した。
これらの文化はアジア、ヨーロッパ、アフリカの三大陸の文明との交流を経験せず、
地理的に孤立した環境で発展した。そのため、製鉄技術を知らず、宗教においても独自な
体系を成立させるなど、他大陸の文明とは際立った特徴を有していた。
神殿文化は紀元前二千年紀の末に起こり、それから約2500年の間、外部世界の影響や干渉を
受けることなく自力で発展し続けた。ところが15世紀の末、
コロンブスに率いられたスペイン人が突然侵入してきた。
多くは殺戮と破壊に遭遇して滅びた。現代人の多くは白人とモンゴロイドの混血です。
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アフリカから全世界に広がっていった現生人類(図は海部陽介東大教授作成)
2万年前頃から米国大陸への移動があったのか。一万年前には南端まで到達したか。
寒冷期は海水面か下がり、地続きも生じた。
日本への到達は3万8000年前の後期旧石器時代か。
戦後早く、群馬県赤城やま南の岩宿で、石器が発見された。発見したのは素人考古学者の
相沢忠洋氏。それまでは、日本には旧石器は無いと言われていた。 いわじゅく遺跡
歴史が書き換えられました。
私は昔、相沢氏に2回お会いしています。早く亡くなりました。
人類は陸続きだけで移動したのではありません。船で渡りました。
偶然でなく、潮流なども調べ、ある程度の船団を組んで食料も積み、
失敗を繰り返しながら拡散したのです。
移動こそが人を特徴付けるものだと、人類学者たちは言う。動植物も移動し、拡散するが、
障害をあえて越えて世界中に広がったのは人類だけだからだ。
台湾から沖縄与那国島への移動を試みた学者たちがいました。
イネ科植物や竹の船は失敗。杉を石器で削った丸太船が速くて長持ちした。
直線距離で約200キロ、45時間10分の苦労の航海の末、5人は与那国島に到着した。
国立科学博物館の「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」(2016〜19年)
朝日ニュースより