ジムニーが我が家に来た当初から、走行中後ろの方で 「ゴーゴー」 と音がしてたのはわかっていた。
ここ最近その音が異常に大きくなってきたので先日、修理しました。
まず、音は、タイヤの回転数に比例して大きくなる、 ってことは、リヤシャフトのベアリングかデフのどちらかだろう。
しかし、音が反響してしまって、左右どちらか、もしくはデフかはっきりしない。
そうこうしてるうちに、左リヤのバックプレートからオイル漏れがしてきて、左リヤのシャフトのベアリングが原因みたい。
まずは、タイヤを外しドラムを開ける。
すると、ライニングは、オイルでべチャべチャに濡れてる、こんなんでブレーキは効いてたんだろうか?
ドラムの内側もこんなに濡れてる、
では、シャフト外しを、
バックプレートとホーシング固定のボルト4本を外し-の、
サイドブレーキケーブルを切りーの
ブレーキパイプを切り離しーの
一度外したドラムとタイヤを再度付けーの
タイヤの内側を大ハンマーでひたすら叩きーの
で、抜けたシャフトがこれ、バックプレート付きで抜けます。
シャフトの右側の大きい方が原因のベアリング、怖いくらいグラグラでした。
そのベアリングをおさえてるのが左側のカラーです。
このカラーは再使用しないのでディスクグラインダーで削り取ります(途中まで削った画)
しかし、カラーが取れても、ベアリングが取れてこない、
仕方なく、ベアリングを大ハンマーで叩き壊し、やっと取れた。
オイル漏れを起こしていたオイルシールです。
ホーシング側をきれいにし、新品のオイルシールに交換、
不思議に思ったのは、ホーシングとバックプレートの間にガスケットも何もない、部品商に聞いたが確かに何もないらしい、
せっかく開けたのだから、液体ガスケットをひと塗りしておきました。
シャフトの方も新品のベアリングとカラーを打ち込み、ホーシングに入れ、ハンマーでシャフトを入れーの
サイドブレーキやブレーキパイプを元に戻す。
オイルまみれのライニングとドラムはパーツクリーナーできれいにし様子をみます、
ドラムを付け、お母ちゃんにブレーキを踏んでもらいエアー抜きをし、完了!
よっしゃ、試運転、
ん~ん、静かになった、
と思ったら、今度はミッションからの音が聞こえてきた、今まで、うるさくて聞こえなかっただけだった・・・
まあ、いいか