新・名も無い馬ですが・・・・・

2013年11月3日に旅立ったマイネルスティング。
その想い出と一緒に、これからも名も無い馬たちの応援をしていきます。

Happy(Birthday)がいっぱい!!(その1)

2017-04-25 | 日記

17日、本当にひっさしぶりに日高地方へ行って来ました。(そういえばブログ書くのもひっさしぶりなような・・・)
明日から大荒れお天気になると云う前日、素晴らしい青空の下、爽やかな日高路を行きました。
静内で2カ所、そして浦河へ行く途中に1カ所寄ると云うスケジュールで早朝出発したのですが、その途中の牧場さんを見逃してしまい気が付いたら浦河に到着。
伝えていた時間より早かったのですが、仕方ないので先にそこに行きました。
で、帰りに寄ろうと云う事で、今度はしっかり目印を聞いて、その目印のお家なら私も知ってる民宿さんなので安心してスタートした分けです。
が・・その目印が見つからない。
確か以前に行った事のあるとこで、屋根に大きく名前が書いてあったのですよ。
でも、ないんですよね。
かなり静内寄りまで行って、馬友さんが「黄色い色の家って聞いたよ。さっき見た家が気になる」というのでもう1度戻ってみました。
「でも、屋根に何も書いてない」それが心配だったのですが、その黄色い家の先を曲がってみるとすぐそこに見覚えのある牧場さんが・・・・あった!
予定よりかなり遅くなってやっと到着です。
場長さんに聞くと、そこは今は民宿をやめて借家になっていて、屋根の名前は消されているとのこと。

そんなこと聞いてないよ~~!
だからぁ私に道案内させたら駄目なんだってぇ!!

未だに右左、急に言われると「お箸持つ方がぁ・・・」と確認してしまう、エドリンです、こんにちは。

    

本当は帰ってきてからすぐアップする予定だったのですが、ちょっとド・ショックな事があってなかなかその気になれなかったのです。
まだ、心の整理がしっかりついている分けではないのですが、折角久しぶりに会ったお馬さん達の記憶が薄れない内にと、楽しい事のみ思い出しながら書いています。

まず最初に行ったのはオキテのとこで~す。
今や繁殖さんやら種馬さんやらたくさん抱えているクラックさん、育成も始まっていて大賑わいです。
お客さんがたくさん見えていて、代表さんともご挨拶するのがやっとと云う事で、オキテに会うだけで早々に引きあげました。


  オキテ、るろうに剣心みたいだよ(笑)


  ポッケちゃんともすっかり仲良し・・・・のはず 
 

    

そこから坂本牧場さんはすぐです。
生きていれば12日に25才になったマイネルスティングのお墓にまずはご挨拶です。
フナバシボンバー君とブリダーばぁちゃん、そして、去年8月に旅立ったタケノハーモニーに囲まれてスティングは眠っています。
何年たっても、あの日の、突然やってきた別れの悲しみ、寂しさは薄れる事はありません。
でも、こうやってゆっくり眠れる場所があって、会いに来てくれる人達がいてスティングはとっても幸せな仔だと思います。
殆どの仔達は、誰に知られること無く、泣いて貰う事などあるはずもなく、ひっそりと散っていくのですから。
だから、元気にお誕生日を迎えられた仔達にはたっくさんのお祝いをしてあげたいと思ってしまうのです。

      
実は、墓碑の画像取り忘れてしまったので去年のものなんです、すびばせ~~ん!



墓碑のすぐそばで草を食んでいたこの牧場のアイドル1号モッヒー君(ちなみにアイドル2号はジロー君です)にも人参プレゼントです。
モッヒー君の誕生日はわかっていないのだとか。
年齢も推測でしかありません。
アイドル2号のジロー君もそうです。
なので、私は勝手にスティングのお誕生日を、この1頭と1匹のお誕生日にしちゃっています。
この道産子モッヒー君は不思議なお馬で、今は体が黒ですが、熱くなるにつれ白っぽく変わって行くのです。
UV対策なのかな~・・・・???
雷鳥は冬に白く夏には黒っぽくなりますが、モッヒー君は反対です。
もうじき葦毛のモッヒーが見られま~す(笑)。

     
 「ぼくタンの年は内緒なんでし。イヒヒ」 byモッヒー


     
「僕ちんも内緒だよ~」 byジロー

     
 もうじきこんな白いモッヒーに変わります。(カメレオンか!!)      



そして大事なお方を忘れるとこでした。
スティング亡きあと坂本牧場を守り、やんちゃ坊主たちの教育係を引き継いでくれているビッグゴールドさん、ゴーちゃんも3月に19才のお誕生日を迎えました。
遅くなったけれどお祝い人参です。

      
「僕を忘れるとはとんでもないよ!!プンプン!!」 byゴー様


      
「でも、そのニンジン全部くれたら許す・・」 by買収に弱いゴー様



これから浦河に向かい、その途中でもう1か所寄っていく予定でした。
それが・・冒頭に書いたように見逃してしまう分けです(三石の昆布羊かん屋さんを探すのに夢中だった事も見逃した理由の一つです)。
早々とお土産の羊かんをゲットして喜んでいる呑気な私たちは、これからの苦労を全くわかっていませんでしたとさ。



          to be continued