もう「どんだけ~~!」というほどお休みしてしまいました。
わたくし、生きておりますよ~(笑)。
言いわけとしては、新しく仕事を始め、それがまたチョウ忙しく、ゆっくりブログを書くゆとりがなかった・・・・それと、ほとんど牧場さんにも行ってなくて、画像もネタもない・・・・とまあこんな感じでした。
仕事の休みの関係で、これからも、以前のようにあちこちお馬に会いに行く事は難しくなるので、空き空きブログになると思いますが、忘れたころにでも覗いて下さったら嬉しいです。
それでもやっと先日、坂本牧場さんにお伺いしてきました。
スティングとボンちゃんとブリダー婆ちゃんにご挨拶
今やスティングから引き続いて牧場を守っているモッヒー君です、
何だか凛々しくなった気がします。
そして、モッヒーと一緒に守っている(つもり)ジロー君です。 ビビりは少~し直ってきたかなぁ・・?
ゴーちゃんの生徒だったタケノハーモニー2014は、もう1頭の牝馬グレートテン2014と一緒に、セリに出る為の準備として、行儀作法を習ったり、毛艶などを良くして貰う為のコンサイニングを受ける為にクラックステーブルさんに行ってしまいました。
その為、ゴーちゃんの任務も終了。
来たる来年に備えて充電中です。
何たって来年には、ハーモニー2015とベルモントナウシカ2015の2頭の牡馬が、ゴーちゃん先生の教えを乞うべく待機していますからね。
2頭のチビさんVSゴーちゃん・・・・・・大変そうです。ガンバレ~~ゴーちゃん!!
このチビさん2頭が来年のゴーちゃんの生徒たちです。(後ろから慌てて走って来るのはタケノハーモニー母さんです)
(右)コスモセブンの弟に(左)デンバーの弟です。 どちらも腕白そうな顔してますね(笑)。
やっと追い付いたハーモニー母さんでした。
「来年も頑張りま~す。でも、チビ2頭かぁ・・・・ふぅ~~」 byビッグゴールド
そして、クラックさんにいる2頭の見習い生にも会ってきました。
ハーモニーッ仔の牡馬は大人しく落ち着いていましたが、テンッ仔の牝馬ちゃんは馬体も大きくガッチリしていて、お転婆娘全開です。
「これでも大人しくなってるよ。 トネッコの頃は我々に飛びかかってきたからねぇ。 どうなる事か心配したんだよ」
一緒に行った坂本さんが苦笑しながら言いました。
オキテもトネッコの頃はかなりヤンチャだったとかで、グレートテン母さんのDNAおそるべしです。
帰りのバスの時間もあるので、ちょっと慌ただしかったですが、ひっさびさにお馬の匂いを嗅ぎ、体温を感じ、その仕草に笑い、尖りかけた心がやんわり穏やかになった気がしました。
馬のいる風景・・・・これが私の原点だと確認して帰路につきました。
さて、名古屋で頑張っているオキテとデンバーですが、今、名古屋競馬場は砂の全面入れ替えの為、8月18日まで全休です。
なので、この暑さの中嬉しい夏休みになっています。
また、園田にいるコスモセブンですが、6月10日2勝目をあげました。
後方からの差し切りで、驚いたアナウンサーさん、名前を噛んでしまいました(爆)。
セブンらしい走り方が出来かけている気がします。
目指せ!園田の星!!
そしていつかフェブラリーステークスで第2のメイセイオペラになること、スティングと一緒におばちゃん達は願ってますよ!
そしてもう一つ嬉しいニュースです。
オキテの妹、川崎競馬のスタンダードスギちゃん、なかなか片目が開かなくて心配していたのですが、7月24日無事初勝利をあげました。
何でも、育成場から一緒に行った仔が、スギちゃんと一緒でないと調教できなかったとかで、ずっとその仔に合わせた調教しかできなかったのだとか。
やっと、そのお馬も慣れて来て、スギちゃん用のお稽古ができるようになったそうです。
これからだね、スギちゃん!!
そしてまた、デンバーの妹、ビジュレーヌが大井競馬からデビューしました。
1日も早く初勝利できますように・・・・・(祈)
その日偶然にも大井に行ってらした馬友さんが撮ってくれました。(父タイムパラドックス、母ベルモントナウシカ)
仔馬の成長は早いです。
昨日までお母さんにへばり付いていたと思ったのに、もう、草を食み走りまわっています。
私の遅れた時計も何とか調整して軌道にのせなきゃと、日々頑張っています。
まぁ私的な頑張りなので、ほどほどでしかありませんが(笑)。
こんな感じでのブログですが、これからもお付き合い頂けたら嬉しさの極みです。
どうぞ宜しくお願い致します。
おまけです。
先日クィーンカップがあるという事で、ちょっと検索していたらビックリする事がわかっちゃいました。
1967年に中山競馬場で行われた、第2回クィーンカップの勝馬は何とイチコでした。
イチコと云えばスティングのお婆ちゃんで、このイチコさんに思い入れのあった方がスティングを引き取り10年近く見守り、その後を引退馬ネットの「マイネルスティングの会」が引き継いだわけです。
つまり、スティングの命を繋いでくれたのはこのイチコお婆ちゃんなのです。
そのイチコお婆ちゃんの現役時代を知っている方が書きこみをして下さっていて、それによると、なかなか強いお馬だったようです。
桜花賞6着オークス4着と、クラシックにも出走するほどでした。
ただ、このイチコお婆ちゃん、もの凄く小さいお馬だったらしく365キロくらいで走っていたとか。
でもその方によると「こんなに小さくてこんなに強い馬はその後も見た事がない」そうです。
そして何よりその毛色が変わっていて、やや薄い茶色に少しピンクが入った紫がかった栗毛で、その方も2度と見た事がないと書いておられました。
光のさすパドックで、その美しい馬体が騎手を乗せ「キッ」と動かずにいた姿が今でも目に浮かぶそうです。
イチコお婆ちゃんはその後、26才で最後の仔供を産んだそうですから、丈夫で長生きしてくれたのだと思います。
後から、馬友さんが調べてくれたところによると、イチコさん57戦も走ったそうです。
57戦6勝。
小さくて、奇麗で、強かったイチコお婆ちゃん。
スティングと私たちを出あわせてくれたイチコさん、心からありがとうです。
偶然見つけた嬉しい嬉しいニュースでした。
猛暑が続いています。
皆様どうぞ、暑さ負けや熱中症に気をつけてお体ご自愛下さいね。