安くて美味しいワインはどれ? 安旨ワインつれづれ(安旨ワインと日々の出来事)

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キルヒ家 シュベート・ブルグンダー クヴァリテ・ツヴァイン2014 ドイツの赤です。

2016-07-05 13:10:03 | ワイン


ドイツで友人が仕入れてきた、フランケン地方の赤ワイン。
ドイツは白ワインが有名ですが、世界的な赤ワインブームのため、ドイツでも赤ワインが多く作られ始めています。

赤ワインの作付面積は、1979年には全ブドウの作付け面積の11%だったのが、1998年には23%と倍増したそうです(少しデータが古いですが)。

ドイツで白が多かったの要因のひとつに、地理的な面があります。ブドウ栽培の北限地域に位置しているため、赤ワイン用のブドウの栽培にあまり適していなかったのです。ただ近年品種改良や栽培法の向上などで徐々に赤も増えてきたというわけ。

今回飲んだシュベートブルグンダーはドイツでもっとも多く栽培されている赤ワイン用のブドウで、シュベートは「遅い」、ブルグンダーは「ブルゴーニュのもの」といった意味となります。「遅く熟するブルゴーニュのもの」つまりピノ・のアールのことなのです。ピノ・ノアールは冷涼な気候を好むので適していたのでしょう。



このワイン、変わった形のボトル、マティウスを連想させます。グラスに注ぐと淡いルビー色。薄い感じ。
飲んでみるとフレッシュで美味しい。最初の印象はピノ・ノアールのよう(この時点ではまだピノとは知りませんでした)。
果実味いっぱいのジュースのようではなく、色の印象からくるのか、ちょっと繊細ではかない感じを受けます。
始めて飲んだドイツの赤ですが、なかなかいけましたよ。

しかし、英語が達者なわけでも、フランス語がわかるわけでもありませんが、う~ん、ドイツ語はあまりにも見慣れないのでエチケットを見ても、最初はとりつく島もありません。少しは勉強しなくてはね。