青山と言って、何を思い浮かべるか
東京の青山、愛知にも東成岩からいつの間にか変えられた青山駅、調べると新潟にも、岩手にもあるようですが
そんな青山たちのボスと思っているのがここ
西青山駅、この通り近鉄の駅で、隣には東青山駅、逆は伊賀上津の向こうに青山町という立地
阿保宿、阿保町の「あお」が青に変わって青山峠になったんじゃないかと個人的に推測してますが、そんな青山峠に位置する西青山駅
まずはホームをご紹介
名古屋、鳥羽を向いたホームはこんな感じ
すぐに青山隧道が迫ってます
架線柱の間隔が狭くなっているのは、隧道内のみ新幹線でも使われている吊架方式、コンパウンドカテナリーがスタートしているため
吊架線、ドロッパー線、補助用吊架線、ハンガー線、トロリー線と、いろいろ用いて160km/hまで対応できるらしいです
反対の上本町方
6両対応なので長さはあるものの・・・なにもない
街灯が無駄にしゃれている
無駄なんて失礼というかもしれませんが、2012年某日には、乗車人員1人を計上したこの駅です
うーん、1人か
ちなみに三重県統計書によれば、一日平均11人(2012)だそうで
ちゃんと屋根もあります
が、ホームに到達する階段がこの通りなので、雨の日は残念
非常に開放的な駅ですね
気になるのが、写真左から中央に掛けて、高架とは大きく外れて出っ張った作りの駅玄関
下りたところから階段に臨む
かなりの広さがあるものの、柵で仕切られているため、これはいわゆるデッドスペース
改札周りを見ると、なんだか内海駅を彷彿させる
もちろん無人かつ、券売機、改札機の類もなし
唯一あるのは簡易IC改札
一応ラッチもあるので、その気になれば有人改札も営業可能
そして柱には青山高原ハイキングコースの文字
かつては賑わったのかと思い、近鉄の打ち出している利用状況を見てみると、昭和39年には定期外乗車人員がなんと42,987人/年
単純に365で割ってしまうと117人/日になるものの、おそらくハイキングシーズンを中心にさそがし・・・おや
そういえば先の青山隧道開通とともに、単線でありくだんの総谷隧道や旧青山隧道などを通っていた旧線から切り替えているので、その4万というのは旧西青山駅のことで、この駅ではない
この西青山駅が開業したのは1975年11月22日というので、それ以降の数字を見てみると、およそ2万人
以降順調すぎるほど右肩下がり、その割には97年まで有人駅だった模様
結局、見越して余裕のある駅を造ってみたものの・・・という感じでしょうか
とにかく、ハイキングコースへ向かうため駅を出る
ご丁寧に公衆電話が置かれている
ちなみに、隣を走る国道165とは逆の南側に出るため、車でのアプローチはできないはず
ちょっと引いて駅玄関
緑に囲まれて、案内板を発見
Oh...いかにも前時代的な方々の笑顔が
コースは3つあるようですが、一番下のコースはもはや消えており、だいたい10km超の道のりを経て東青山駅まで行くらしい
いや地図上の線をたどると、3つ目は奥山愛宕神社を経て上津へ行くのかな
国道165から分岐してすぐに名もなき山へと突っ込んでいく道も気になりますが
さておき、コースを振り返ると・・・
あれ、早くも道を間違えたか
いいえ、これが正規ルート、青山高原の文字と赤い矢印が植物に絡まれながら主張しています
早くも登場するベンチ、と小屋
ベンチにたどり着く過程を考えると、もはや今立っている地面に座ったほうがなにかと
しかもベンチは苔むして、濡れている雰囲気
そしてその先は、こんな感じ
なぜか付いている轍こそあるものの、初っ端からコースがわからない
ちなみに現在地から駅を振り返ると
まだ駅が見えます
例の階段分レベルが上がっただけで、距離としてはほとんど進んでいません
もう帰ります
東京と大阪を結ぶ東海自然歩道の一部でもある様子です
そもそも歩く趣味はないのですが、なかなか歩きたくないハイキングコースな気がしてしまいます
晩秋~初春なら草木も枯れているからと思いをよぎらせたものの、ハイキングのシーズンではない気が
西青山駅、まあ、あれですね
東青山駅とセットで、東西の青山駅は隧道での有事の際に活躍する駅と思いますね
旧線時代のように活躍しないことを祈るばかりですが
2011.08.20/近鉄大阪線 西青山駅
東京の青山、愛知にも東成岩からいつの間にか変えられた青山駅、調べると新潟にも、岩手にもあるようですが
そんな青山たちのボスと思っているのがここ
西青山駅、この通り近鉄の駅で、隣には東青山駅、逆は伊賀上津の向こうに青山町という立地
阿保宿、阿保町の「あお」が青に変わって青山峠になったんじゃないかと個人的に推測してますが、そんな青山峠に位置する西青山駅
まずはホームをご紹介
名古屋、鳥羽を向いたホームはこんな感じ
すぐに青山隧道が迫ってます
架線柱の間隔が狭くなっているのは、隧道内のみ新幹線でも使われている吊架方式、コンパウンドカテナリーがスタートしているため
吊架線、ドロッパー線、補助用吊架線、ハンガー線、トロリー線と、いろいろ用いて160km/hまで対応できるらしいです
反対の上本町方
6両対応なので長さはあるものの・・・なにもない
街灯が無駄にしゃれている
無駄なんて失礼というかもしれませんが、2012年某日には、乗車人員1人を計上したこの駅です
うーん、1人か
ちなみに三重県統計書によれば、一日平均11人(2012)だそうで
ちゃんと屋根もあります
が、ホームに到達する階段がこの通りなので、雨の日は残念
非常に開放的な駅ですね
気になるのが、写真左から中央に掛けて、高架とは大きく外れて出っ張った作りの駅玄関
下りたところから階段に臨む
かなりの広さがあるものの、柵で仕切られているため、これはいわゆるデッドスペース
改札周りを見ると、なんだか内海駅を彷彿させる
もちろん無人かつ、券売機、改札機の類もなし
唯一あるのは簡易IC改札
一応ラッチもあるので、その気になれば有人改札も営業可能
そして柱には青山高原ハイキングコースの文字
かつては賑わったのかと思い、近鉄の打ち出している利用状況を見てみると、昭和39年には定期外乗車人員がなんと42,987人/年
単純に365で割ってしまうと117人/日になるものの、おそらくハイキングシーズンを中心にさそがし・・・おや
そういえば先の青山隧道開通とともに、単線でありくだんの総谷隧道や旧青山隧道などを通っていた旧線から切り替えているので、その4万というのは旧西青山駅のことで、この駅ではない
この西青山駅が開業したのは1975年11月22日というので、それ以降の数字を見てみると、およそ2万人
以降順調すぎるほど右肩下がり、その割には97年まで有人駅だった模様
結局、見越して余裕のある駅を造ってみたものの・・・という感じでしょうか
とにかく、ハイキングコースへ向かうため駅を出る
ご丁寧に公衆電話が置かれている
ちなみに、隣を走る国道165とは逆の南側に出るため、車でのアプローチはできないはず
ちょっと引いて駅玄関
緑に囲まれて、案内板を発見
Oh...いかにも前時代的な方々の笑顔が
コースは3つあるようですが、一番下のコースはもはや消えており、だいたい10km超の道のりを経て東青山駅まで行くらしい
いや地図上の線をたどると、3つ目は奥山愛宕神社を経て上津へ行くのかな
国道165から分岐してすぐに名もなき山へと突っ込んでいく道も気になりますが
さておき、コースを振り返ると・・・
あれ、早くも道を間違えたか
いいえ、これが正規ルート、青山高原の文字と赤い矢印が植物に絡まれながら主張しています
早くも登場するベンチ、と小屋
ベンチにたどり着く過程を考えると、もはや今立っている地面に座ったほうがなにかと
しかもベンチは苔むして、濡れている雰囲気
そしてその先は、こんな感じ
なぜか付いている轍こそあるものの、初っ端からコースがわからない
ちなみに現在地から駅を振り返ると
まだ駅が見えます
例の階段分レベルが上がっただけで、距離としてはほとんど進んでいません
もう帰ります
東京と大阪を結ぶ東海自然歩道の一部でもある様子です
そもそも歩く趣味はないのですが、なかなか歩きたくないハイキングコースな気がしてしまいます
晩秋~初春なら草木も枯れているからと思いをよぎらせたものの、ハイキングのシーズンではない気が
西青山駅、まあ、あれですね
東青山駅とセットで、東西の青山駅は隧道での有事の際に活躍する駅と思いますね
旧線時代のように活躍しないことを祈るばかりですが
2011.08.20/近鉄大阪線 西青山駅