新・名も無い馬ですが・・・・・

2013年11月3日に旅立ったマイネルスティング。
その想い出と一緒に、これからも名も無い馬たちの応援をしていきます。

美しき帝王の娘、母になる。

2017-01-30 | 日記
 本来はボーガン君の続きの予定だったのですが、嬉しい話が飛び込んできたので、ちょっと予定変更しちゃいます。
中山先生と賀風君のお話はこの次と云う事で、宜しくお願い致しま~す。
というわけで今日はオチも何もなし、アイソナシのエドリンです、こんばんは。

    

中札内の乗馬クラブでお仕事をしているケイウンコユキとケイウンルビーが5月にお母さんになります。
ケイウンコユキは2007年、ナイスネイチャが暮らす渡辺牧場さんで、父トウカイテイオー、母コユキの間に産まれた牝馬です。
チームテイオー、テイオー産駒の会の会員でもある私的には応援しない筈がありません。

そして2009年、名古屋競馬でデビューしました。
天性のスピードであっという間に3連勝をあげ夢を見させてくれましたが骨折。
そこから長く厳しい日々が続きました。
それでも頑張ったコユキにご褒美が。
周りの人達の暖かい思い遣りで早目の引退が決まり、2011年、生まれた渡辺牧場さんに帰ってきたのでした。
当時のことは以前にこのブログでアップしています。(クリックすると跳びます。)

    帰郷・・・・ケイウンコユキ

    美しき帝王の娘***ケイウンコユキ

それから2年、痛めた脚もすっかり治り牧場でのんびり暮らしていたのですが、乗馬に欲しいと云う方が現れ、仲間のケイウンルビーと一緒に十勝の中札内ライディングクラブに移動して行きました。
コユキもルビーも同じ5才。
養老生活をするにはまだまだ早い、という事で第2のお仕事の始まりです。
本当の余生を送る年齢になったら、また、ここに帰って来ることになっています。
そこで乗馬のお仕事に頑張っていたのですが、もう一つのお仕事が与えられました。
それは、お母さんになると云う事。
そして、2頭とも仲良くというか、無事にオメデタとなり、5月には一緒にチビちゃんが誕生してくるのですよ。
名古屋競馬時代からずっと、ハラハラしたり喜んだり、心配してきたあのコユキがママになる・・・・不思議な気持ちです。
ただ、お相手がウエストファーレン種という乗馬用のお馬さんなので、産まれた仔供は競走馬ではなく乗馬の道を行きます。
おチビさん達の初期馴致や調教は、ここのクラブでするそうなので、産まれてからも当分は親仔一緒にいられるようです。
何よりもまずは2頭の無事安産を願います。


       
    移動した頃のコユキ(赤無口の仔)とルビー(青無口の仔)です。(渡辺牧場ブログさんよりお借りしました)


    
    今のコユキちゃんです。立派なおなかです(笑)


        「何か文句でも?」byコユキ 


        こちらはルビーちゃんです。


        「私じゃないのよ、お腹の赤ちゃんが食いしんぼなの」byルビー



そして、こちらがムコドノ、バウザーピノ君です。何とまだ2才の年下ボーイです。
        若さ一杯で元気ハツラツのイケメン君です。




コユキもルビーも体調に気をつけて、出来るだけ楽に元気な仔を産んでね。
その日まで毎日、安産を祈ってます。   


                              

明けましてボーガンだよ~!続き

2017-01-23 | 日記
今回の旅行での反省点。
千歳空港に2時間近く前に着いたのに、手続きにもの凄~~~く時間がかかり、慌ててお土産を買うはめに。
大急ぎで買い物を済ませて出発ロビーに行き長蛇の列に並んだけど何となく違和感がして、通りかかった係員の人に尋ねてみると、私の乗るべき航空機のロビーは隣だとわかり、またまた慌ててそちらに着くと、その飛行機の乗客で手続きしていないのはあと一人、つまり私だけ。
その便のスタッフさんとヤキモキしながら順番を待っていたのだけど、なかなか進まない。
私も焦っていたけどそのスタッフさんも焦って、ついにジャンプという特別措置で並んでいる人達を飛び越えて1番前にいき荷物チェック並びにボディチェックを受け、あとは機内までそのスタッフさんと一緒に走る、走る、走る。
やっと何とか機内に入った時には息も絶え絶え。
おばさんにはキツイ搭乗でした。
帰りの飛行機にはたぁっぷり時間をとって手続きしました。
生まれて初めて登場口から機内までランニングしました、エドリンです、こんばんは。

    

ちゃんと運賃を払って堂々と(?)駅を出て迎えに来て下さった車に乗った時には、雪も小降りになり雲の隙間に青空も覗いていました。
「帰る頃にはやんでるかもね」などとお気楽な事を話していました。
が、クラブに着いたあたりから降りが強くなりだし、気象予報の大雪警報大当たり~といった感じでした。
この天気ですからお馬さん達は馬房の中。
久々に会ったボーガン君は冬毛モコモコで、ぬいぐるみのようで可愛い。
前回に会って驚いた渡辺牧場生産のキゼンラック君とも再会です。
一通りご挨拶をすませてハウスの中へ。
「あったか~~い」ストーブさんのありがたさに改めて感謝です。
小止みになるまで、とハウスの中で中山先生と奥様とおしゃべり。
そして、馬に対するいろんな思いをお聞きし、先生のドレッサージュ(馬場馬術)のDVDを見ながら、この馬とのいきさつをお聞きし、初めてお会いした時に「本物のホースマンだ」と思った気持ちは間違ってなかったと再認識しました。
この話は後ほど書こうと思っています。
この間にも雪は降り続き、先生は馬場の除雪に、奥様は馬房のお掃除と、そしてお掃除の間ボーガン君を洗い場に出しますというので、私たちも写真撮りに雪の中出て行きました。
では、寒さの中頑張って撮ったボーガン君の写真集の始まり、はじまり~。


               「ボーガン君、お久しぶり~~」挨拶してるのにお食事中のボーガン君は顔をあげてくれません。



                さすが北海道生まれ。 馬着の中で汗をかいてるので体を乾かすため脱ぎ脱ぎです。


                「雪ふってるのに写真撮るって・・早くしてよね」by ボーガン  


       


       
       「あ、ヤナ音が始まったぞ」by ボーガン

    
            先生が電動除雪機で雪を飛ばす音が嫌いなボーガン君です。
     「あの音やめて」 byボーガン


       
   「お掃除まだ終わらないのかなぁ」by ボーガン


            渡辺牧場産まれのキゼンラックです。体が固いと1度乗馬クラブから出された彼ですが、今ではミスターナカヤマの     ベストパートナーです。



馬友さんが撮ってくれた私とボーガンです。

           今にもヨダレを垂らしそうな締まりのないボーガン君(笑) 「お多福のあんたに言われたくないな」by ボーガン


           「ニンジンくれたから許したげる」by ボーガン 


今年28才になるボーガンですが、まだ馬体も若々しく、少年のような瞳をしています。
ここでは毎日、朝晩、中山先生が馬達の心音を聞きます。
それで体調を判断して、それに合わせて運動やお仕事をするのだとか。
ボーガンも状態を見ながら体調維持のための運動を行っているそうです。
これがボーガンの若さの秘訣なのかも知れません。

この次はお天気の心配のない季節に来ようね、と馬友さんと話しながら帰りの電車に乗りました。
そして、切符はちゃんと前もって買う事も肝に銘じました。

もうすこ~し続きまァす。      

明けましてボーガンだよ~!

2017-01-20 | 日記

新年のご挨拶にはちょっと遅い感じですが、2017年初めてという事で、「明けましておめでとうございます。今年もこのグウタラブログを見限らずに宜しくお願い致します。(ペコリ)」
新年早々風邪に見染められて、鼻グズ咳コンうるうる涙目で仕事に励んだエドリンです、こんばんは。



世間のお正月気分にも惑わされずに仕事に集中したのには、ちゃんとその後のご褒美があったからでした。
引退馬協会の新年会参加と、去年からFPになったキョウエイボーガンに会いに行くというダブルのお年玉です。
その為に昨年の11月からせっせと準備し、風邪菌をやっつけるべく気合いをいれて頑張ったわけです。
普通なら土日は余程の事情がない限り休めないのですが、職場の仲間が後押ししてくれた事もあって実現しました。
持つべきものは良い仲間です。
そんなこんなで、大寒波が押し寄せているとお天気お姉さんやお兄さんが騒いでいる1月14日の土曜日、東京へと飛び立ちました。
飛行機が飛ぶかどうか心配だったのですが、全く問題なく無事に成田に着きました。
それにしても外国人の多い事。
日本って本当にインターナショナルな国になったのだなぁと驚く自分に、時代のずれを感じてショックを受けたのでした。
3時に到着して4時にホテルチェックイン、待ち合わせ時間が5時と息つく暇もなくアタフタと電車に乗って会場場所の銀座へ向かいます。
久々に会う馬友さん達。
そして初めましての若い会員さん達。
会った瞬間から話はお馬の事ばかり。
ここだけでは足りずに移動した2次会でもお馬話に花が咲きっぱなし状態でした。
馬しかないんかい!って、我ながらホントそう思います。
でも、何よりもこれが思いっきり楽しかったひと時でした。







そして朝、雪は気配も無くなかなか良いお天気。
ボーガン君との久々の再会にルンルン気分でYさんとの待ち合わせ場所へ。
まずは高崎へ向かいます。
そこから吾妻線に乗り換え小野上までいくわけです。
テレビで降雪情報が流れていたので、駅で聞いてみましたがとりあえずは大丈夫そうなのでレッツゴー!
確かに高崎までは曇り空とはいえお天気さんでした。
乗り替え時に駅弁を買って電車の中で食べました。
何だか旅ってる気分でちょっと盛り上がったんです・・・・が
1つ目2つ目と駅に止まるほどに変わって行く景色。
そして中ほどまできたら・・・・あらぁ、北海道に帰ってきちゃったのかな?
そんな言葉が出るくらいの雪景色。
「あら、まぁ」2人で思わず顔を見合わせてしまいました。

    


    



それでも何とか無事に目的地に到着。
ところが、ここでまた大きな問題が。
私達は出発時、時間に追われて運賃を調べるひまも無く、着いたら精算すればいいネと適当に切符を買ってきたのです。
それがこの小野上駅は、無人の上に精算機もなく切符を入れて通る改札口もないのです。
私達は一瞬どうしたものか途方にくれました。
たまたま電車がまだ止まっていたので、急いで車掌さんの所へ行き事の次第を話しました。
女性の車掌さんは、苦笑いしながら「ここで多少の待ち時間があったから良かったですが、これからはもっと早く言って下さいね」と、料金を調べてチケットを切ってくれました。
「良かった、良かった」とチケットを貰ったは良いですが、それをどこに入れたら良いのか。
何せ改札がないのですから。
で、また走って女性車掌さんの元へ。
切符はポストに入れて下さいと言われ探すと・・・・ありました。
無賃乗車はしなかった証拠写真です。

      



でもこれじゃそのまま行っちゃう人もいると思うんだけど、赤字運営にならないのかなぁ、などと心配したりしながらも何となく可笑しくて、2人でニタニタ笑いながらお迎えの車を待っていました。

続いちゃいます。
(ボーガン君はこの続きにいっぱ~~~い登場しまァす)