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熊本地震後2ヶ月増え続ける 「AC広告」

2016-06-16 | 広告・CM




ーーー日経ビジネス ーーー(一部転載) 藤村広平 2016年4月22日(金)

「熊本地震、CM自粛に見る企業の経験値」
ACへの切り換えは3.11より「九州限定」が多い

CM総合研究所(東京都港区)が在京5局を対象に実施した調査によると、
ACの広告が放映された回数は熊本地震が発生してから
6日間(4月14日~19日)に計650回。普段は平均すると1日数回で、
全く流れない日も珍しくないという。
「被害の全容がつかめていないなか、被災者の心情に配慮する」
(トヨタ自動車広報)。自社広告をACに差し替える動きが相次いでいる。

 ACは1000社を超える企業がお金を出しあって運営する公益社団法人だ。
1971年に設立され、公共マナーや環境問題の啓蒙広告を制作している。
ACは制作した広告をテレビ局に納入し、放映はテレビ局が判断する。
災害時だけでなく、スポンサー企業が不祥事で自社広告の放映を
控えたときの代打役にもなっている。

スポンサー企業は広告の放映中止を決めると、
まず電通や博報堂など広告代理店に連絡する。
次に、広告代理店が各スポンサー企業の意向を「自粛リスト」として各テレビ局に伝える。

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管理人

2016年4月14日熊本地震が発生しました。

2ヶ月経った今も、避難所生活をされている方が多くいらっしゃいます。
梅雨に入りさぞ不便な毎日でしょう、TVもラジオも思うように見られないでしょう
九州だけでなく日本全体で自粛ムードになるのは人間の心情としては
自然な事だったと思います。

その中でネットを中心に「不謹慎狩り」などホントいやな現象もおこりました。
ですから、企業が広告を自粛するのも解ります。
お酒やゲーム、パチンコ、車、大手広告が「AC」に変わりました。

しかし、今も「AC」が減らないイヤむしろ増えているとさえ思うのです。
統計的には解らんのですが、
特に三菱自動車は、燃費ねつ造で今後もTV広告は減る一方でしょう
今までの、三菱自動車の広告宣伝費は1000億だそうです。
震災前から、企業のTV広告費が減りネット広告費が増えていました。

2015年まとめの「広告宣伝費を削った100社」ランキングは
(広告費全体の順位なのでTV広告費だけの統計ではありません)

1位パナソニック、2位任天堂、3位キャノン、
4位スズキ、5位東芝、6位オリンパス、
家電、カメラ、車、デパート、化粧品会社、菓子メーカーと
TVコマーシャルの常連企業が軒並み広告費を年々削っているんです。

そこに来て今年の熊本地震です。とりあえず「AC」に切り替え
その後も「AC」、これからもズーット「AC」です。

「どんな気持ちかな?」と優しい声でささやかれ
イラっとしなければなりません、私だけ?

ACジャパンは、一般企業、放送業界、新聞業界、広告業界などが会員の
正会員社数1000社の民間団体です。決して政府広告ではありません、
なのに、この、押しつけ感!

7月を境に新しいAC広告に切り替わるらしいです。今放送されているのは、
2015年度キャンペーン版です。(2015年7月~2016年6月)
この6月がラストなのでバンバン使っている
それも、「AC」がやたら流れる一因かもしれません

いい事も何度も言われると嫌味です。
それに、私は3.1.1 後の「ACの子宮頸がん検診」の広告を許せません
これが引き金で子宮頸がんワクチンが広く一般に浸透しました。

これは、サブミナルだと思っています。
何度も繰り返し、国民に刷り込んでいます。道徳の教科書を立たせて読まされた
はるか昔の、言いようのない違和感を、「AC」を見るたび思いおこします。













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