20日付の女子ゴルフ世界ランキングが発表された。米国女子ツアー「マイヤーLPGAクラシック」で今季2勝目を挙げたキム・セヨン(韓国)は、世界ランク5位で変わらず、韓国勢では2番手をキープした。
国内女子ツアー「ニチレイレディス」を制した申ジエ(韓国)は4ランクアップの23位。韓国勢では朴仁妃(3位)、キム・セヨン(5位)、チョン・インジ(6位)、エイミー・ヤン(8位)までが五輪圏内。
イ・ボミは1ランク上げて15位としたが7番手、申ジエは11番手となっている。
前週の米国女子ツアーで9位に入った野村敏京は世界22位となり、盤石の日本勢1番手といった情勢。
一方で、日本勢の2番手争いは熾烈さを増してきた。ともに2ランクずつダウンした大山志保が43位、宮里美香が44位。前週の国内女子で3位に入った渡邉彩香が世界45位をキープして急接近。
大山と宮里の差は平均ポイントで「0.005」差、大山と渡邉の差は「0.06」差まで縮まった。
7月11日時点のランキングで決定するリオデジャネイロ五輪の代表争いは残すところあと3週間。
今週、米国では昨年宮里美香が優勝争いを演じた「ウォルマート NW アーカンソー選手権 by P&G」、国内では4日間大会の「アース・モンダミンカップ」が開催される。
以上、GDOニュース
世界ランキングの平均ポイントの計算式は以下のとおりとなっています。
●2年間のトーナメントで獲得したポイント/2年間の出場競技数=世界ランキング・平均ポイント
世界ランキングは平均ポイントでつけられていて、総獲得ポイント制ではありません。
2年間、もしくは直近52試合での総獲得ポイントを出場競技数で割ることにより、1競技あたりの獲得ポイントを算出します。
だから、大山と宮里の差が平均ポイントで「0.005」差、大山と渡邉の差は「0.06」差ということらしい。
メジャー大会優勝で100ポイントもらえるが、出場競技数で割られるので1ポイントが2ポイント加算になるようだ。
今回のモンダミンカップで優勝すると何ポイントか分からないが4日間試合なのでいつもの国内試合より多いと思われる。
優勝すれば0.06の差を埋めるには十分じゃないでしょうか?