23インチのワークブーツXL250Sと錆びオヤジとブロンコも

昭和のバイク、昭和の車が大好きな
オヤジがいじり壊したり
治ったつもりのやっつけ仕事を
綴った独り言です。

ジムニーの異音

2013-03-07 17:41:55 | 車 メンテ その他

ジムニーが我が家に来た当初から、走行中後ろの方で 「ゴーゴー」 と音がしてたのはわかっていた。

ここ最近その音が異常に大きくなってきたので先日、修理しました。

まず、音は、タイヤの回転数に比例して大きくなる、 ってことは、リヤシャフトのベアリングかデフのどちらかだろう。

しかし、音が反響してしまって、左右どちらか、もしくはデフかはっきりしない。

そうこうしてるうちに、左リヤのバックプレートからオイル漏れがしてきて、左リヤのシャフトのベアリングが原因みたい。

 

まずは、タイヤを外しドラムを開ける。

 

すると、ライニングは、オイルでべチャべチャに濡れてる、こんなんでブレーキは効いてたんだろうか?

 

ドラムの内側もこんなに濡れてる、

 

では、シャフト外しを、

バックプレートとホーシング固定のボルト4本を外し-の、

 

サイドブレーキケーブルを切りーの

 

ブレーキパイプを切り離しーの

 

一度外したドラムとタイヤを再度付けーの

タイヤの内側を大ハンマーでひたすら叩きーの

で、抜けたシャフトがこれ、バックプレート付きで抜けます。

シャフトの右側の大きい方が原因のベアリング、怖いくらいグラグラでした。

そのベアリングをおさえてるのが左側のカラーです。

このカラーは再使用しないのでディスクグラインダーで削り取ります(途中まで削った画)

しかし、カラーが取れても、ベアリングが取れてこない、

仕方なく、ベアリングを大ハンマーで叩き壊し、やっと取れた。

 

オイル漏れを起こしていたオイルシールです。

 

ホーシング側をきれいにし、新品のオイルシールに交換、

不思議に思ったのは、ホーシングとバックプレートの間にガスケットも何もない、部品商に聞いたが確かに何もないらしい、

せっかく開けたのだから、液体ガスケットをひと塗りしておきました。

 

シャフトの方も新品のベアリングとカラーを打ち込み、ホーシングに入れ、ハンマーでシャフトを入れーの

サイドブレーキやブレーキパイプを元に戻す。

オイルまみれのライニングとドラムはパーツクリーナーできれいにし様子をみます、

ドラムを付け、お母ちゃんにブレーキを踏んでもらいエアー抜きをし、完了!

 

よっしゃ、試運転、

ん~ん、静かになった、

と思ったら、今度はミッションからの音が聞こえてきた、今まで、うるさくて聞こえなかっただけだった・・・

まあ、いいか