ひっさびさにパソコンからのアップです。
でも~
今回はお馬の話が中心ではありません。
なので、「じゃ、やだ!」という方はスルーして下さいませ・・・・・と言いつつ “本当にスルーされたらどおしよ”と怯えている、肝っ玉のちびっちゃいエドリンです、こんにちは。
岡本夏生さんというタレントさんをご存じでしょうか?
元レースクィーンとかで、奇抜な衣装でキャラキャラ騒いでいるイメージの方です。
私的には、特に好きも嫌いもなく、ただ、若いタレントさんに混じって必死で自分の居場所を確保している感じがして、何となく“頑張って!”と声でもかけたくなるような気がしていました。
ところが、たまたま、その方のブログを見て大幅に印象が変わってしまいました。
それは、イタリアのフィレンツェで見かけたペットショップの話でした。
日本のペットショップといえば、ガラス張りのショウウィンドウの中に沢山の小さな子犬や子猫がいたり、店内に沢山のゲージがあって、その中にやっぱり子犬や子猫が・・・・・。
中にはそういう生体販売をしていないお店もありますが、少数です。
お客はそれを見て、「可愛い!」と思わずお財布を開く。
確かに、よちよちしている子犬や子猫の愛らしさは言葉では表せないくらいの可愛さです。
でも、一生そのままではありません。
幼い時期はあっという間で、だんだんいたずらもするし、運動も必要になるし、予防注射や病気になったら病院代もかかります。
長毛の仔はトリミングも必要です。
動物の生は人間の何分の1です。
従って、老化も早いです。
10年もたつともうシニアです。
人間と同じ様に様々な老化現象も現れてきます。
でも、売る方はそんな現実の話はしません。
で、買っていく。
その内に、言う事を聞かない、吠える、トイレができない、部屋を汚す、などなど、諸々の問題がでてきて嫌になる。
最悪、どこかに捨てる。 または保健所に持ち込む。
もちろん、ちゃんと飼っている人がほとんどだとは思います。
ただ、こういう事があるのも事実なのです。
岡本さんはフィレンツェのペットショップを見て考えさせられたと綴っています。
そこには生きている子犬も子猫もいません。
あるのはぬいぐるみです。
フィレンツェのペットショップにいるのはぬいぐるみなのだそうです。
日本には悲しい事に、お金儲けのためだけに子犬を産ませ、量販店などに売る悪徳ブリーダーが存在します。
犬達はゲージの中に入れられっぱなしで、酷い場合は1年に2度の発情をホルモン剤で3度にされ、ただただ子供を産まされ、すぐに取り上げられ、また産まされる。
そして、体調を壊したり、産めなくなったら、ボロボロの状態で遺棄されたり、処分される。
そんな親犬達がたくさんいる事も現実なのです。
そういう廃棄犬をレスキューしているボランティア団体さんもあります。
もちろん、きちんと愛情を持ってやっているブリーダーさんも多いです。
この点は誤解しないでほしいです。
今、動物の生態販売をやめさせよう、とか、ブリーダーを認可制にしようという運動をなさっている方たちもいます。
でも民間でどんなに頑張っても、やはり行政が動かないとなかなかスムーズにはいきません。
日本はまだまだ動物愛護という点で、かなり後進国なのです。
良かったら、岡本さんのブログに目を通して見て下さい
岡本夏生オフィシャルブログ「人生ガチンコすぎるわよ」
“ペットショップ”という記事です。
私も今までに6匹のワンコさんと暮らしてきました。
それぞれ、18才、10才、14才、15才、19才、19才で見送ってきました。
ただこの中で私が本当に欲しくて、ペットショップまで行って手に入れた子は、2番目に飼った1頭だけなんです。
なのにその仔は、ペットショップからきた3日目にジステンバにかかっている事がわかり、何とか助けたいと1ヶ月以上毎日病院に通い、辛うじて命をとりとめる事が出来ました。
それでも後遺症が残り、てんかんに似た発作を起こしたり、まぁ、その頃は毎月獣医さんに行ってました。
先住犬の仔が焼もちをやいて、仮病使ったこともありましたっけ。
その仔は結局10年しか生きられませんでした(涙)。
他の子達は、知り合いが2匹買ったけど飼いきれないからと引き取った子や、友達が飼いたくてペットショップに頼んだけど、突然引っ越ししてしまい残されてしまった子とか、何故か様々な理由で私のところに集まった子たちばかりです。
でも、どの子も私にとってはわが子のように愛おしく可愛い子達でした。
今、私が元気に頑張っていられるのは、あの子たちが私を支えてくれて(今も)いたからだと思います。
生き物と暮らすという事は、その子の一生を背負うという事でもあります。
絶対に死ぬまでちゃんと面倒をみる覚悟と、それにともなう手間、費用などを納得したうえで決めないと、後で、こんなはずじゃなかった!と、ショックをうけて、もう可愛くない!となったりします(げんに私の知り合いにいました)。
今、保健所や愛護センターといわれるところには、本当に数知れない程の命が捨てられています。
ブリーダー廃棄、迷子になってしまった、誰かに捨てられてしまった子たちから生まれた野犬、野良猫になってしまった子、飼い主自ら‘もういらない’ともちこまれた子、etc・etc・・・・・。
これらの子たちはある一定期間をすぎると安楽死という名で処分されます。
でも、安楽死とは名ばかりで、ガスでの窒息死です。
人間を癒やすために生み出されたはずの彼らは、何もわからぬまま、冷たいコンクリートの檻に入れられ、苦しみもがきながら消えていくのです。
彼らが何をしたというのでしょう?
こんな苦しみを受けるような悪いことをしたというのでしょうか。
全て、人間がやってることです。
“たかが、犬猫だ”、残念ながらそういう感覚の持ち主がいまだ数多くいらっしゃるのですよね。
人も動物も同じ命、と考える人がもっともっと増えてきたら、最悪に後進国だと言われている日本の動物愛護もきっと変わると思うのです。
現実に、殺処分をなくして少しでも譲渡の道を見つけるために、犬猫ボランティア団体さんと協力して頑張っている保健所や、愛護センターが増えてきています。
ただ、それでも捨てる方が多くて追いつかない、というのが現状のようですが・・・・。
ちょっと重くて暗い話になってしまいました。
でも、明るい話題もあるのですよ。
スティングが居たS牧場さんの2代目ワンコ、ジロー君は保健所卒業生です。
牧場主さんのお友達のお友達さんが、保健所のサイトでジロー君を見つけ、引き取り手を探していたそうです。
で、めぐりめぐって、1代目クロ君を亡くした事を知ったお友達が牧場主さんに連絡してきたのは、明日処分されるというギリギリの時でした。
もう、犬は良いかな、と考えていた牧場主さんでしたが、状況を聞いて即座に保健所まで迎えに行ったそうです。
ジロー君も持っている仔なんです。
「過去はすてたでつ。 ボクは今を生きるでつ。」
今までどうやって生きてきたのかわかりませんが、人にあまり良くされた事がないようで、慣れないと異常に怖がります。
でも、少しずつ、牧場生活に馴染んできています。
特に、ゴーちゃん(ビッグゴールドさん)がお気に入りのようで、誰かがゴーちゃんのところへ行くと「僕も、僕も」とアピールします。
きっと日にち薬が、ジロー君の心を凍らせている、辛かった過去の氷河を溶かして、自分の周りにいるのは優しい人ばかりなんだと安心して、人大好きワンコになる日も近いでしょう。
ジロー君、良かったね!!
「今年は強いワンコになるでつ!」
今回はちょっと横道にそれた記事になりましたが、犬猫のような小さな存在すらも守れなければ、大型動物のお馬などはとうてい無理な話だと、私はいつも思っています。
どの生き物の命も同じ重さ、大切な命です。
人はその命を食して生きています。
せめて、救える命は大切にしてあげたい・・・・・それが人のために命を捧げてくれた生き物たちへの感謝の気持ちじゃないかなと思うのです。
長文、お付き合い有り難うございました。
お口直しに、2014年一押しアイドル、モッヒー君の画像をどうぞ~。
「アイドルなんて恥ずかしいでし。」
「ま、少しはいけてるかなとは思ってますでしけどね。イヒッ」
追伸です。
本日、1月27日、オキテ君、名古屋競馬第3レースに出走しました。
結果は4着でした。
寒いから無理はしないでほしいと思います。
暖かくなったらきっと・・・・・・!!!
また応援よろしくでっす!
S牧場さん、いつも画像ありがとうで~す!