1年前の今日、3月11日は、日本国中を震撼させた大地震、大津波、そして原発事故が立て続けに起こった“東日本大震災”が発生した日です。
悪夢のような日々、まだまだ問題は山積みなのでしょうが、それでも少しづつ光が見えてきたように思うのは、被災せずにすんだ者の甘い見方なのでしょうか?
人の優しさ、強さを信じたいエドリンです、こんにちは。
おめでとう!ブラッド
あの恐ろしい大震災は、人間だけでなく、様々な動物達も大きな被害を受けました。
生き死にの境目を辛うじて乗り越えてきた人々、そして動物達。
どうかこれからの日々に幸多かれと、心から願います。
そして、未だ禁止地区に取り残されている動物達が、何とか1日も早く生きて救出されますように祈ります。
さて、その命を繋ぐ事の出来た動物達のなかに、嬉しい事にテイオー産駒のストロングブラッドがいます。
2011年 7月のストロングブラッドです。
テイオー産駒のトップをきってG1馬に輝いたブラッド。
ところが、何故か彼は“ストロングブラッドの呪い”などという、嬉しくないキャッチコピーをつけられてしまいました。
その1・・・・・2003年カブトヤマ記念(G3)を制するも、同年で上山競馬が廃止
その2・・・・・2004年群馬記念(G3)を制するも、同年で高崎競馬が廃止
その3・・・・・2005年かしわ記念(G1)を制するも同年で同レースが廃止
それ以外にも、ブラッドを2着に破った馬は、その後勝てない。
マロニエ賞のビワシンセイキ、七夕賞のチアズブライトリー、さきたま杯のロッキーアピールetc・・・。
ところが、この都市伝説は破られちゃったのですよ。
2005年帝王賞でブラッドを2着に退けたタイムパラドックスです。
‘これでタイパラも勝てなくなるのか!!’という巷のうわさなど馬耳東風。
2005年11月のJBCクラシック(G1)を勝利、翌年も同レース連覇と頑張ったのです。
ブラッドが勝ったからレースや競馬場が廃止になったのではなく、そういうある意味ラストランにブラッドが勝利した、記録に残る存在だったと私は理解しています。
すなわち、ブラッドは“持ってる馬”なのです!!
だって3月13日誕生は、彼の祖父シンボリルドルフと同じなのですから、名前のとおり‘強い血’の継承馬で当然なわけです。
持っているブラッドだよ~。
月刊“競馬王”に載った紹介記事です。
今日午後から、茨城県にある常総ホースパークさんにて“被災馬ストロングブラッドの無事と誕生日を祝う会”が開かれます。
何かマスコミの取材も入っているそうで、どこかで見る事ができるのかも。
そして一緒に助かった‘皐月賞馬ノーリーズン’、私はそのゴールを目の前で見てました。
ただ、私の目的は‘ホーマンウイナー’だったのですが・・・・。
ストロングブラッド、お誕生日おめでとう、そして生きていてくれて有難う!
これから、のんびり穏やかにそして幸せに余生を過ごすことが、命を繋ぐ事の出来なかった仔達への供養になると思うのです。
幸せでいる事・・・・・それがこれからのブラッドのお仕事です。
チームテイオーの会員さんが描いて下さったバースデイカード用のブラッドです。
ふろくで~す
ぶらんさんがこんなに素敵な横断幕を作ってくれました。
チームテイオーのアイドル“フナバシボンバー”君。
この横断幕にこめられたチームテイオーのパワーが届きますように。
頑張れ! ファイティーン!! フナバシボンバー!!!
(ソロモンさん、画像お借りしました。)
無事に誕生会を開催できました。
テレビ取材も入って、ブラッドを囲んでインタビューを受けましたよ。横断幕も持参しました。
ブラッドは『持っている馬』そうです、強運な馬です。関係者に愛された馬でもあったことが、今回証明されました。
とても素敵な誕生会で感激しました。エドリンさんのメッセージも、オーナー様にお渡ししましたよ。
きょうは、ボンバー君にも人参が届いたはずです。
ブラッドもボンバーもサンタンダーも、それ以外にも沢山テイオー産駒が元気でいてくれる、その事の幸せをしみじみ感じます。
さぁ、次はどんな事を企んでますか、ソロモン隊長?(笑)