♪ 連休前のいろいろニュース ♪

あちこち開花宣言が出ているエドリン地方。

父が植えた庭の桜、まだ枯れ木状態ですが、先の方に膨らみ始めたつぼみらしきものが。
もうじき我が家も開花宣言出そうです。
それにしても桜って、本当に枯れ木からいきなり花が咲くんですね。
もしかしたら私も・・・・・・・なんて妄想です、妄想です、はい。
頭が開花宣言しそうなエドリンです、こんにちは。



咲くのはお花だけ～～～♪



　　　　　　

目の前まで迫ってきてしまいましたが（報告が遅くてすみませんです）、引退馬協会主催の、癒しの馬　写真展第３弾「あの馬からのたより～素顔のままで」が４月２５日（土）から５月３１日（日）まで、京都競馬場にて開催されます。
今度は関西地区、そして１カ月以上の長丁場です。
いまだファンの多いナイスネイチャや天皇賞馬ネーハイシーザー、引退後、京都競馬場で誘導馬として頑張ったツルマルツヨシなど、関西に馴染みの深いお馬さん達の、穏やかで平和な日々を、たくさんの方たちに見て頂きたいと思います。
また、いろんなグッズも販売されるようですので、それもお楽しみに。




　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ポストカードも沢山ありま～す。



もっと詳しくお知りになりたい方はこちらを見てね。

　　　　　　　　　　　　　　引退馬協会ホームページ





　　　　　




４月２２日は名古屋競馬デンバー、２３日は園田競馬コスモセブン、２４日には名古屋競馬でオキテがと、３日間連続で応援頑張りました。
ただ、２３日のコスモセブンは、発熱のために出走取り消しになりました。
が、大した事はないと知らせて頂いてますので、次回は元気に出走してくれると思います。

さてその結果ですが、デンバー３着、オキテ３着と、揃って堅実に走ってくれました。
オキテなどは、前回の４着が響いたのか、単勝９０倍代でブービー人気と云う久しぶりの期待薄状態。
でも、掲示板確保のオキテの掟はしっかり守りました。
これを知っていた方はおいしい思いしたんじゃないでしょうか？（爆）
とりあえず無事にゴールしてくれた事だけでも一安心です。
また次走も応援して頂けたら嬉しいです。


　　　　　

先日のベルモントナウシカに引き続き、タケノハーモニーにも牡馬が産まれました。
今年は牡馬誕生が多い坂本牧場さんです。
ハーモニーはどうやら今年が最後の出産になりそうです。
タケノハーモニーは、昨年亡くなってしまった、１９９２年エリザベス女王杯馬タケノベルベットの娘です。
もう彼女も２１才、そろそろのんびりする時なのかも知れません。
お疲れ様、ハーモニー母さん。





タケノハーモニーとおちびちゃん（父、アサクサキングス）




　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　モヒカン頭がすっきりくっきりのモッヒーです。





　　　　　

ダイイチミラクル、競技会にも出られるようになったそうです。
白さが増して、本当に奇麗なお馬です。
大怪我からの復活、生きていてくれてありがとう、ミラクル！！




　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（チームテイオー産駒会さん、画像ありがとうございました。）






　　　

明日から春のゴールデンウィークが始まります。
楽しい連休を過ごして下さいね！



　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　「みんな、お休み楽しんでな」　ｂｙ　リングを忘れたエンジェルスティング

★天まで届け！ハッピーバースディ★

　　



　春眠　あかつきを覚えず（ジャン）。

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　ただ今　爆睡中につき起こさない様に　　ｂｙ　オレ様クロッピー


エドリンです、こんにちは。




　　　　


１９９２年４月１２日、北海道門別の牧場で１頭の牡馬が産まれました。
そして２年後中央競馬の競走馬となり、１２戦目で未勝利を勝ったもののその後は全く伸びず、６才になって地方競馬に移籍するも３戦しただけで登録抹消となってしまいました。
その後は大方の馬たちと同じ様に、人知れず消えていく運命でした。
でも、その馬には何かが付いていました。
彼の母系に強い思い入れのあった人が引き取りを希望してくれたのです。
命は繋がりました。
途中、福島から北海道への移動があったけど、彼の引退後は穏やかに過ぎていったのでした。

２００８年、２年に１度の引退馬協会のツアーがありました。
何故か彼はその日、今までに見せた事のない様なパフォーマンスをしてみせました。
その時の事はこちらに詳しく記してあります。(２０１０年　初めまして２　　どうやってもリンク出来ないのでバックナンバーから検索してくださいまし。すみませ～ん）

他にも名だたる名馬達がいたにも関わらず、みんなの心を釘付けにしたその夜、彼の処分の話が出たのでした。
今まで１０年間、面倒をみてきた方のアクシデント。
それにより、保証金の切れた時点で安楽死をさせて欲しいという、オーナーさん苦渋の選択が告げられたのでした。
今日の彼を見てきた人達に大きな衝撃を与える話でした。
「何とか彼を救いたい！」その場にいた人たちみんながそう望みました。
結果、会が設立され、彼の命はここでもまた繋がったのです。

それから５年間、彼は多くの人たちに愛され、牧場の顔となり、たぶん幸せな時間をすごしたと思います。
牧場で産まれた牡馬のお守役を２度も勤め、２頭目の牡馬を送りだした後、彼は倒れました。
それも、引退馬協会の代表やスタッフさん達や会員さん達が、たまたまそれぞれの用でその町を訪れたその日に。
最初は疝痛かと思われましたが、開腹し手術をしようとした時点でお医者さんが首を振りました。
そして、みんなが大慌てで集まった病院で、彼は安心したように目を閉じたのです。

ただの疝痛で預託馬を死なせたとあっては、今まで面倒を見てくれた牧場長ご夫妻にどんな責任がのしかかってくる事か。
彼がそこまで考えたとは思いませんが、死因となった腫瘍やそれが癒着した腸、どうにも手の施しようがなかった事は、その場にいた人たちみんなが証人です。

彼の馬生はそういう不思議な偶然の積み重ねのようでした。
だから、たった１勝しかしていない、血統も取りたてて凄いわけではない、名も無い、いわゆるその他大勢の１頭でしかない彼が、２１歳まで生きてこられたのでしょう。


そのありふれた名も無い馬、マイネルスティングの今日は誕生日です。
彼と出会って、馬と云う生き物の不思議さ、可愛さ、面白さを教えてもらいました。
競馬だけではわからない馬の魅力を、彼は会う人達に伝えてくれました。
そして、後に残る仔達に命のバトンをしっかり渡していきました。
今は天の国でまったりしているであろう、そんなスティングに、ハッピーバースディを言ってあげたいと思います。


スティング、お誕生日おめでとう！

きっと心配してるだろうオキテはね、今も名古屋で頑張っているよ。
なかなか５勝目には届かないけど、オーナーさんやスタッフさんに可愛がられて、一生懸命走ってる。
そして、ブリダー婆ちゃんと一緒に見守っていたデンバーも、今はオキテと同じ厩舎さんにいて、この前１勝あげたよ。
５００キロを超すジャンボさんだけど、元気に頑張ってるからね。
そして、２頭目の相棒だったコスモセブンは、園田に移籍して初戦で勝星あげたんだよ。
昇給してちょっととまどっているけど、クラスに慣れたらきっと力を出してくれると思う。
オキテの妹スタンダードスギも、やっと競走馬らしい走りになってきたから。その内に嬉しい知らせが入って来ると信じてます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

牧場さんの方ではね、ベルモントナウシカに１０頭目にして初めて牡馬が生れたのですよ。
デンバーの弟です。

　

　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　ベルモントナウシカと牡馬（父、ゴールドヘイロー）


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


それから、１才になったセブンの弟のお守役としてビッグゴールドさんが任命されました。



　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　母、タケノハーモニーと当歳時の牡馬（父アサクサキングス）




　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　まだまだあどけないトネッコです。　　　　　　　　　　　



最初はやはりちょっと心配されたそうですが（何せオープン馬ですから）でも、すぐに仲良くなったそうです。
やっぱり一人より仲間がいた方が楽しいよね。
スティングみたいに、きっとゴーちゃんも若返っちゃうね（笑）。
ゴーちゃん爺や誕生です（爆）。

この分だと来年も、ゴーちゃん爺やは出番がありそうです。ファイト！ゴーちゃん！！



　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　ゴーちゃん優しい表情です。
　　　　　　　　　　　




　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　その内にお相撲とったり、かけっこしたりするんでしょうね。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

スティングも仲間がたくさんいて大変だろうけど、みんなが元気で頑張れるように空から見守っていてね！


スティング、ＨＡＰＰＹ　ＢＩＲＴＨＤＡＹ！！

　　　　　　　　　　　　　　　　

♪ さよなら３月、またきて４月 ♪

今年の春は早いです。
３月に入ったばかりの頃から、家の前や道路の雪がドンドン溶け始め、今ではもう殆ど地面がおおい尽くしています。
日差しもパワーを増し、優しげな風に草の香りが混じっているように感じます。
春めいた陽気につられて、ワンコと散歩しながらついついスキップなんぞやってしまいました。
２歩、３歩・・・ルンルンルン♪・・・・コケッ！
はい、何歩も行かない内によろけました。

単にリズム感の悪さなのか、もしや足腰が弱ってきているのか、悩んでます。　エドリンです、こんにちは。



　　　　　

３月２４日、オキテは５才になりました。
自分の事以外では、月日の流れは驚くほど早く感じます。（自分自身の時は２４才から止まっています。）
母のグレートテンのお腹あたりにひっついていた、脚ばかりひょろ長いおちびだったオキテ。
その母から離されて、マイネルスティングと一緒に広い放牧地に出され、だんだんと親離れしていったオキテ。
毎朝、スティングと一緒に走り、取っ組み合い、疲れたらのんびり草を食み、少しずつ成長していった日々。
そして、母やスティング、あれこれと細かく世話をしてくれた牧場のご夫妻や牧場の仲間達に別れを告げ、産まれて初めてたった１頭で向かったトレセン。
そこで優しく厳しく、競走馬としての基本を教えてくれた教官さん達。
そこにもやがて別れを告げ、今度は海を越え、長い長い旅をして始まった競走馬オキテと云う名前の馬生。

怪我をしたり、いろいろあったけど、スタッフさんや先生、そしてゆっくり育ててくれたオーナーさんのおかげで、古馬とよばれる今まで大きな病気もせず走ってこれています。
あと何年現役を続けられるかはわかりませんが、それまで、とにかく元気で怪我をしないで走り続けてほしいと願っています。


ささやかなオキテ会ですが、クリスマスと誕生日には会からプレゼントを送っています。
今年は、何か実用的な物をということで、オキテの厩務員さんに希望をお聞きしました。
調教用の面子が欲しいという事で、さっそく調べました。
そうしたら何と、オリジナルの物ができるという事がわかり、決定しました。
色やデザインをみんなで考え、作っちゃいましたよ！

そして無事、誕生日当日、オキテの元へ届きました。
２日後の２６日、３レースに出走したオキテのパドックを見てびっくり！！
あの調教用といってた面子が・・・パドックを周ってる・・・！
いつもは真っ赤のチームツノダの勝負面子の上に白のカバー面子をしています。
が、その日は、送った面子をカバー面子にしてくれたのでした。
優しい思い遣りです。
名古屋競馬応援団のフェイスブックにまで、「オキテ、いつもの角田メンコとちがうよ」とアップされていました（笑）。

そしてなお嬉しい事に、馬友さんがちょうどその日「名古屋に行く用があるのでオキテの応援してきます」との連絡が。
おかげで、デンバーとオキテの画像頂く事ができました。
マカさん、本当に有り難うございました(ペコリ）。

結果としては、デンバー２着、オキテ４着と、ちょっと残念でしたが、また次があります。ガンバ！ガンバ！！です。



　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　デンバー嬢、プラス４キロでまた５０３キロ。ビッグ女子です。




　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　厩務員さんよりけっこうデ・カ・イ（爆）




　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　競走馬らしくなったねぇ。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　

　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　このメンコ、オキテオリジナルだよ～～！




　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　この日のオキテ、８キロプラスの４９２キロでした。　でも、デンバーより少ない（ワォッ！）　





　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　何だかドヤ顔です（笑）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　どことなく貫録でた気が・・・・・（親ばかです、はい）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　

引退馬協会主催の「癒しの馬　写真展」北海道開催、３月２９日無事に終了しました。
前日、わざわざ千葉から来て下さった「サーチエネミーの会」の代表ママチさんと、午前中だけですがお手伝いしてきました。
競馬場だから、なつかしいお馬の顔を見に来る人が多いんじゃないかな？と期待していたのですが、どうやら“　花より団子、馬より馬券　”的な方が上回ったようで、ちょっぴり想定外でした。
それでも、競馬場スタッフの女性の方が、まだ準備段階の会場で一枚の写真の前にたたずみジィ～っと眺めていました。
何となく気になってお声をかけてみると、その方が見ていたのはマイネルディンプル君。
「この仔が乗馬時代、良く乗せて貰ったんです。　元気にしているのを見て嬉しくて・・・・」
そして、「本当に賢くて良い仔でした。」と、ディンプル君の会の資料を胸に抱えてお帰りになりました。

また、２人連れでいらした女性の方たち、なんとヤシマソブリンを見守っていらした方たちでした。
１９９４年のラジオ短波賞勝馬で、あの早世してしまった３冠馬ナリタブライアンと闘ったヤシマソブリン。
ブライアンにはかなわなかったけれど、ダービー３着菊花賞２着は立派な成績でした。
種牡馬引退後は北海道で余生を過ごし、２０１３年に旅立ったそうです。

こういう出会いがあるから嬉しくなるのですよね。

北海道開催はこれで終了となりましたが、もうじき、今度は京都競馬場で開催されます。
関西地方のかた、どうぞ楽しみしていて下さいね。




　　　　　　　　　　




　　　　　　　　　　





　　　　

４月１日、園田競馬７レースに出走したコスモセブン、クラスが上がってとまどったのか６着でした。
でも、まだまだ延びしろ一杯の３才です。
長い目で応援して頂けたら幸いです。
セブン、これからだよ！！



　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　「ボク、頑張るよ。応援してね。」ｂｙ　コスモセブン　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　
　「まだまだ若いデンバー、セブン、これからやで。　頑張りや。　オキテもよう頑張ってるなぁ。　怪我だけはせんようにな。　みんなぁ、おいらの可愛い仲間達、見守ってやってな。頼んだで。」　ｂｙエンジェルスティング