2020東京五輪を考える・ミネラルランチの部屋

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オリンピックにまつわる疑問を偏見と思い込みで書いています

東京五輪国費、検査院が横断調査

2016-12-31 | 2020東京


東京五輪国費、検査院が横断調査 18年夏にも中間報告
朝日新聞デジタル 12/30(金) 13:35配信

2020年東京五輪・パラリンピックで国が支出する資金について、会計検査院が各省庁を横断的に調べ、18年夏をメドに中間報告を出す方針であることがわかった。東京開催が決まった13年以降に使われた資金を調査対象にする。

 国際的なイベントについて、検査院が開催前に全体的に調べた例はないとみられる。調査に踏み切る背景には国民の関心の高さもあるようだ。

 検査院はこれまでも若手選手の育成事業で不適切な会計処理を指摘するなど、東京五輪関連の事業を個別に調査してきた。中間報告に向けては、各省庁や各団体が五輪関連で使ったとされる国費を横断的に調べ、無駄遣いがないかなどを明らかにしたい考えだ。

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管理人

大晦日です!
このつたないブログも去年の夏より早や一年半
間違ってお立ちよりの方、
間違って読者登録された方、
なんかの検索に惑わされて、おいでになった方、
どなた様も、お付き合い頂きましてありがとう。
オリンピック関連のゴタゴタは、来年も続くでしょうし
ブログのネタは尽きません

BS12で年末特別番組・1964年東京五輪の記録映画
監督「市川崑」
1965年公開・映画「東京オリンピック」が放送されます。
それでも見て私は今年は閉めようと思っております

では良いお年を・・・









五輪バレー「有明」新設、小池知事表明へ

2016-12-16 | 2020東京



五輪バレー「有明」新設、小池知事表明へ 運営権売却も
朝日新聞デジタル 12/16(金)

 2020年東京五輪・パラリンピックのバレーボール会場を巡り、東京都の小池百合子知事は、既存の横浜アリーナ(横浜市)の活用案を見送り、「有明アリーナ」を新設する方針を固めた。運営権を売却することで民間資金を活用し、都民の負担を抑える方法を検討する。

 16日の定例会見で表明する。自治体が施設の所有権を持ち、運営権を民間に売却する方法はコンセッション方式と呼ばれる。自治体には売却益が入り、運営側には施設の利用料が入る。

 都は当初、有明アリーナを404億円で新設する計画だったが、小池氏が選んだ都の調査チームが見直しを提案。横浜アリーナでの開催も検討してきた。しかし競技団体などの反対で難しく、有明で決着させる。コストを下げ、整備費は339億円に抑える。

 小池氏は9日の記者会見で「パラダイムシフト(発想の転換)」に言及。「官から民へ、発想を転換するチャンスだ」と述べ、民間資本の活用を検討する考えを示していた。

 調査チームはバレー会場を含めた3会場の見直しを提言したが、3施設とも整備費を削減した形で都が新設することになる。

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(Wikipedia)
コンセッション方式とは
ある特定の地理的範囲や事業範囲において、
事業者が免許や契約によって独占的な営業権を
与えられたうえで行われる事業の方式 のこと

(Wikipedia)
2011年6月に改正PFI法が公布された。この法改正によって、
PFI法に「公共施設等運営権」という権利が新たに追加された。
国土交通省や内閣府では、公共施設等運営権が設定されたうえで
実施されるPFI事業の方式をコンセッション方式と呼んでいる。

(Wikipedia)
独立採算型が皆無だった日本のPFI
1999年のPFI法公布以来、日本のPFI事業は、
行政がPFI事業者に建設、維持管理の報酬を支払う
「サービス購入型」と呼ばれる方式が大半を占めており、
インフラの利用者が事業者に報酬を直接を支払う
「独立採算型」とよばれる方式は皆無に等しい状況であった。

行政がPFI事業者にサービス対価を支払う「サービス購入型」
への偏重は批判を招くことも多かった。例えば、「ハコ物整備に偏重している」、
「従来の公共事業を繰延べ払いにしただけではないか」といったものが挙げられる。

これまでの我が国のPFI事業数のうち、独立採算型の占める比率は極めて小さい。
これまで実施された事業の内訳を見ると、
サービス購入型が全体の約7割を占めている一方で混合型は約24%、
独立採算型は約4%にとどまっている。

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管理人

まあ長々と貼り付けたが、難しいことは良く解らない?
つまり、大家さんが国や東京都で店子に高く貸しつけてその後は
運営会社がコンサートやイベントで好きに儲けて下さいねって事だろう
違うか?おバカ主婦なので・・・
水道事業でコンセッション方式は広く普及したようだが

日本と違い海外のコンセッション方式は、
民間に投資させ施設を民間に所有させ、その後の施設管理も民間の責任で行い、
権利そのものを民間に与えるという仕組みだそうです。
(間違っていたらゴメン)

いくらで運営権を売買するか想像出来ないが、一括売買で無いなら、
その後の決算報告を何年も何年も、気長に目を光らせていなければ
元が取れているのか、赤字が膨らんでいるのか解らないのとちゃうのか?

当初言われていた、「有明アリーナ」の
五輪後の年間運営収入見込みは2.5億円
修繕費は年間4.5億円年間、2億の赤字!
この修繕費用を民間負担にしない限り、赤字は年々増えてくばかり
箱ものは年月がたてばたつほど、修繕費用がかさむ物だ。

目先のコスト削減のPRに惑わされて、まあいいじゃん建設費も安くなったしと
もはや、あきらめモードの都民の方達へ
ツケは、先になってから払う事になるのですぞ!






















<東京五輪>バレー会場「有明」で最終調整

2016-12-09 | 2020東京


<東京五輪>バレー会場「有明」で最終調整
◇都、移転全て断念 横浜市「開催は時間的に難しい」
毎日新聞 12/8(木) 7:30配信 (一部転載)

 2020年東京五輪・パラリンピックのバレーボールについて、東京都が「有明アリーナ」(江東区)開催で最終調整に入ったことが、複数の関係者の話で分かった。都の再試算で「有明」の整備費が、当初計画から65億円削減可能と判明。「横浜アリーナ」(横浜市)開催を断念し、小池百合子知事が移転を主張した3競技会場が全て当初計画の場所になっても、選挙公約の「五輪予算削減」が達成され、都民らの理解が得られると判断した模様だ。小池知事は、来週にも結論を公表する。

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管理人

結局元に戻るんだね
「有明」の整備費は404億円から340億~374億円に削減するらしいが
あくまで、青写真だ予算内で出来上がるのか?それを何処が保証する訳でもない
小池さんが頑張ってもやっぱり、IOCと組織委員会の癒着と各競技団体のトップの
お偉いさん達の頭の固さが何ともしがたい・・・



世界連盟(WBSC)のフラッカリ会長は福島県営あづま球場を
わざわざ雨の中視察し、ぬかるんだ土のグランドを見て
グラウンドの内野部分が芝ではなく土であることなどを理由に難色を示し、
主会場はIOC理事会で、人工芝の横浜スタジアムに決まる予定だそうだ、
福島開催はもはや無いだろう、

芝なんぞ、半年で生えるゾ!!
ほんとのホントは汚染された場所に近づきたくないのか?
「復興五輪」は絵空事になりそうです。