23インチのワークブーツXL250Sと錆びオヤジとブロンコも

昭和のバイク、昭和の車が大好きな
オヤジがいじり壊したり
治ったつもりのやっつけ仕事を
綴った独り言です。

春なのに憂鬱な理由

2015-04-11 16:48:24 | XL500S

今週月曜日、6日のこと、

 

夜勤前だったが春らしい良い天気だったので渡良瀬遊水地へ出掛けてみた。

 

 

いつものとこで一服、

ふと足元をみるとブーツにオイルが垂れた跡がある、

「ん?」

エンジンに目を向けるとオイル漏れだ、

そこそこ結構な漏れ量

どうりで臭かった訳だ、

 

またヘッドカバーからか?

帰宅後確認してみると 「うそ?」

 

あの、噂には聞いてたロッカーアームシャフトOリングからです!!

(→ エキゾースト側です)

あの厄介なノックピンを抜くしかないようだ、

 

あーあ、これぞまさしく 「XL」 なんだと納得するしかなかった。

 

幸いなことに250Sはまったく漏れてなかったしにじみすら無い、

ピストンリング交換時はノックピンをバイスグリップで咥えたが抜けなかったのでそのままになってました。

いずれ、やるしかないのかもしれないが・・・

 

多少の漏れならかまわず乗ってしまう性格だが、多少の範囲ではなさそう・・・

やるしかない!!!

(XS750なんかやってるどころではない、自分のが先決だ!!)

 

登録前にヘッドカバーを開けたときのことを思い出す、

確かエンジンを下ろさないとヘッドカバーは外れないんだった、

 

このスタッドボルトが抜ければ下ろさずに済むがダブルナットを掛けても6㍉ではダブルが緩んでしまい抜けない、

スタッドボルトを抜かずにそのまま持ち上げるとフレームに当ってしまい数センチしか浮かないのだ。

 

仕方ないや・・・

エンジンを下ろすまでは行かないがボルト、ナットを外し

少しだけ右側にずらしカバーは外れた、

 

さてノックピンはどのように抜くか?

あちこちネットで探すと先端に切り欠きをつくりそこをタペット調整窓から叩いて抜くというのが

先人の知恵のようだ。

 

ダイソーのダイヤモンドディスクをベビーグラインダーに付け

あれ?

サイズが合わない、

では、

 

エアーグラインダーにセットし

(ちなみにここは会社の作業場、ベビーグラインダー、エアードリルは会社のです、仕事中にじゃないですよ!昼休みにせっせと削りました)

 

自宅に持ち帰りマイナスドライバーを切り欠きに当て、ガツンと一撃、

ん? 抜けた。

 

下側のピンが少し曲がったが無事抜けました。

 

シャフトを抜きOリングを外す、

左がエキゾースト、

もはやゴムではない、ラジオドライバーでこじるとポロポロと形が崩れてしまうほどだ、

 

デコンプのオイルシールも交換しましょ、

デコンプレバーのノックピン、

あれ?これも抜けない、

250Sのときはノックピンの自重で抜けてきた記憶がするが・・・

 

バイスグリップで咥え回転させながら抜けました、

外したシールと新品

 

と、ここで!!

あれれ?、

ヘッドカバーにこんなキズが・・・おいおいなんだよ!!

おそらく以前誰かが開けたときにドライバーでこじったんだろう

ヘッド側にも同じような跡があった、

なんでそんなことするかなぁ???

 

オイルストーンで磨いておきました、

 

ローカーシャフトにエンジンオイルを塗り新しいOリングを装着しノックピンを刺しさっさと仕上げたかったが

またまた嫌なのを発見してしまった、

 

ヘッドのここ、分かりますか?

 

拡大です。

なんと、ヘッドが割れてます

 

なんだこれ?

 

250Sのときを思いだす、

たしか、ここには何もなかったはず、

なのに割れてるのはなぜなんだ??

ヘッドカバーを確認して分かった!!

 

デコンプのノックピンが乗るとこだ、

そっか、このノックピンが完全に入ってない状態で無理やりヘッドカバーを締めつけてしまったに違いない

だからノックピンが抜けなかったんだ、

 

んっ、

そういえば登録前に開けたときに何本かのタップが舐めてたり違うボルトが刺さってたりしてた。

なるほど、

そりゃあタップも舐めるだろうし、カバーもゆがんだろう、

オイル漏れもするはずだ、

 

と、今日はここまで

 

次回につづく・・・