新・名も無い馬ですが・・・・・

2013年11月3日に旅立ったマイネルスティング。
その想い出と一緒に、これからも名も無い馬たちの応援をしていきます。

マイネルスティングの目論み

2017-08-02 | 日記
暑さにのた打ち回っている内にもう8月です。
お昼間は暑くてアヘアへ言ってますが、そのままの格好で寝てしまうと朝方の寒さで目を覚まします。
温暖化のせいか年々、猛暑北海道と変貌していますが、やはり北国北海道です。
朝晩にはグッと涼しくなります。
私の部屋には、扇風機の後ろに電気ストーブがず~~っと鎮座しております。
寒さと暑さがミックス状態の(頭の中も)、エドリンです、こんにちは。


    
7月のRHA通信で発表されたのでご存じの方も多いと思いますが、オキテ、8月1日付けで譲渡先のクラックステーブルさんを離れ、元オキテ会メンバー達による引き取りとなりました。
預託先は、産まれた牧場である坂本牧場さんになります。
実は、オキテは4月の末から坂本牧場さんに戻ってきていました。
少し体調を崩していたので、ビッグゴールドさんと一緒に放牧してみたところ、スティングと過ごした時間を思い出したのか活気を取り戻し、ゴールドさんも、最初はうるさがって逃げ回っていたのですが、日1日と馴染んで今では一緒にいないと寂しがるようになってきました。
そんな様子を見ていて、坂本牧場さんは「できればこのまま一緒にしておきたい」と考えるようになり、私たちも同じ思いで一杯でした。
色々と話し合った結果、クラックさんに坂本牧場さんからお話をして貰いOKのお返事を頂くことが出来ました。
そして引退馬協会の方へ譲渡願いを申請し、それが8月1日無事に受理されました。
これからはずっとオキテの生がある限り、産まれた実家で暮らす事ができます。
これってもしかしたら、馬にとって何よりも幸せな事かもしれないと思うのです。
ここに至るまでにはいろいろとありましたが、今はもう過ぎ去ったこととして、これからのオキテの幸せな日々を願うだけです。
また、ここにはコスモセブンも戻ってきています。
本当に不思議な事に、オキテが戻ってくると必ず後を追うかのようにセブンも帰ってくるのです。
今回も、オキテが坂本牧場さんに戻ってきた事を知っているのはほんの何人かだったのですが、1カ月もたたない内にセブンの引退が決まりました。
そして今、この、マイネルスティングが息子の様に可愛がっていた2頭が揃って、産まれた牧場で余生を過ごそうとしています。
スティングの不思議な力がここでも働いているような気がして仕方ありません。
今頃は空の上から「してやったり、ウヒウヒ・・・」とほくそ笑んでいるかも知れません。

競走馬となって生家を離れた馬達が再びそこへ戻れることは極めて希有です。
牝馬なら繁殖として帰る事もできますが、牡馬の場合はたとえG1馬であってもゼロに近い程の確立です。
それが、全く名もない馬でありながら2頭も帰ってきて、そのまま余生を過ごす事が出来る・・・やっぱり何らかのパワーが加わらないとあり得ない様な気がします。
マイネルスティング、死してなお畏るべし!!

兎にも角にも、これからは坂本牧場さんに行くとこの強運の2頭がお待ちしています。
どうぞ会いに行ってあげて下さいませ。
また、セブンは「サカモトホースファミリー」の1員として会員さんも絶賛募集中です。
こちらも宜しくお願い致します(ペコリ)。

今までアップできなかったオキテの画像でぇす。



   



   



   

これは6月の時のものです。
では最新のものもどうぞ~~(笑)


   
    



    
 この日は暑さとアブのため、お昼間はお部屋でお休みでした。



   
 お向かいはゴールドさんのお部屋です。



   
 セブンもお部屋滞在だったのですが、暗くてちゃんと撮れなかったので先日のを載せました。




   
 「スティング、これで良かったんだよね」