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2017年01月05日 | 気になるネタ

米電気自動車(EV)メーカーのテスラ・モーターズは4日、パナソニックとの共同出資で米ネバダ州に建設していた新電池工場「ギガファクトリー」を本格稼働させた。生産した電池は年内に発売予定の新型セダン「モデル3」に搭載。長距離走行が可能な大容量電池の大量生産でコスト削減を進め、モデル3の本体価格を従来モデルの半額以下に抑える。EV普及に向けた突破口となるか注目される。

 4日に開かれた新工場の開所式で、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は「パナソニックの技術で長距離走行が可能になり、より多くの人がEVに乗れるようになる」と語った。同席したパナソニックの津賀一宏社長は「安全で高品質な電池を低コストで供給でき、社会が大きく変わる」と述べた。

 新工場の建設地は、ラスベガスから飛行機と車で約1時間半の砂漠地帯。敷地面積は約13平方キロメートルと電池工場としては世界最大規模だ。総投資額は50億ドル(約5850億円)に上り、電池技術を提供するパナソニックが1500億~2000億円を拠出する。パナソニックは大阪府内の工場でテスラ向け電池を生産してきたが、今後は新工場に生産を集約し、生産工程の見直しや量産効果などで生産コストを3割削減。EV向け電池の生産拡大の足がかりとする。

 電気自動車はガソリン車などに比べて走行距離が短いことと、価格が高いことなどが普及のネックとなっているが、モデル3は新工場で生産する円筒型小型電池を数千本搭載し、1回の充電で300キロ以上走行可能。電池のコスト削減により本体価格は3万5000ドル(約400万円)と従来のテスラ車の半額以下になる。



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